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2月27日(月)の朝の散歩について
7時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は月曜日。
国道を渡り大きな川沿いの道を東上し2つ目の枝道を北上し市の施設の敷地を通るコースを歩く。晴れ。
太陽がほぼ正面から照らす。既に正面より少し左側、つまり北側にずれてはいるが。
犬は元気にリードを引っ張るが私はこれまで程、暑くはならなかった。汗もかかなかった。気温のお蔭だろう。
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深夜11時半頃、犬が玄関に出て吠えた。いやに強硬である。はて、昨夕の散歩では無事、糞をしたはずだがと思いつつ、犬を庭に放す。空には星が出ていたが、白い雲も薄く広がり星座は確認できなかった。
私が認識している範囲では犬は小用を2度足したが糞はしなかった。おそらく無いのだろう。犬は何時までも夜歩きを止めないので私は疲れて室内に戻った。しばらくすると犬が吠えたので庭に出た。向かいのアパートの階段に人が二人上っていた。
結局、真夜中12時頃犬を室内に入れた。
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散歩に出掛けた時は辺り一面、霜で真冬のようだったが家の近くまで戻った時、日の光を浴びて春が来たように感じた。
8時に帰着。
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昨夕の散歩について
3時25分に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。
公園で若い柴犬を連れた人と出会った。小倉から来た親戚は朝、花屋さんの近くで出会ったそうだ。日に3回、柴犬を散歩に連れ出しているそうだ。幸せな柴犬である。背の下の方の毛が所々ふぁっと浮いて抜けかかっているようだった。
私もさっき市立考古博物館からの帰りに散歩中の姿を見掛けた。出会う時はよく出会い、出会わないと何週間も出会わない。
そこに海岸の方から主に高齢の婦人方が三々五々穏やかな表情で楽しそうに話をしながらやって来た。屹度、ポスター(人情芝居「落葉の唄」 2月26日2時 ¥800 場所はこの小屋です)を出していた劇を見ての帰りだろうと思った。
柴犬の飼い主とお互いにお礼を言い合って別れ、我々は海岸の方に向かった。観劇を終えた人たちだろう共通体験を咀嚼するように安心した表情で歩いていた。会話を交わしながら。そして遂に人々が出て来た小屋に着いた。
風雪を閲したような幟が立っていて「かもめさん江」とあった。風で裏側になっていたので読むのに少し苦労した。
小屋は後片付けが終わりそうだった。中を覗いたが案外に広いのに驚いた。灯油ストーブのにおいがした。
若い女優が出てきて我が犬を可愛いと言いながらさすってくれた。自分の今日の役目を終えてホッとした解放感が顔に浮かんでいた。犬は最初こそ愛想良くしていたが、ワンパターンの褒め言葉に飽きたのかそっぽを向くようになった。
主催者だろう人と話す。
みんな嬉しそうに帰っていましたよ。
聞く所によると、年に2回位、ここでやっているそうだ。内容は1時間半だそうだ。
日頃、用のない身なのだが物事は重なるのである。今日、最後の6回目のミュージアムセミナーがあったのでここには来られなかったのだ。
観客の人が我が犬を見てかなり歳じゃろうと言う。毛に白いものが混じっているからと言う相手も頭は白かった。
もう一人の人が肉球は黒いですかと尋ねる。
いいえと私は間違った答えをしてしまった。我が犬の肉球は黒いのだ。
やっぱりね。
肉球も黒いと何か良いことでもあるのだろうか。そうではなく珍しいか何かなのだろう。
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午後1時半から市立考古博物館でミュージアムセミナー「山口県の遺跡」第6回(最終回)古墳時代2「山口県の後期古墳」と題する講演があったので電動アシストで行く。
内容が演題と一番一致しているように感じた。
県内の後期古墳の石室の一々について具体的によく調べまとめていて県内の東部と西部が北部九州と畿内との勢力がせめぎ合っていた境界ではないかと思わせた。しかし、古墳の終末期に相応しく石室造りはかなり杜撰になっているようだった。嫌々やっているという感じで宗教的な感じがしない。
埋葬された人名までは分からないが、また、その末裔かどうか分からないがここまで調べ解明してくれた人に対して被葬者は以て瞑すべしと思った。
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海岸道路に出る。浜でカイトを上げている親子がいた。カイトはさっと簡単に上空に上がる。
あれでは面白くないのだなと思う。自分の子供の頃の体験からすると、なかなか上がらずに苦労に苦労を重ねてやっと上がった時の喜びは何物にも換えがたいものがあった。
上空ではトビが数羽、ピィヒョロと鳴きながら強い風に南に流されていった。カモメが風に抗して北に向かう。相当なエネルギーを使っていることだろう。
グラウンドで我が犬のファンの子がいたが、一緒にいた父親に遠慮したのか我が犬には触れなかった。頬を赤く染め、出会えて嬉しそうにはしていたが。
4時5分前に帰着。