6月22日(木)の朝の散歩について
5時10分前に犬の散歩に出掛ける。今日は木曜日。
隣の駅の近くまで行きヘアピンカーブを回るコースを歩く。曇り。
犬は朝早くから散歩に行きたい素振りを見せる。畳の上でお座りをする、背伸びをする、玄関に行って吠えたりする。この組合せを何度か繰り返す。しばらくは放っておいたが、私も目覚めてしまったし犬は急を要しているかも知れないと思い起床した。
冷蔵庫の冷凍室から食パンを取り出してオーブントースターの中に入れる。散歩から帰って犬に与える食パンである。散歩から帰った頃には自然解凍されている。
南の門から出る。街灯が点灯しているが殆ど用をなしていない。曇っているとはいえ、外はもう十分明るいのだ。いくらLEDだといっても電気代がただになる訳ではあるまい。
あちこちから小鳥の声が聞こえてくる。カワラヒワ、スズメ、カラス、ウグイス、ホトトギス、シジュウカラ、それに私の知らない声で鳴く鳥。
犬が芝の所で何かを嗅いでいた。私は写真を撮ろうとしゃがんだら蚊が飛び出てきたのでさっと立ち上がって避けた。
簡易橋の袂のネムノキは花が満開であった。木の上部はことごとくピンクの花で覆われていた。簡易橋を渡っているとカナブンが路面に止まってじっとしていた。少し先に小型のコフキコガネが同じくじっとしていた。何故、ここにと思ったが、今は消えているが、照明があるからだ。夜にやってきて照明の周りを一晩中、飛び回り疲れ果てたのだろう。
5時25分に帰着。北の玄関で犬に餌をやり南の家に連れてくる。そして自分の朝食を取る。
昨夕の散歩について
4時5分前に犬の散歩に出掛ける。
公園もグラウンドも子供たちが色とりどりの服装で元気に遊んでいた。そうか、今日は水曜日だからだ。水曜日は小学校は早く終わるらしい。
公園のナンキンハゼの木には穂を出しているのといないのとがある。早稲と晩稲があるのだろうか。
犬は散歩中、私を黙って従う家臣のように扱う。そしてそれは当然だとでも思っているようだ。実際には犬は自分の思いのままに行動する。それで私が迷惑を被っても知ったことではないのだ。
私が上位にあるのは餌やりの時だけだ。1日の中の僅かの時間だ。まあ、犬が健康ならそれ以上を望むことはない。
犬の後の毛が色が抜け毛羽立ってきた。ちょっとこすると幾らでも毛が抜ける。室内で座布団の上で犬がうつ伏せになっている時、体の後の方の変色した毛を抜くと犬は小さな声でウウウと唸る。目が一途で本気さを感じた。勝手に自分の毛を取るなとでも言っているのだろうか。少し怖くなったので噛む気かと尋ねてみた。毛を抜き続ける間、犬は小さく唸った。だからいい加減の所で止めた。
4時20分に帰着。