犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

午後、クマゼミも鳴いているのを聞いた

2015-07-31 07:39:37 | 日記


 6時35分に犬の散歩に出掛ける。今日は金曜日。

 大形の商業施設群の手前で左折して大きな川を渡り、川沿いの道を下って帰るコースを歩く。

 歩道橋を渡る時に農業研修生が自転車に乗って来た。最初の1群はインド系の人か台湾先住民の人に見えた。それから来た1群は話している言葉からしてヴィエトナムの人らしかった。朝の挨拶を交わす。

 大きな川の土手に生えているネムノキの花がそろそろ終わりに近付き、豆のさやが出来ていた。種子のある所は少しふくらんでいる。毎年膨大な数の種子をこの辺りにばらまくはずだが、ネムノキの幼木は周囲には見られない。皆、無駄になっているのだろうか。

 7時35分に帰着。




 昨夕の散歩について

 5時5分前に犬の散歩に出掛ける。

 夕方から所用があって出掛けなければならないので早めに犬の散歩に出掛けた。早めの上に梅雨が明けて天気が良く暑くて堪らなかった。犬は更に辛かったろう。
 最近、犬は家の中では横になって目を半ば閉じて寝ているばかりである。暑いからだろう。しかも散歩中ほど激しくはないが、兎に角、ハアハア言っている。
 以前は自分が寝ていた所が自分の体温ですぐに熱くなるので頻繁に移動していた。玄関の土間、フロアリング、廊下のそれぞれでもこまめに移っていた。が、最近は、玄関の土間で横になっている。そこでの移動はある。
 あまりに暑そうなので氷を持っていって口に近付けるが、首を横にして嫌がった。キャベツの芯なら食べる犬だが、葉を与えようとすると矢張りこのように横を向く。

 公園ではアブラゼミも鳴いていたがクマゼミも鳴いていた。以前は午前はクマゼミ、午後はアブラゼミと鳴く時間は画然としていたものだがと思う。

 高架の下の道を歩く。そこに至るまでの暑さは堪らなかった。日陰は本当に嬉しい。東に向かって家に帰る時も日差しは厳しかった。

 5時20分に帰着。

犬の引っ張りは意欲の表れ

2015-07-30 07:13:41 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は木曜日。

 隣の駅の近くまで行きヘアピンカーブを回って帰るコースを歩く。薄曇り。

 最近、すぐに汗がじっとり出るようになった。だから、散歩から帰る度に着替えなければならない。犬の無造作な引っ張りも影響しているのだろう。そんな力で引っ張る必要があるのかと思うほどだ。それは犬の強い意欲を表しているのだろう。

 簡易橋の真ん中で犬は腹這いになった。一緒にしゃがむと海からの風が金網を通して吹いてきて涼しかった。後ろから人がやって来て、
 暑くて疲れるから休んでいるんでしょうと言う。お腹を冷やすんでしょうと自分の腹に手を当てた。
 ええ。
 私も年寄りだけど歩かんとと思って歩きよると言う。

 7時5分前に帰着。




 昨夕の散歩について

 6時10分に犬の散歩に出掛ける。

 一昨夕とまったく同じ散歩だったような気がする。気分的にはまったくそうだ。

 ・・・
 午前、近くの理容室で髪と髭を切って貰った。家に帰ると犬が初めてかぐ香りがすると好意的な感じで寄って来た。犬は食べ物と散歩が好きだがよい香りも好きである。
 ・・・

 7時10分に帰着。

川に落ちた犬

2015-07-29 08:28:23 | 日記


 7時に犬の散歩に出掛ける。今日は水曜日。

 丘陵の頂越えのコースを歩く。薄曇り。時折、太陽が雲を通して照らして影が薄く地面に落ちる。

 参道の黒松並木にはそれぞれ水色の幟が結び付けられている。夏祭りのお知らせなのだろう。その松の幹に小鳥が止まった。そして幹を上っていった。最初、スズメと思ったがその行動と嘴の長さからコゲラと分かった。やがて枝で見えなくなった。

 喉が渇いてきた。水筒か硬貨が必要だと思った。一方、すぐに対応を取るのはどうかという考えも出て来た。我慢も必要ではないかと何もない時代を経験した世代として思う。

 丘陵の頂を越えハアハア言っていた犬は水溜まりに腹這いになった。息をする度に波紋が腹から広がっていく。かなりの時間、浸っていたが立ち上がった時、腹に泥がまびれ付いているのが見えた。これは困った。

 命豊かな川に至った。橋の上に立つと下からウシガエルの低い声が聞こえてきた。川沿いの道を歩く。川は増水していて濁っていた。草の葉のような物がたくさん浮いていた。

 犬は坂道になって川に至る道を選んだ。そして水辺に行き水を飲んだ。脚が隠れる位まで入って横に動いた。そして、そこからは坂道がなくなっており犬は川に落ちたが、必死で慌てて戻った。腹を見ると綺麗になっていた。怪我の功名である。

 犬は市の施設の敷地に裏門から入った時、腹這いになった。犬が立ち上がった時に、そこは水で濡れていた。
 敷地は草が刈られて整備されていた。
 円形広場の赤米の稲を見る。犬はそこでも腹這いになった。





 家に着いたら水を飲もうと強く思った。単に水ではなく氷水を飲もうと思った。

 8時20分に帰着。




 昨夕の散歩について

 5時5分前に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。

 犬はまだ夕食を取っていないからだろうか軽快に散歩をスタートする。何故そんなに急がねばならないのというのは老人の繰り言であって、犬にしてみればやっと外に出られて早く色々なものに出会いたいのであろう。それだけ若いというより犬の性質なのだろう。

 公園からグラウンドへ入る。17歳の犬を連れた人と久し振りに見掛けた。我が犬は丁度、催したようであちこち行ったり来たりを繰り返したがなかなか糞をしない。
 そこに若い柴犬を連れた人に出くわした。事情が分かっていないのでいつものようにしっかり可愛がってくれた。
 17歳の老犬を連れた人が再びやってきた。それを機に我が犬は芝生の方に行って糞をした。公園、グラウンドの草が綺麗に刈られていた。
 それで3匹が集いそれぞれの飼い主の話が始まった。
 17歳の犬を飼っている人は19歳の猫も飼っているそうだが、いよいよ弱ってもう葬式を待つばかりと悲しそうに言う。
 動物を飼わない理由として死別の悲しさを言う人がいる。確かにそれはそうだろう。が、生きているということは常に死ぬことを伴っている 生は死を含んでいるのだ。直接関わろうと関わらざろうと生が日常であると共に死も日常なのだ。死は特別なことではないと思うようになった。死別も受け入れるしかない日常なのだ。
 話は犬の体型に移った。我が犬を筆頭に柴犬も少し太ったという話になった。17歳の犬は極端に痩せている。
 こっちの肉をあげたいですねと小倉の親戚が言う。それぞれ気持ちが打ち解けたのか犬から人に体重の話は移った。
 自分は痩せたけど犬が太ったのは犬がとってくれたからかもしれないなど。
 体重談義が終わったら、この話題の転換の瞬間を捉えることが出来なかったが、今度は高校野球の地方決勝戦になった。
 17歳の犬の飼い主の話では下商が西京球場で勝って甲子園に行くことになったそうだ。応援に行って下商に戻ったと言うからにはかなり関係が深そうだ。協賛金としてかなりの貢献をするそうだ。こうやってお金が回るのだ。
 お金の流通経路は様々だ。一番単純なのは購買だろう。これは物々交換に端を発していると思う。
 あらゆる団体は集金機構だと思ったこともある。家元制度、政治団体、宗教団体、何とか団体。上手い具合になっているものだ。余剰のお金を回す人類の知恵だ。まあ、そこら辺りが限界だろうが。

 それぞれにお別れを言って我々は海岸に向かった。
 
 海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。

 犬は波打ち際に行って先ず腹這いになる。定番だなと思う。近くに人がいるからかなとは思う。犬には犬の流儀があるのかも知れない。犬にはなかなか直接的な強制は出来ない。こちらは何だとかの不平は漏らすが。只、時間が解決する。犬もそう辛抱強い方ではない。何も変化がなければ動き出す。

 いつものように北に向かう。大きな川に至る。猫の姿が見えない。
 突堤に上がり先端に向かう。フナムシが少ないのは結構なことだ。

 釣り人が数人いた。何故か知らないが声を掛けると皆、親切に対応してくれた。竿をあげるとアジが2匹釣れていた。小さいので南蛮にして食べるそうだ。これから暗くなって浮きの灯りを点ける頃になるとアジは100匹位、すぐに釣れるそうだ。ボックスの中のクロを見せてくれた。
 犬にも注意してくれた。これから浜は裸足で歩くと熱くて堪らなくなる。犬もそうだから休ませる時は少し砂を掘ってやると涼しくなると言う。この人は犬を飼っているか飼っていたのだろうと思った。

 突堤から下りて犬は腹這いになった。時間を取るなよと思った。

 帰路、犬はさっさと歩いた。まだ夕食をやっていないので早く食べたいからだろうか。

 6時10分前に帰着。

白い柴犬と知り合いになった

2015-07-28 07:16:05 | 日記


 6時20分に犬の散歩に出掛ける。今日は火曜日。

 山陰本線を跨ぐアーチ状の道を歩く予定だったが、犬に引かれてアーチ状の道から引き返す。曇っていて暑いしクマゼミの鳴き声が暑さを更に暑くする。顔を汗が流れるし顔だけでなく全身、汗を掻いている。

 犬は墓地から東に行かず、反対方向の西にぐいぐいと向かった。途中で軌道修正をして南に向かい左折して東に向かった。特別支援学校の下を通って国道に出た。アーチ状の道に一旦は入ったが、犬はそこでお座りをして動かなくなった。まるでアーチの坂道を上るのが嫌だと言っているようだった。帰るかねと言うと犬は立ち上がり歩き始めた。横断歩道を渡って国道沿いの歩道を歩いた。新しくできた交番の駐車場に警官が立っていた。耳にイヤホンが差してあった。その警官が厳しい顔をして駆けて私の横を通り国道の信号が赤になって信号待ちをしている車に駆け寄った。何だろう。緊急性のある行動に見えたが。
 少し行くとまた警官が立っていた。我々に朝の挨拶をして、最近、交通事故が多いので気を付けてくださいと言われた。それはどうも。

 7時5分に帰着。庭にいた猫を犬が見つけて追っ駆けっこになる。猫は車の下に隠れていた。視線の低い犬はすぐに見つけたのだ。




 昨夕の散歩について

 6時に犬の散歩に出掛ける。小倉の親戚がリードを持ってくれた。

 太陽はまだかなり高い所にあるようだが空は曇ってきた。特に西は雲が厚いようだ。それでどうやら凌げる。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。
 北に向かう。コチドリの群れが高い透明な声で鳴きながら片翼を海面すれすれに飛んで行く。もう一つの片翼は天を指している。

 大きな川に至る。突堤の根元にキジ猫が1匹いた。猫派の人も後ろから来た。また、元に戻ったようだ。一昨夕は何だったのだろうかと過去に遡ることの稀な私は思った。

 突堤の先端に向けて歩く。中程に白い犬と座っている人がいた。一昨夕、キス釣りをしていた人だ。
 話をする。白い犬は柴犬だそうだ。おとなしそうな犬だ。首輪ではなく肩脚輪というのか、それをしている。
 ハアハア言う我が犬を見て暑そうだと言う。犬は既に腹這いになっている。柴犬は全然ハアハアとは言わないそうだ。成る程、ほどよく痩せている。
 我が犬は黒く光を集め、しかも太って脂肪を溜めているので暑いだろうと思う。

 猫も一緒に飼っているそうで、その猫の蚤が犬に移ったそうだ。それで蚤避けの白い首輪をしているのだそうだ。

 話がそろそろ終わりそうと踏んだか、犬は立ち上がった。柴犬がそのお尻を嗅ぎに来た。我が犬は知らん顔をしているし、特に興味もなさそうだった。おお、尻尾をあげていると柴犬の飼い主が言った。成る程、嫌じゃないのだ。

 犬は結局、糞をしなかった。朝の散歩で2度したから大丈夫なのだろう。最近、夜中や未明に犬に起こされることがなくなった。今回も大丈夫だろう。

 7時に帰着。

ウミネコの群れが海上にいた

2015-07-27 07:28:39 | 日記


 6時20分に犬の散歩に出掛ける。今日は月曜日。

 国道を渡り大きな川沿いの道を東上し2つ目の枝道を北上し市の施設の敷地を通って帰る。曇っている。すぐに汗ばんで流れ始めた。

 枝道を北上し十字路の所からケッキョケッキョという声がする。キョカキョクを練習しているようなホケキョを練習しているような。どっちだろう。ホトトギスのような気がした。すると、ホーホケキョイと聞こえた。ウグイスもいるのだなと思った。おそらく近くにいるのだろう。

 市の施設に向かう。ラジオ体操帰りの子供たちと出会った。朝の挨拶をする。市の施設には作業服姿の人が運転している車が集まってきた。世界スカウトジャンボリーでここも会場の一つになっているので整備をするのだろうと思った。

 7時10分に帰着。Tシャツを着替える。このところ朝の散歩の後はこうだ。




 昨夕の散歩について

 6時に犬の散歩に出掛ける。

 曇ってきて東風も強いので心地良い。

 海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りて北に向かう。海で遊んでいる人が一人もいなかった。波は静かだったのだが。日曜日の夕方はこんなものなのだろう。意識的には月曜日に属しているのだろう。

 甲羅の幅が1cm位の白いカニが浜をうろちょろしている。が、ある所まで行くとじっと止まって動かない。ははん、自分の保護色を知っているなと思った。

 海岸から2,30mの所にウミネコが2,30羽、海面に浮いていた。全身が黒っぽいのが数羽いたが幼鳥だろう。ウアウと鳴いている。

 大きな川に至り突堤に上がる。突堤の上はとりわけ風が強い。
 猫がいない。いないというより気配すらない。猫派の人もいなければいつもは盛大に迎えてくれるフナムシの群れも僅かである。何か異変があったのか。猫がウミネコに変わったわけでもあるまいが。
 先端に向かう我々と擦れ違ったカップルがあった。わあ、可愛いと言って擦れ違ったのだが、その人は抵抗できなかったかのように振り返り我が犬に寄ってきた。
 それに対応する我が犬の頭をさすりながら、可愛いを途切れなく連発するので何十回も言ったような気がした。もう一人の人も可愛いを連発しながら我が犬の頭を撫でてくれた。
 チャンスを信じチャンスを記憶する人々だと思った。そういう世代の人々だ。

 人は行ける所まで行こうとする。それは別に人に限ったことではないことを犬の散歩で教えられた。犬も兎に角、行ける所まで行こうとするのだ。先端志向といおうか。生き物の行動原理の基本の一つかも知れない。テントウムシが枝先に行くのもそうだろう。
 それで人類が大昔に地上に広がっていったのだ。

 突堤から戻り浜に下りて、テラスの端に排水口のある所で釣りをしている人たちがいた。キスを釣っていた。
 小さなパグを連れている人もいて、我が犬と親しげに鼻を付け合っているのを見て、釣りをしている人に、見て、仲良しになったと感動しているようだった。高齢の雌犬だそうだ。
 あまり犬同士の交流のない犬のようだった。私が舌打ちしたりよしよしと声かけたりしても反応なしだった。犬嫌いな上に人嫌いなのだろう。
 だが、我が犬もその犬に特に好意を抱いたわけでなく、すぐに飼い主の方に向かった。そのことに気付かぬ人の反応に我が犬はすべてに興味を失ったようだ。

 そこから南に向かうが、犬は腹這いになった。おっおっである。行きも腹這いになったが帰りは更に頻繁だった。一昨夕が思い出される。それだけ疲れるのか。ここで時間を過ごしたいのか。犬の背中を指で掻きアンダーカバーの毛を取る。
 何度目かのよし行こうで犬は立ち上がり帰路についた。

 7時5分に帰着。