11月30日(水)の朝の散歩について
7時20分に犬の散歩に出掛ける。今日は水曜日。
丘陵の頂越えのコースを歩く。晴れ。
脇の下が冷たい風で冷えた。長袖シャツの袖から風が入っているようだ。先程まで、そこに発汗を感じていた。風で袖がまくれている。それでボタンを留めた。風が入らねばもう大丈夫だ。
命豊かな川の堰の上をカワセミが青の金属色を光らせながら上流に向かって飛んで行った。カワセミを見るのは久しぶりだ。
北の門から北庭に入った。犬の足裏の泥をバスタオルでは拭い取れていないことが分かったので北の門から入ればそこまでずっと舗装だし庭もコンクリートが玄関まで続いているのであまり土が付くこともあるまいと思った。
散歩中、犬は糞をしなかった。今日、午前に小倉の親戚の家に行きブログを更新するために家を空ける。また、犬に無理に我慢をさせるようなことにならなければ良いが。
8時10分に帰着。
昨夕の散歩について
3時40分に犬の散歩に出掛ける。
散歩は散歩だが月末なので動物病院に行く。
北の門から出ようとしたらテリアがやってきた。この犬は可哀想に何かあるとキャンキャン鳴き続ける。何かあるというのは他の犬と出会うことである。
それで仕方なく一時避難として我々は北庭に戻った。白いヒイラギの花が沢山咲き出した。その花に鼻を付けるとほんの微かに香る。あんまり近付け過ぎると葉の突起で鼻を刺しかねないので注意が必要だ。
テリアが行き過ぎたので門を出る。何時もと違って東に向かう。犬に何の懸念もない。
参道を東上する。道沿いの美容院の前を通ると中のゴールデンリトリーバーが扉の辺りを足でばたばたさせて音を立てた。我が犬は先程のテリアに対するのと同様な態度を取った。つまり、殆ど無視である。
火曜日の朝のコースを通って動物病院に行くと賢明な犬はまた雰囲気の悪い所に連れて行かれると察知され抵抗されると困るので参道を通って駅の方に向かう。犬はスイスイスイのスイで進んだ。
所が駅前の交差点から動物病院の方に行くと犬は急に引き返した。それも並々ならぬ力でリードを引っ張った。私は犬の頭や背中をさすって良し良し行くよと言うと犬は動物病院の方に向かったが、それも2,3歩のことですぐに引き返した。それを何度やったか記憶にない。ただ、駅から歩いてここまで来て信号待ちをしている人たちは我々の行動をつぶさに観察したことだろう。
どうも上手く行かないということで私は国道沿いの歩道ではなく中道を行こうとしたというより、犬がその道に私を引っ張って行ったのだ。
犬が選んだだけに再び快調にスイスイスイのスイで進んで行った。が、犬は何を思ったか強引に引き返しを始めた。それを何とか宥め動物病院に向かう。が、また犬の逆襲である。ははん、犬はかつてこの道を通って動物病院に至ったことを思い出したのだなと思った。先程の国道沿いの歩道に関しては動物病院からの何時もの帰り道だったので逆算すれば動物病院に至ることを理解したのかも知れない。
犬は嫌々をする。リードを引っ張ろうとすると両前足を前に突き出して踏ん張り、首輪が抜けそうになる程、首を後に引く。
ここで引く訳にはいかない。もうちょっとなのだから。別に痛いことをしたり意地悪をする所ではないのだ。
良し良しええ子やね、もうちょっと行こうかと励まして動物病院が後5,6mという所で犬は猛反発を示した。どうしたん、生きる死ぬということじゃなかろう。が、犬はこれから先に進めば死、引き返せば生とでも考えたのか猛烈な勢いでリードを引っ張った。私は負けたと思った。その途端、犬は一気に10m以上走って病院から離れた。もうこうなったらどうとでもなれである。
虚しく帰路に付く。
動物病院に行くのは明日のことやら明後日のことやら。犬の知らぬ別の動物病院に行かねばならないのか。そこも覚えられたらさらに別の病院へとなるのか。
やはり、明日、車に乗せて行こう。
4時15分に帰着。言うことを聞かなかったのに何時ものように餌をやり水をやりだから犬は反省をしようもない。餌をやらず水をやらなくても犬にはその理由が分からないだろうから何時も通りにするしかないのだ。