秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

夢のお話。(百話その11)

2008年01月07日 08時05分17秒 | 秀明百話
今年の初夢は・・、覚えていない、と、いうか「今日みた夢が初夢」という自覚が
ありませんでしたね。それだけ正月らしさが失われつつあるのか、単なるボケの
進行のせいか?

その代わりと言ってはなんですが、(脈絡は無いけど)夢の中に出てくる場所で
いつも同じ場所ってありませんか?

それが思い出深い出来事があったとか、現実に生活している所ではなくて。

ワタクシには一つ二つあります。一つは大きな池のそば、小さな社と古びた農家が
その舞台です。

池の水面をボンヤリ眺めていたり、農家の軒先を覘いてみたり・・。
これといった事件も無く、ただ日常生活を観察しているだけの妙に心落ち着く風景です。

年に数度の里帰り?ですけど、「約束の池」と名づけて密かな楽しみにしています。

昔、時折飲みに出かけていたカフェバーのママ、夢の場面は、いつも同じ峠道。
そこには必ず白髪をザンバラに乱した老婆が立っていて、彼女を見ると、

「ここは鈴鹿じゃ!!」と叫ぶそうです、訊ねてもいないのに。

今ではフロイトの夢判断は学説的に疑問視されているそうですが、学説よりも、
その前夜の体調や、あくる日に起こったことなんかと照らし合わせてみるのも
一つの楽しみ方かもしれませんね。

正月の暇つぶしに。→
「新耳袋」に登場した太秦の「幽霊マンション」追跡レポートに興味をもって
買ってしまった・・。

新耳袋の初版を買って読んでから、すでに数年経過しているのに、風化するどころか、
すっかり京都の心霊スポットとして定着していたんですね。
それだけインパクトのあるお話でした。

ウチでも、あのマンションだ、いやあそこのほうが、ピッタリだ、なんて話して
いた事がありました。

確かめに行くほど酔狂でもないし、時折それらしい建物の前を通過するときに、
このマンションかも?くらいにしか思ってませんでしたけどね。

若い頃、そんなスポットを面白半分で夜中にでかけて、エライ目に会って以来、
不謹慎な行為は控えるようにしております。

ただ、そろそろ転居先を決めなくてはいけない、しかも初詣でひいたお御籤、
転居先の「吉」がうちからだと、そっち方面なんですよね~。

家賃は格安らしいし、考えてみるか・・・・・。やっぱりヤメとこ。