秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

大相撲ねぇ・・・。

2010年07月02日 08時49分52秒 | Weblog
サッカーの話題も一段落したら、やはりスポーツニュースでは大相撲協会の話ばかりになる
んでしょうかねぇ。

賭博業界?のヒトと相撲協会なんて付かず離れずの間なんてことは周知の事実なんですけど、
まぁ、これも時勢なんでしょうか。安部譲二氏も「相撲、役者、渡世人、芸者は下町の四兄弟」
なんて書いておられるほどなんですけどね。

まぁ、難しいことは私にはよくわかんないですが、相撲といえば思い出すのが福井県の鷹巣
海岸です。若い頃、友人の実家(寺)がその近所にあったもんで毎年のように出かけていました。

ある年のこと、駐車場になったいた浜で乗っていた車のタイヤが砂に埋まって立ち往生した
ことがありました。小石を入れたり、アクセルを思い切り吹かせたりしたけどどうにもならない。

と、アクセルを踏んでたら急に車が発進して抜け出すことができたんですよね。

バックミラーで確認したら、抜け出した場所になんと相撲取りの若い衆が二人立ってました。

あの海岸は部屋名は忘れたけど、毎年相撲部屋が合宿にきていたのです。

「ごっちゃんです」、と言ったかどうかは忘れたけど、御礼を言ったら、はにかんでいた二人
はまだ髷も結いたてみたいな若者でした。出世したかなぁ・・・・。(もう引退している年だけど)

それはともかく、最近のマスコミの相撲業界へのバッシングはなんだか「魔女狩り」みたい
でいささか気味悪く感じられるのはワタクシだけでしょうか。

まぁ、マスコミなんて川に落ちた犬に石を投げつけるような輩が大勢集まってる世界です
からね。おっと、またエラそうなこと言ってしまった、ゴメンチャイ。

これも横綱をはじめ、上位陣にいる関取たちが外人ばかりになってしまったから、ここらで
ひとつ浄化してクリーンな相撲界をアピールして若い子の参入を図るための作戦なんでしょうか?

でも、無理だと思いますけどネ。公園なんかで相撲とってる子供たちなんて最近とんと見かけ
ませんから。親たちも怪我をしたり、させたりしたら問題になるからさせたくないのかも知れ
ませんね。

私の小学生時代の休み時間は、よく砂場で相撲とっていました。サッカーや野球はゲーム
セットまで時間がかかるから、それは放課後の楽しみで、てっとり早く勝負がつく相撲に
人気があったんですよね。

相撲だと二人だけの勝負になるから、友人が「とっかん」なんていうワケのわからん遊びを
考えついたこともありました。

これは大勢で「とっかん~!」と叫びながら砂場で戦う、いわばプロレスのバトルロイヤル
みたいなモンです。

バカばかり集まったグループでしたが、さすがに意味のない不毛な遊びだと気がついてすぐ
に廃れてしまいましたけど・・・。

まぁ、あのころは携帯ゲームもない時代でしたから、いろんな遊びを考えついたものでした。

一方的に与えられる情報やゲームになれてしまうと、ながれてくるニュースなどにもまった
く疑問を持たない人間ばかりになってしまうようでイササカ怖い気もする今日この頃・・。