優しさの連鎖

いじめの連鎖、って嫌な言葉ですよね。
だから私は、優しさの連鎖。

日記より

2020-02-17 08:26:28 | 日記
去年の11月。
次男に恩師の先生から喪中欠礼のはがきがこっち(実家)に届いていることをメールしたら、ついでにという感じで「お母さん、おばあちゃんになるかもよ」と返信があり、赤ちゃんが出来たことを知った。予定日は7月とのこと。
初めての子は親も初めて尽くしで大変な事だろう。そこで思いついて、捨てないで今まで取っておいた自分の日記を引っ張り出してきて読んでみた。妊娠が分かってから出産するまで、それからは育児の記録として数年間日記をつけていたのだ。
自分が書いたのだから、いくら何でも読めば思い出すだろうと思っていたのだが、思い出せたものもあるが忘れ去っていたこともあり、へぇ~、そうだったのかと驚いた。

臨月になり実家に帰省していたころの日記より
 父と母が、M(妹)が生まれたときのことを話していた。私も覚えている。
(妹とは8歳年が離れている)
 母が夜中に破水した。私は小学2年生だったので両親が慌ただしくしているので目が覚めた。当時我が家には車も電話も無かった。
(これにはびっくり。そんな時代だったのね)
 それで父が吹雪の中、駅までタクシーを呼びに行ったのだった。
(妹が生まれたのは12月だものね)
 そして父と母は病院へ。
 夜が明けて、吹雪の中私が歩いて学校へ行く途中、父が向うから自転車に乗ってやって来た。
(父は自転車で行ってたのか!)
 私に「さっき生まれたよ!女の子だ」と言ってすれちがった。
 私は「やったー!」と思って嬉しくて、学校に着くとすぐに仲の良かった男の子に言った。
 「家に赤ちゃん生まれたかどうか?」
(これは覚えてる。その子の名前はJ君だ)
 その子が「生まれない」と答えたので「残念でした!生まれたんだよ!」って得意になって言ったのを覚えている。

妹が出来てうれしかったという気持ちはともかく、J君を「残念でした!」ってぎゃふんと言わせた爽快感をよく覚えているのは…(笑)