優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

1987年1月の日記より(生後9か月)

2020-04-24 12:55:11 | 日記
1月5日
 いよいよSUも9か月になり食事も3回食に。母乳も徐々に減らしていこうと思いますが、ミルクをあまり飲みたがりません。左手の指しゃぶりが頑固になっています。
1月7日
 年末からSUの日課にTVが加わりました。朝8時から30分間の「ポンキッキ」です。終わりの方に流れる「いろんなくるま」が好きで、そこだけは真剣に見ています。やっぱり男の子だなぁ。
1月9日
 昨日やっとはいはいができるようになったと思ったら、今日はもうとっとこ上手に進めるようになりました。哺乳瓶の乳首を別のものに取り換えてみたらミルクを飲むようになりました。断乳間近か。
1月11日
 SUに「うたのえほん」を見せると「うー、うー」と言います。うたのつもりなのかな。お父さんの眼鏡に興味津々です。しょうがないので古い眼鏡を貸してあげると満足げな顔。あんなものでどうやって遊ぶのかと思って見ていると、とにかくひっくり返したり逆さまにしたりして喜んでいます。へんなの。
1月12日
 三回目の予防接種。他の子が泣いてるのを見ても我慢していましたが、さすがに注射の針が近づいてくると「えーん、えーん」。
1月13日
 どか雪が降り、この冬初めての除雪車が来ました。今ではもうはいはいで部屋から部屋へあっという間に移動しています。
1月17日
 お父さんが帰宅すると、まとわりついてご飯もゆっくり食べられないほどです。新聞を広げると上に上がって来て、遊んでほしいアピールです。絵本の猫を見せると「にゃー」と言います。
1月23日
 今週初め、SUの足の小指に、おばあちゃんが編んでくれた靴下のゴムが引っかかってたのに気づかず大騒ぎになった。大事には至らなかったのだけれど、泣き止まないSUの原因にしばらく気づけなかったということがとても悔やまれ、私はそのことでかなり落ち込んだ。そして週末の今日、今度はおばあちゃんがミルクを飲ませようとしてSUの顔にガバッとこぼしてしまった。おばあちゃんは「目に入った⁉耳に入った⁉」と青くなっていたがSUはびっくりして泣き出したものの大丈夫そうだったので、大変なことをしたというおばあちゃんに、大丈夫ですよと落ち着いて声をかけることができた。今週はSUにとって災難続きの週となってしまった。
1月24日
 SUはテーブルにつかまって、よいしょっとばかりに立ち上がりました。やった、やった、とみんなで喜んだらSUは得意になって次々にいろんなものにつかまって立っていました。
1月27日
 少し伝い歩きができるようになりました。気に入らないことがあるとキーキー声を出して抗議します。ほとんど昼寝もせず遊びまわっていたので夜9時に眠りにつき、やれやれと思っていたらお父さんが酔っ払って帰って来て「SUちゃん」などと言いながら酒臭い息を吹きかけていました。
1月31日
 お父さんにSUを見てもらって買い物に行って来たら、目を離したすきにほっぺをぶつけたらしく青あざになっていました。お父さんも青くなって心配していました。上の前歯が顔を出したので、ベビー用の歯ブラシを買ってきました。

(初めての子の育児は初めて尽くしなので、誰もがてんてこ舞いする様子が思い出されました。
晩年は認知症のため困った行動が多く会話も成り立たなくなってしまった義母ですが、初孫であるSUのことは本当にかわいがってくれました。
こうして過去の日記を読み返すことでそのことを思い出し、感謝の気持ちを上書きしていこうと思いました)