秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

加賀の友禅斎。

2008年03月15日 07時40分18秒 | 旅ゆけば
金沢、といえば以前お話した、晩年友禅斎がすごした街です。

虚像、という話は一応置いておいて、ここでは友禅斎が晩年を金沢の御用紺屋、
太郎田屋に身を寄せた、という話を信じて話をすすめます。

前回、日置清親と友禅斎が別人だ、という説は彼が金沢(能登)の
出身だったという仮説を信じたとして、の話です。

日置、という姓は京の八坂郷の地に狛氏が帰化して、その子孫に日置姓が
多い、という根拠から。(八坂郷はおおまか祇園あたり)

また、清親は友禅斎の弟子、という記録もあるようですが、私は友人、共同執筆者
、と考えて話をすすめております。

話をすすめる、と、いってもはたして完成するかどうかわからないんですが、
いつか纏めてみたいと考えております。
  
さすがは加賀。着物好きな方が多いですね。これは二重紗。↑