犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

庭にナナホシテントウがいた

2016-02-29 07:53:58 | 日記


 7時に犬の散歩に出掛ける。今日は月曜日。

 国道を渡って大きな川沿いの道を東上し2つ目の枝道を北上して市の施設の敷地を通るコースを歩く。曇り。北が空いている所では北風が西が空いている所では西風が遮る物がない所では北西の風が吹いた。それもかなり強く吹き続けた。冷たく乾燥した風だ。ハーフコートの前をしっかり締めた。昨日は春が来たと思ったのに急に寒くなった。明日は更に寒くなりそうで明後日まで続きそうだ。
 昨日のナナホシテントウやハエはどこかに避難しているだろう。

 そのせいで犬は元気よく小走りを続けた。

 犬が土曜日の時のように家を出て最初の角を右に曲がって行こうとした。においに誘われてだろう。そこで、違うよ、こっちと言うと犬は聞き分けたかのようにすぐに引き返した。
 狭い道で向こうから車が来た。余裕のある所で止まり犬に待てと言うと犬はリードをもう引っ張らなかった。合図のような言葉はよく通じるのだ。

 市の施設の駐車場の周囲に樹木が植えてあるがその中の木の名前が中々出てこなかった。考えていると駐車場を出る頃になって、そうだった、ユズリハだとやっと思い出した。



 8時15分前に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。

 習慣で黒のハーフコートを着用していたがすぐにそれが間違いであることが分かった。暑いのである。
 気温は上がっている、風はない。犬の速歩に合わせればすぐに汗ばむ。

 庭の踏み石にはナナホシテントウがいて飛び立とうと羽を広げるがすぐに転んだ。何度かやってみるけど、固い羽の下の畳まれた薄い羽を広げるけれどもまた転ぶ。
 玄関のポーチには大型のハエが止まった。勿論、そこは日が当たっている。それぞれこんな成虫になるまでどこにいたのだろうか。

 公園にもグラウンドにも浜にも人がたくさんいた。たくさんは甚だ曖昧な言葉だが、今の季節に浜にたくさん人がいたと言ったら、まあせいぜい10名弱だろう。
 北バイパスの歩道を歩いている人はもっと多いようだ。

 浜には2枚貝の貝殻が波で寄せ集められている。ここにアサリの稚魚を放流すれば潮干狩りが出来るのになと思った。
 折角の砂浜の活用をサーファーや夏だけに限定する必要はなかろう。
 しかし、放流して潮干狩り券を売って、終日、違反者に目を光らせのは大変な仕事だ。片手間で出来ることではない。
 しかも、スーパーで買った方が遙かに安く良質なアサリを簡単に得ることが出来るなら誰も潮干狩りには来ないだろう。只だったら来るかも知れないが。

 4時35分に帰着。

出会わなくなった犬たちを思い出した

2016-02-28 07:53:03 | 日記


 7時に犬の散歩に出掛ける。今日は日曜日。

 海岸道路を南下して礫岩広場に至るコースを歩く。薄曇り。気温が上がっているようだ。

 グラウンドは水溜まりがたくさん出来ていた。手前の桜並木の下は草が地面を這うように生えているが、そこにスズメの集団がいた。その中に少し大きな小鳥が2羽いた。以前、ここで見たツグミより小さいがスズメより遙かに大きい。しかも、その2羽は跳び蹴り合ったりしていた。その動きはとても機敏だった。ホオジロだろうか、ヒバリだろうか。薄暗くてよく分からないのだ。我々に気付いてその2羽だけが向こうの桜の木に素早く飛んでいった。

 海は霧で視界がとても悪かった。島は長州出島しか見えなかった。
 家の玄関を出た時から時々、霧笛が聞こえていたが、それは今、沖を行く大きな貨物船からのようだった。その貨物船が薄くにしか見えなかった。

 白いカモメが近くの空を飛ぶ。

 がけの下でウグイスの囀りを聞く。ここでは今年初めてのことだ。

 7時40分に帰着。犬のお腹や足回りをバスタオルで拭う。




 昨夕の散歩について

 4時に犬の散歩に出掛ける。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。雨後の散歩なので路面は濡れているし水溜まりもたくさんあった。外の方が室内より暖かく感じられた。夏は外は暑くとも室内は案外涼しかったりする。断熱材が効いているのだろう。
 暖房に限らずエアコンが嫌いなので室内でも厚着をして凌いでいる。が、これも後もう少しの辛抱だろう。

 海岸に出たが犬は浜には下りようとはしなかった。海には黒いウェットスーツのサーファーが何人もいた。今日は土曜日なのだ。

 海岸道路を少し南下して東に向かい高架の下を通りテニスクラブを右に見て手入れの行き届いた畑の所で左折してグラウンド、公園に戻る。手入れの行き届いた畑の反対側にある家の塀の上から時々、ゴールデンリトリバーが顔を覗かせることがあったが、最近は頓と顔を見せなくなった。グラウンドの向かいにある家に大きな犬がいて散歩で時々出会っていたが、これまた全然会わなくなった。また、長寿で表彰された犬とも出会わなくなった。

 4時25分に帰着。犬のお腹と足回りをバスタオルで拭う。



散歩に連れて行ってくれる犬

2016-02-27 07:41:59 | 日記


 7時5分に犬の散歩に出掛ける。今日は土曜日。

 幼稚園、小学校の前を通るコースを歩く。曇り。

 ある家の庭にアセビのピンクの花が咲いていた。可憐だが全身毒なのだそうだ。

 小学校を過ぎて真っ直ぐの坂道を下っていると右手の公園の金網にジョウビタキがいた。さっと4,5m離れた木に移った。警戒はしているが遠くには逃げない。何時もここにいるジョウビタキのようである。だから我々をさほど危険視していないのかも知れない。

 7時35分に帰着。犬は庭を巡検する。そしてイヌムギの葉を少し食べた。




 昨夕の散歩について

 4時10分前に犬の散歩に出掛ける。

 暖かくなった。グラウンドの公園側に若い柴犬とポメラニアンが3匹、それぞれの飼い主が3人いた。
 柴犬がさっとやってきたので頭を撫でてやる。我が犬は柴犬の飼い主に撫でて貰っていた。私が何をしても怒らんのよと言って尻尾を何度も絞った。
 ポメラニアンがやって来ると我が犬は避けて先に行きたがった。仕方がないので、それで分かれる。

 ・・・
 午前10時前に奥の部屋で寝ている犬の所に散歩の時に何時も持っている小さな手提げを持って行って散歩に行くかねと言うと犬はゆっくり立ち上がった。この手提げに誘われたのか散歩という言葉を理解したのか、どちらかは分からないが、どちらも判断材料になったのかも知れないが、兎に角、犬は立ち上がり私の所にやってきた。
 駐車場に連れて行き助手席のドアを開けると犬は乗るのに少し嫌がる素振りを見せた。入りと言うと犬は勢いを付けてフロアに飛び上がりそれから助手席に上がって座った。
 犬はどこに行くのかまったく知らない。私の犬に対する行動に信頼を置いているのだろう。そうするしかないのかも知れない。



 12ヶ月点検で近くのディーラーに行く。
 メカニックに少し傾斜のある所に駐車する時、サイドブレーキをかけブレーキペダルから足を離すと少し動くことがあることを言う。それからバックのハッチの開くのに時間を要することがあることを指摘する。
 営業担当者が来た時に、我が犬はその人に向かって吠えた。

 点検は1時間かかるということなので犬を連れて散歩する。所が車のキーを渡すのを忘れたので戻る。少し行って手提げを忘れたので戻る。敷地を出る時、犬は目を剝いてリードを噛んだ。腹を立てている証拠だ。一体、何をやっているんだと責めているようである。確かにその通りである。



 命豊かな川の河口に行く。以前の散歩コースである。果たして犬は覚えているのだろうか。
 風で川はゆっくり逆流していた。空にはトビが集まっていた。カラスもいる。ウも海の方に飛んで行った。ヘリコプターが爆音を響かせて飛んでいた。

 約45分間、散歩をして戻る。

 隣のテーブルに座っている人が触って良いですかと言うのでどうぞと答える。
 以前、犬を飼っていたが死んだそうだ。それからは犬を飼えなくなったとのこと。ご主人を亡くしてしばらくして犬が死んだそうだ。主人の時はそうでもなかったのに、犬が死んだ時は本当に悲しかったとのこと。

 犬は人のことや言葉が分からないで生きているので、それは不憫だなあと思うことがあることを言う。

 また、別の人も触って良いですかと言うのでどうぞと答える。犬はさっきの人に飽きて、この新しい人に興味津々の態度だったからだ。

 メカニックが来て説明する。
 駐車後、車が少し動くことに関してはサイドブレーキの効きを強くしたとのこと。
 ハッチの方は接触するゴムにシリコンを塗って離れやすくしたとのこと。

 担当者が飼っていた犬の話をした。もう何年か前に死んだそうだが、犬を散歩に連れてやっていたつもりだったが、実は自分が散歩に連れて行って貰っていたことに気付いたそうだ。犬がいるから散歩に行くが犬がいないと雨が降っているから止めよう、少し寒いから止めようで結局、散歩を止めたそうだ。それは大変良く分かる。
 話が続いていると助手席の犬がワンと吠えた。あっ、早く帰りたがっとると言って私も車に乗り帰る。
 ・・・

 海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。
 上空をトビが舞っていた。上昇気流を捉えているのだろう。

 カモメが南西の風を受けて滑空していた。そうか、ぽっかりと宙に浮いていると楽しいだけではなく安全なのだと思い至った。

 突堤の先端まで行って戻る。犬は糞をしなかったが、午前の散歩でしたからだろうと思う。深夜や未明は勘弁して欲しいと思う。

 4時半に帰着。

セロファンのような氷を踏んだ

2016-02-26 08:00:49 | 日記


 7時5分に犬の散歩に出掛ける。今日は金曜日。

 大型の商業施設群の手前で左折し大きな川沿いの道を下るコースを歩く。薄曇り。

 冷え込んでいる。草や車に霜が降りていた。

 東の空を見ると白い雲が広がり青空が所々に見えた。が、よく見ると、つまり空全体を見渡してみると白いのが空で青いのが雲であった。白く見える所からすると微かに薄雲がかかっているのだろう。青いのもよく見ると灰色がかった青だった。

 大型の商業施設群の手前で左折し大きな川に向かう。すれ違う小学生がよく挨拶をする。

 大きな川沿いの道を下る。右手の田の上には揚げ雲雀が囀っている。その右からも左からも聞こえる。川にはカモの群れが泳いでいた。上空には細長く黒いウが飛んでいった。

 踏切を横切ってすぐの右手に太陽光発電の施設を建設しているが後列はパネルが張られてあった。前列も一部張られてあった。今日で完成するのではないか。

 帰路に見たのだが参道の歩道の小さな水溜まりが凍っているようだった。足先を入れるとセロファンのような氷が割れた。セロファンをもみくちゃにする時に出る音と同じような音がした。

 7時40分に帰着。犬は例によって庭を10分以上探索した。




 昨夕の散歩について

 4時10分前に犬の散歩に出掛ける。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。日は出ていたが北寄りの風があって寒かった。犬はそれで絶好調の歩みを続けた。歩く時はサクサクと、止まると徹底して嗅ぎ回って調べた。

 北の山々は朝は白かったが元の山の姿に戻っていた。

 犬は海辺のカフェの駐車場の横からも少し南にある階段からも浜へ下りようとはしなかった。どういう時に浜に下り、どういう時に浜に下りないのか、その理由が全然分からない。その時、その時の気分の問題なのだろうか。

 住宅の樹木にメスのジョウビタキが止まっていた。辺りに注意を払いながら機敏に動く。

 グラウンド、公園に戻る。まだ余り歩いていないので大きな川の方に行った。川沿いの道は風が落ちて日に照らされて急にぽかぽかしてきた。犬との引っ張り運動も作用しているのだろう。

 1本の木にスズメの群れが止まっていて賑やかに鳴いていた。少し離れた別の木にもスズメが群れて鳴き合っていた。
 もうそろそろ群れを解散してつがいになるのではないだろうか。が、雛を育てるには高タンパクの虫が必要なのでもうちょっと後になるかも知れない。

 国道に出て参道を歩く。参道のある家の前の黒松並木の根元に紫色のパンジーを並べて植えているのを見た。小さな庭園になっていると思った。
 神社に近い所の黒松並木の根元に草花が植えられているが、昨年、植えられたチューリップの芽が伸びてきていた。



 4時35分に帰着。



車の点検をするように車の下を調べ回った

2016-02-25 07:54:57 | 日記


 7時5分に犬の散歩に出掛ける。今日は木曜日。

 隣の駅の近くまで行きヘアピンカーブを回って帰るコースを歩く。曇り。

 何時までも暖かくならないものだとかじかんだ手をポケットに入れて北を見ると山々は白くなっていた。

 松の小枝や電線から水滴が落ちてくる。先程まで雨が降っていたのだ。

 ・・・
 未明1時半頃だろうか、犬が玄関に行って吠える。ラブさんと諫めるように言うも効果なし。しばらく放っておいたらクウウンと鳴き出したのでエエイと言って起きて犬の所に行った。犬は大歓迎の様子で嬉しそうだった。両前足を前に伸ばし頭を下げて背筋を伸ばした。
 リードを付けて庭に出る。犬はすぐに南庭で小用を足し北庭で糞をした。そうか我慢させていたからすぐに出たのだと思った。時間外の糞が出るのは矢張り間食のせいではないだろうかと思う。便が軟らかいのはその間食に糖質がかなり含まれているからだろう。

 4時半頃、また犬が玄関に行って吠える。私はもう糞をしないと踏んで犬を庭に単独で出す。しばらくすると玄関のポーチに戻っていたので入れる。少し雨が降っているようで背中も拭き足裏は丁寧に拭いた。
 ・・・

 7時35分に帰着。犬は北庭に行ってあちこちを嗅ぎ回ってから南庭に戻った。そして駐車場の車の下を丹念に調べた。車の回りを何周したことだろう。タイヤの辺りもしっかり嗅いでいた。今はいないが或いは猫がいたのかも知れない。犬は車の下に向かって吠えた。私も何度も車の下を覗くが何も見えない。15分してやっと犬は諦めて北の玄関に入った。お腹と足回りをバスタオルで拭う。明日、この車は12ヶ月点検である。







 昨夕の散歩について

 4時に犬の散歩に出掛ける。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。
 雨が降って路面が濡れているし水溜まりも出来ていた。その水溜まりには小さいが次々と波紋が小さく広がっていた。

 階段から浜に下りる。南西の風が強い。しかも冷たい。
 北に向かわずに南に向かう。消波ブロックに達しようと伸びた砂州の上を歩く。消波ブロックまであと僅かで届く。
 北の方を見ると海に突き出た突堤の先端と同じ位、ここは突き出している。

 この一両日でカモメはシベリアに帰ったのだろうと思っていたら、何とカモメが2羽、上空を飛び、さっき我々がいた砂州の端に降り立った。
 渡り鳥が現れたのは今日とか昨日とか分かり易いが、本当にその日なのかについては確かではない。その日に観察されたということに過ぎない。だが、それ以外に記録しようがないのだ。
 渡り鳥が去ったのはいつかについてはもっと不分明になる。毎年、いつの間にかいなくなってしまうのだ。
 それは渡り鳥に限らないことだ。人も犬も猫も鳥もいつの間にかいなくなってしまうのだ。そういうものなのだ、生とは。

 4時35分に帰着。