山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

素朴な 秋の野草

2012-09-10 20:05:59 | 日記

ゆるやかな曲線を描きながら野原に群れて咲いている、「水引草」
かいなしや、水引草の花盛り と言う句に詠まれるとうり、
その花姿は控えめではかなげです。
晩夏から、初秋にかけて咲くこの花は ススキなどと共に良く生け花として玄関等に飾ります。
秋のわびしさと、はかなさを代表するような花です。


山里に、他の植物に絡みついてさく その名も嫌われ草の 「へくそ蔓」
茎と葉が独特のいやな香りをすることからこんな名前が付けられました。
でも、花はこんなにも可愛らしくて、別名は 「早乙女蔓」 とも言います。


野生の 「ほととぎす」 です。
園芸種との違いは、花期がとても短いことです。
最も美しい姿を写真におさめようとしても、半日くらいでその姿が変わってしまい
うっかりしていると、一番綺麗な時を見過ごしてしまいます。
秋に咲く花は、なんとなくどの花も花期が短いような気がいたします。
やがて訪れる生命の転機に、早々と準備しているのでしょうか?
コメント
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