3月31日(金)の朝の散歩について
朝から雨である。犬は頻りに私を誘って玄関に行こうとする。私が行かないと犬は私の所に戻って来てまた玄関に行こうとする。
雨が降りよるんよ、駄目じゃろう、分かる?と玄関の扉を開けて雨が降っているのを見せようとしたら、犬は勢いよく私の横を通り過ぎて庭に下りてしまった。犬はすぐに腰を下ろして小用を足した。それから通路を通り中庭に行き糞をした。もう、これで良いだろうと思い犬を中に入れようとしたが、犬は通路を疾走したりして中々中に入ろうとしなかった。
しばらく放置して自分は中に入った。それからこっそりと玄関の扉を開けると犬は南庭に戻っていた。名前を呼んだり口笛を吹いたり舌を鳴らしたりして犬はようやくポーチに上がりさっと玄関に入った。私はすぐに首輪を掴み犬の全身をバスタオル2枚で拭った。
犬が庭に出たのが7時15分頃で中に入ったのが7時半頃だった。
昨夕の散歩について
3時15分に犬の散歩に出掛ける。
公園もグラウンドも子供たちの声が充ち満ちていた。みんな薄着である。
グラウンドの周りのサクラのつぼみがすっかり太くなっていた。そして濃いピンク色になっている。よく見ると2つが開花していた。
3月も晦日である。
階段から浜に下りる。北に向かい突堤に至る。天気が良く暖かいので浜辺で遊んでいる人たちもいた。波打ち際を道具で掘っている人たちがいたがアサリを探しているのだろうか。潮干狩りが出来る所は稚貝を育てて浜に撒いているのだ。つまり、養殖なのだ。ここはそんなことをしていないのでいるとしたら天然物ということになろうが、いそうもない。
カモメが波打ち際に下りていた。
カラスとトビが川の上空で喧嘩をしていた。あっさりした喧嘩でさっと別れた。喧嘩というよりちょっかいを掛けただけだろう。
突堤の先端まで行く。横のテトラポットを下りてワカメを刈っている人がいた。上から見ると大きく長いホンダワラが波にゆっくりゆらゆら揺れていた。ワカメは見えない。もっと海面に近付かないと分からないのだろう。
向こう側の突堤には釣りをしている人たちがいた。
気温が上がってきたようでいつの間にか日陰を求めて歩いていた。高架道路があると助かる。ずっと長い影が出来るからだ。うっすらと汗ばむ。
4時5分前に帰着。
北門から敷地に入って北玄関に犬を入れ私は通路を通って南庭に行く。南玄関のポーチに立った時、小倉の親戚が門を開けて庭に入ってきた。全員で5人だ。
仏壇に線香をあげてくれた。
5人の内、3人は大人なので犬についての対処の仕方は分かっている。余裕を持って接してくれた。犬も久し振りの人がいるので嬉しそうだった。
が、2人の子供は自分より体の大きい犬に前回同様、圧倒されていた。
先ず、近寄ろうとはしない。大丈夫なんよと何度も言って犬の背中をさすらせようとするが、ぎこちない態度に終始した。
この犬は賢いんよと言ってお座りをさせようとしたが、お座りと言っても犬はしなかった。どうしたんかね、頭の良い所を見せてやり。
お座りはしなかったが、お手と言うと嫌々そうに屈辱を感じているという風に右前足をゆっくりと出した。お代わりもした。伏せも出来た。
子供たちは犬から離れていると元気になって犬に働きかけようとした。
小倉の親戚が帰る時、犬は玄関まで見送りに出た。