犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

動物病院を忌避する犬

2016-11-30 10:28:54 | 日記

 11月30日(水)の朝の散歩について

 

 7時20分に犬の散歩に出掛ける。今日は水曜日。

 

 丘陵の頂越えのコースを歩く。晴れ。

 

 脇の下が冷たい風で冷えた。長袖シャツの袖から風が入っているようだ。先程まで、そこに発汗を感じていた。風で袖がまくれている。それでボタンを留めた。風が入らねばもう大丈夫だ。


 命豊かな川の堰の上をカワセミが青の金属色を光らせながら上流に向かって飛んで行った。カワセミを見るのは久しぶりだ。

 

 北の門から北庭に入った。犬の足裏の泥をバスタオルでは拭い取れていないことが分かったので北の門から入ればそこまでずっと舗装だし庭もコンクリートが玄関まで続いているのであまり土が付くこともあるまいと思った。

 

 散歩中、犬は糞をしなかった。今日、午前に小倉の親戚の家に行きブログを更新するために家を空ける。また、犬に無理に我慢をさせるようなことにならなければ良いが。

 8時10分に帰着。

 

 

 

 

 

 昨夕の散歩について

 

 3時40分に犬の散歩に出掛ける。

 

 散歩は散歩だが月末なので動物病院に行く。

 

 北の門から出ようとしたらテリアがやってきた。この犬は可哀想に何かあるとキャンキャン鳴き続ける。何かあるというのは他の犬と出会うことである。

 それで仕方なく一時避難として我々は北庭に戻った。白いヒイラギの花が沢山咲き出した。その花に鼻を付けるとほんの微かに香る。あんまり近付け過ぎると葉の突起で鼻を刺しかねないので注意が必要だ。

 テリアが行き過ぎたので門を出る。何時もと違って東に向かう。犬に何の懸念もない。

 参道を東上する。道沿いの美容院の前を通ると中のゴールデンリトリーバーが扉の辺りを足でばたばたさせて音を立てた。我が犬は先程のテリアに対するのと同様な態度を取った。つまり、殆ど無視である。

 

 火曜日の朝のコースを通って動物病院に行くと賢明な犬はまた雰囲気の悪い所に連れて行かれると察知され抵抗されると困るので参道を通って駅の方に向かう。犬はスイスイスイのスイで進んだ。

 所が駅前の交差点から動物病院の方に行くと犬は急に引き返した。それも並々ならぬ力でリードを引っ張った。私は犬の頭や背中をさすって良し良し行くよと言うと犬は動物病院の方に向かったが、それも2,3歩のことですぐに引き返した。それを何度やったか記憶にない。ただ、駅から歩いてここまで来て信号待ちをしている人たちは我々の行動をつぶさに観察したことだろう。

 どうも上手く行かないということで私は国道沿いの歩道ではなく中道を行こうとしたというより、犬がその道に私を引っ張って行ったのだ。

 犬が選んだだけに再び快調にスイスイスイのスイで進んで行った。が、犬は何を思ったか強引に引き返しを始めた。それを何とか宥め動物病院に向かう。が、また犬の逆襲である。ははん、犬はかつてこの道を通って動物病院に至ったことを思い出したのだなと思った。先程の国道沿いの歩道に関しては動物病院からの何時もの帰り道だったので逆算すれば動物病院に至ることを理解したのかも知れない。

 犬は嫌々をする。リードを引っ張ろうとすると両前足を前に突き出して踏ん張り、首輪が抜けそうになる程、首を後に引く。

 ここで引く訳にはいかない。もうちょっとなのだから。別に痛いことをしたり意地悪をする所ではないのだ。

 良し良しええ子やね、もうちょっと行こうかと励まして動物病院が後5,6mという所で犬は猛反発を示した。どうしたん、生きる死ぬということじゃなかろう。が、犬はこれから先に進めば死、引き返せば生とでも考えたのか猛烈な勢いでリードを引っ張った。私は負けたと思った。その途端、犬は一気に10m以上走って病院から離れた。もうこうなったらどうとでもなれである。

 虚しく帰路に付く。

 動物病院に行くのは明日のことやら明後日のことやら。犬の知らぬ別の動物病院に行かねばならないのか。そこも覚えられたらさらに別の病院へとなるのか。

 やはり、明日、車に乗せて行こう。

 

 4時15分に帰着。言うことを聞かなかったのに何時ものように餌をやり水をやりだから犬は反省をしようもない。餌をやらず水をやらなくても犬にはその理由が分からないだろうから何時も通りにするしかないのだ。



見るもの聞くものは既に頭の中にある

2016-11-30 10:21:06 | 日記

 

 11月29日(火)の朝の散歩について

 

 6時35分に犬の散歩に出掛ける。今日は火曜日。

 

 山陰本線を跨ぐアーチ状の橋を渡るコースを歩く。晴れ。風なし。

 

 中道の先に国道が見えるがさっきからウウウウウとサイレンが聞こえてきた。パトカーが国道の上り方面に行くのが見えた。サイレンの音からだけではどっちから来ているのか分からなかった。パトカーからアナウンスの声が聞こえてきたが一体全体、何を言っているのかさっぱり分からなかった。そうなのだ、音は聞こえるのに言葉に結び付けられないのでそれが何を意味しているか分からないのだ。

 それは見るものについても同様に言える。物を見る。が、意味ある形状を把握できないのだ。漠然としてしか見ることが出来なくなっている。

 しかし、これは当然と言えば当然である。言葉に結び付けていた時、ものの形状を把握できていた時、それは既に聞こえてくる言葉を予想していたのであり、見るものを予測していたのである。そこにいくらかの選択肢はあったにせよ既に頭の中に準備が出来ていたのだ。今はそれだけの余裕がない。現実の通り過ぎるのを待っているだけなのだから。

 

 ピポーピポーと今度は救急車だ。朝から騒がしいものだ。

 

 墓地の側を通るとまたこの前のように反対方向に行かれては困ると思い閉店したスーパーの無料駐車場と化した空き地を通った。そしてこの作戦は奏功した。

 

 ・・・

 4時頃、犬は玄関で吠えた。ワン、ワン。バウ、バウ。2種類の鳴き方をした。放っておこうかと思ったがあまりに長く鳴くので遂に起きた。

 実は真夜中12時頃にも吠えられたのだが知らん顔をしていると犬は布団に戻って来た。そして丸くなって寝た。

 が、今度はそうもいきそうもなかった。

 綿入れを着て犬にリードを付けフラッシュライトを片手に庭に出る。

 星がよく出ている。私が南天で分かる星座はオリオン座だけだがちゃんと正面に出ていた。

 

 犬は南庭で小用を足した。

 南庭、北庭間の通路で犬は立ち止まった。何か食べる物を見付けたようだ。

 

 犬は北庭に行って糞をしたが、糖質のにおいがした。私は犬にお菓子などを与えたことはない。

 

 玄関に入れ足の裏をしっかり拭って上げた。

 ・・・

 

 散歩中も犬は糞をした。矢張り、かなりお菓子を食べているようだ。

 

 帰路、参道前で信号待ちをしていた。犬の開けた口から吐かれた息が白くなっていた。私が散歩の始めに吐いた息の白さよりかなり白くはっきりしていた。

 

 7時15分に帰着。汗が出たので着替える。

 

 

 

 

 

 昨夕の散歩について

 

 3時10分前に犬の散歩に出掛ける。

 

 犬は私を見ると後ろ足立ちになって両前足を私に寄りかかるように伸ばす。散歩の前とか食事の前だけ私に愛想が良くなる。常に無愛想よりはましかも知れない。

 

 散歩中は常に犬との格闘である。傷つける訳ではないが、終始、綱引きである。

 

 3時15分に帰着。



犬の苦手な人人とすれ違った

2016-11-30 10:14:55 | 日記

 

 11月28日(月)の朝の散歩について

 

 6時35分に犬の散歩に出掛ける。今日は月曜日。

 

 先週の水曜日に月曜日のコースを歩いたので今日は水曜日のコースを歩く。つまり、丘陵の頂越えのコースである。曇り。

 

 犬はぐいぐいリードを引っ張る。大抵はそれに引かれて家来宜しく前のめりになりながら付いていく。犬が何かを草叢に見付けて鼻を入れると、何か食べられたらたまったものではないとリードを全力で引っ張る。そんなことをやっていると暑くなってきた。この時季、汗をかくのは感心しない。風は僅かだがある。

 長袖シャツの袖をまくり上げる。胸の第2ボタンまで外す。が、それでも暑い。既に汗ばんでいるようだ。

 

 一つ目の枝道を北上する。土手の草叢から透明な声が聞こえてきた。声からすると鳥とも思えるがこの距離感は鳥ではなく虫だろうと判断した。我々から僅か2,3mの所で鳴いているのだから。家に帰って図鑑で調べると11月まで生きている虫はかなり多かった。どの虫かは分からなかった。

 

 道端の解体中の家の庭に小型のユンボがあった。これから本格的に崩すらしい。

 

 郊外の総合病院が見えてきた。今日、付き添いで行かねばならない。自分が受診する訳ではないが、付き添いで行っていてもその病院の医師の誠実なのはよく分かる。屹度、技術も伴っているのだろう。医師は若いし柔軟に思考できる人が多いようだ。

 

 市の施設の敷地の正門から出て緩やかな下り坂を下る。ここにある並木は皆、葉を落としている。

 踏切の所で歩いて通勤している人とすれ違った。この人は明らかに犬が苦手なのが分かる。リードを短く持って犬を私の側に寄せる。

 

 国道に出て横断歩道を渡る。向こうから来る自転車の人も犬嫌いのようで犬をにらんで大きく避けて渡った。

 

 私は子供の頃から動物や虫が大好きであるので動物嫌いの人の気持ちがよく分からない。

 

 7時半に帰着。汗をかいたので下着を替える。

 

 

 

 

 昨夕の散歩について

 

 4時5分前に犬の散歩に出掛ける。

 

 朝と似たコースであるが海岸まで行き浜に下りた。

 

 曇ってはいるが雨が降らなくて良かった。

 

 この犬は周囲の環境と積極的に関わろうとする。他の犬の散歩の全行程を見ている訳ではないが、一事が万事でちょっと見ればその犬の散歩の全体の様子はある程度、窺えるものだ。この近辺で見る犬の中で我が犬ほど道の右端に行ったり左端に行ったり引き返したりしている犬はいない。草叢に鼻を突っ込んで草叢に執着する犬も我が犬以外に見たことがない。

 この犬は我が家の近辺についてはかなりの事情通になっているに違いない。ただ、そのこと証明することは出来ない。そのことを言葉で表現できないからだ。或いは私よりこの辺りを詳しく知っているかも知れないと思っている。

 

 4時20分に帰着。バスタオルで犬のお腹と足回りを拭う。犬はワザとでは無かろうが水溜まりによく入り足でお腹に水を跳ねさせているのだ。



散歩中に糞をしないと気になってしょうがない

2016-11-30 10:09:21 | 日記

 

 11月27日(日)の朝の散歩について

 

 7時10分に犬の散歩に出掛ける。今日は日曜日。

 

 小雨のため散歩コースを変更した。

 

 公園、グラウンドの外周を歩いた。幸い、犬は小用を3回足し糞もした。これで十分だろう。

 公園もグラウンドも照明が点灯していた。街灯もそうだしある駐車場では我々の為にセンサーライトが点灯した。

 

 帰路、公園と神社の間の道を通り参道に抜けて帰ろうと思っていたが、犬は神社の前を横切り大きな川の方に向かった。それも意外なほどの力でリードを引っ張り私は従わざるを得なかった。確かに運動量は十分ではないし雨もそんなに強くは降っていない。そのように合理化した。

 

 犬は行き止まりの道を選んだり水溜まりの所を選んで歩いたり家からますます離れるように進んだりして私を困惑させた。

 

 小雨だがずっと降り続いているので犬の背中が濡れてきた。この時季に風邪でも引かせては大変だ。私は帽子に上半身カッパを着用していた。どうにかこうにか家路を辿らせた。

 

 7時半に帰着。犬の全身を2枚のバスタオルで拭う。私はカッパのせいで汗をかき下着を替える。

 

 

 

 

 昨夕の散歩について

 

 3時15分前に犬の散歩に出掛ける。

 

 北の門を出た所で若い柴犬を連れた人と出会った。

 昨日はあそこの電柱の所を行っていたのを見たけど私は走れんので見ただけでも良かったと思ったと言う。

 こうしたかったんよと言って我が犬の尻尾を絞った。

 私も最近、犬の尻尾を軽く押さえることがあるが凸凹の骨がつながっていることが分かる。

 

 ・・・

 朝、8時半過ぎに犬は私の側にやってきて私の目をじっと見詰める。ああ、これは所用に違いないと思いビニール袋をズボンのポケットに入れて犬にリードを付けて庭に連れ出す。犬はすぐに南庭で小用を足した。

 それから北庭に行き糞をした。

 朝の散歩で糞をしなかったのは未明にしたからだと思っていたが、便はあり時間差で出たのである。

 ・・・

 

 夕方の散歩で犬は糞をしなかった。また未明のことになるのだろうか。恐怖、恐怖である。

 

 3時10分に帰着。



おざなりな夕方の散歩

2016-11-30 10:04:44 | 日記

 

 11月26日(土)の朝の散歩について

 

 7時5分前に犬の散歩に出掛ける。今日は土曜日。

 

 幼稚園、小学校の前を通るコースを歩く。晴れ。冷え込んでいるが風がないので動いている間は寒さを感じなかった。

 

 ヒヨドリが悲鳴のような警戒音のような声を上げて飛び立つ。辺りを憚らぬ声である。住宅の庭木を住みかにしているかのようだ。

 

 マサキに赤い実が生っていた。

 

 ・・・

 未明1時頃、犬は玄関に行き吠えた。これは習慣になって来たようだ。嫌な習慣だ。

 

 丹前を用意していたので着る。

 犬にリードを付け小さなフラッシュライトを手に庭に出る。

 庭は冷え切っていた。風はない。空は晴れ渡り星がいくらでも見えた。月がないせいだろう。

 犬は南庭で小用を足し北庭に行って糞をした。よしこれで用は済んだことだろう。

 犬をリードして玄関まで来た。玄関の中も外もセンサーライトになっている。だから犬を中に入れて犬の足をバスタオルで拭うも土がかなり残っているのが分かった。だが、もう眠いし大体の所で止めた。このまま犬が布団に上がると思うと嫌な気もしたが、完璧には出来ないと観念した。

 ・・・

 

 ヒイラギの白い花がまるで雪でもかぶったように咲いている所があった。我が家にもヒイラギの木があるがここまで密には咲いていない。

 

 透明で涼やかな声が聞こえてきたので上空を見ると電線にシジュウカラがいた。

 

 7時25分に帰着。

 

 

 

 

 

 昨夕の散歩について

 

 4時15分前に犬の散歩に出掛ける。

 

 夕方の散歩がおざなりだし記すことが無く困った、困った。

 

 4時5分に帰着。