秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

ホンマかいな、の続き。

2011年05月23日 14時40分01秒 | ハマチャンネル

 5月8日に書き込んだお話の続きなんですけどね。中学時代の
同級生のO君のコト。忘れた人は読み直して復習するように!

なんて必要はないんですけど。約束通り土曜日にK君と来店して
くれました。ほんと、何十年ぶりだろう。

人によっては数十年を経るとまったく人変わりしてしまう場合もある
けど、彼の場合、店の戸を開けた瞬間にすぐ分かりましたネ。

良く考えてみたら、当時彼は野球部で坊主頭。で、今は住職で丸坊主。
こりゃ違和感ないわナ。

K君の情報によると彼は、洛西の山中の寂れた寺の住職を兼ねつつ
陶芸に精を出している、とのコトでした。

てっきりその暮らしを続けていると思っていたら、なんと山を降りて現在
桂にある寺の住職を継いでいると聞き、びっくり。

お父さん(坊さんです)の寺は長岡京の奥海院寺にあったのですが、一昔
前に長岡から桂へ移転されたそうです。

その寺を引き継いだそうなんですけど、驚いたのは先日「阿弥陀寺」を探索中、
何気なくこんなトコにも寺があったんだ、と写真に収めたのが、その寺でした。
(多分使うことはないだろう、と思ってたんですけど)

ありえないような偶然です。いや、偶然ではなく、法然様のお導き?

洛西の寺は檀家さんも10軒ほどで年収も100万ほどだったそうです。まぁ
それで10数年暮らしていたんだから、たいしたもんです。

桂の寺は檀家数も100軒を超すから、ようやく一息つけるって言ってたけど、
どっちの暮らしが彼にとって幸福だったのかは本人にしか分かりませんネ。