秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

秀明百話その11。

2008年01月16日 07時41分25秒 | 秀明百話
うちで一番最初に飼った猫は綺麗な毛並みをしたオス猫でした。

毎朝ほぼ同じ時間に枕元にやってきては、ワタクシの顔を舐めて、
起こしてくれてました。これは早く餌を食べて表で遊びたいからです。

ときには布団の上を駆け抜けて枕元にやってくることもあって、
コレコレ、ご主人様を足蹴にするとは何ゴトぞ!と叱ったこともありました。

オス猫だから、外で遊ぶことが大好きで、それがアダになって車に撥ねられて
逝ってしまったんですが。

その「ふう太」が、ときおりやって来るようです。(名は「ふう太」でした。)
きまって明け方、眠っているワタクシの掛け布団の上を、トントントンッと
駆けていきます。

そんなときは、布団の中でしばらくまどろみながら、胸に温かなものが満ちて
くるんですよね。

夜明け前の寝床で中年男が微笑んでいる図はキショク悪いけど、ケシテ、
イヤラシイ妄想をしているワケではありません。

引越し先にもついて来てくれるだろうか?こないとホントに「迷い猫」に
なってしまうぞ。

ところで、この「百話」は自分が体験、または身内など信憑性の高い話しか
とりあげておりませんが、ときにはフィクションも書きたくなるんですよね。

で、暇な時間をみつけてはコツコツ書き溜めているんですが、この作業中に
よくおかしなコトがおこります。

触れもしないビデオが急に巻き戻されてデッキから飛び出たり、無人の
キッチンで物が落っこちたり。(ウチはまだビデオです・・・。)

発表する予定もない無駄話に時間かけてるんじゃないよ、という誰か、からの
サインかも知れませんね。