秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

春らんまん。

2011年05月06日 08時44分24秒 | Weblog

 タイトルを「春萌え」にしようと思ったけど、さすがにこの年で
「萌え」は恥ずかしいやね。(こう見えてもシャイなオヤジです。)

街中にいると、季節の移り変わりは気温で感じるくらいですが、
それすら空調の効いた室内にずっといると鈍化しています。
 

しかし、一歩郊外に足を伸ばすと、季節の移ろいを五感で感じ
ることができます。とくに生命の息吹を一番感じるのは春ですナ。

忘れかけていた「草いきれ」という言葉を思い出すことができるの
は、まさに今の季節ならではです。(草いきれの季語は夏なんですけどネ)
 

別に渋滞の高速を利用したり、人だらけの行楽地にでかけなくても
ちょっと郊外にでるだけで、これだけの春を感じることができる京都、
いや、日本はありがたい国だとつくづく思います。

今朝のご飯の友。丹後産の「花山椒の佃煮」。口の中も「春萌え」、いや、
違った「春らんまん」であります。