秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

ア~ユ~(鮎)はサカナァ(魚)~?

2010年07月11日 09時28分50秒 | Weblog
コレは中学時代の英語教師が事業中にかましたベタなギャグ?です。まだ生きてるかなぁ、
あの先生。きっと定年まで言い続けていたんでしょうね。

当店のメンバーさんたちと来週末に郡上八幡へ出かけます。今年の鮎はどうなんだろう?

一昨年は豊漁、去年はイマイチだったそうです。釣りはイロイロやったけど、ナゼか鮎釣り
だけは手を出しませんでした、ワタクシ。理由はイロイロあるけど、それはおいといて。

鮎釣りのインストラクターのS氏によると鮎釣りに参入する若い人は激減しているそうです。

理由の一つが道具や竿が高価すぎて手が出ないから。そりゃそうだ、ちょっと良い竿なら
2,30万はざらですから。メーカーも性能ばかり追及していて購入者層を無視していると近い
将来先詰まりになるのはわかっているはずなんですけどねぇ。

ま、ワタクシが心配してもしょうがないワナ。

その鮎なんですけど、ここ数年漁協を悩ませている「冷水病」の問題はまだ解決していない
様子ですね。ワクチンみたいなのは出来ているらしいけど、投薬の方法がみつからない。

そりゃそうだ。「おい、今年はもうワクチン接種受けたか?え、まだかいな。早いこと病院
行かなあかんでぇ」なんて鮎が自主的に病院にいくわけないですからね。

川にワクチンを流したところで、あっという間に流れ去っていくもんねぇ・・・・。

この「冷水病」は漁協関係者や鮎釣師以外にはあまり問題視されていません。別に「冷水病」
にかかった鮎を食べたところで人体に影響はないからでしょう。

それと、「アレ?私、今年は鮎食べたかしら?」なんてヒトも多いと思いますからね。

人体に影響がない、といわれているのに大騒ぎになる牛肉とは大違いです。

食生活の変化にもよるのでしょうが、それだけ今の人間は自然界に目が向けられていない
証拠ですナ。生態系がどう狂おうと毎日のように食べている牛肉のほうが大事ってコトなのでしょう。

まぁ、育ち盛りの子供のいる家庭にとっては自然界がどうのこうのより、毎日の食生活の
ほうが大切なのはしかたないですよね。


↑これは郡上八幡のサンプル工房で製作されたモノ。各工房でサンプル製作が体験できます。