犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

北玄関の土間に下りようとしなかった犬

2016-09-14 07:28:51 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は水曜日。

 丘陵の頂越えのコースを歩く。曇り。

 最近、朝夕の散歩で犬は最初駆けるようになった。尤も10mも行けば歩き始めるのだが。涼しくなって元気が出たのだろう。

 稲田の畦にヒガンバナが咲いているのを見た。既に満開である。驚いた。というのも我が庭にもヒガンバナがあるのだがいまだに芽すら出していない。8月の猛暑が応えたのだろうと思っていた。何時も行く公園やグラウンドのフェンス沿いにも毎年沢山のヒガンバナが咲くのだが今年はまだ見ていない。
 このコースで沢山のヒガンバナを見た。空き地の土手や市の施設の敷地などで。

 丘陵を下って行った先の田は稲刈りが終わっていた。その田の前の道路にスズメが数十羽集まっていた。籾が落ちているのだろう。

 水路の上を羽が1,2本抜けたウが飛んで行った。

 ・・・
 朝食の時のこと
 渡り廊下を渡って北の家の玄関に行った。何時もなら犬はさっと土間に下りて私の方を見詰めるのだが、今朝は犬は土間に下りようとはしなかった。まるでそこに自分の吐瀉物が広がっているように。最近はないが、以前、時々、犬は吐くことがあった。結局、その原因は分からなかったが、吐瀉物は広く広がっており、水分が殆どでその中に何かが点々と入っていた。それも何かは分からなかった。犬は自分の吐瀉物を忌避するかのようにそこから前には進めなかった。
 その時と同じような態度だった。私は電灯を点けて土間を見たが、特段、変わった様子はない。が、犬は下りようとしない。懇願するかのような表情で廊下で食べたいと言っていた。
 仕方がないので餌皿を上に上げてドッグフードを入れて食べさせた。

 散歩から帰ると北の玄関に犬を入れるのだが、急用が出来て南の玄関から入った。
 北の家の外にある糞入れに糞を入れに行く。途中、壁にゴキブリがいたのでびっくりした。何でこんな所に居るのだろう。餌はありそうもないのに。殺虫剤を噴射する。今年、初めてゴキブリを見たような気がする。
 ・・・

 7時15分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時半に犬の散歩に出掛ける。

 曇っていて散歩には好都合だった。また、気温も少し下がっているし風もある。

 遠くでツクツクホウシが鳴いている。午前8時過ぎにも鳴いていたが、もう自分1匹しかいなくて寂しいようと訴えているようにしか聞こえない。自分1匹でも鳴くのだろうか。おそらく可能性に賭けているに違いない。この声を聞く雌が近くまだいるはずだ。だが、それが事実であろうとなかろうと雄は鳴くしかないのだ。持って生まれた性質、能力だからだ。結果は後から付いてくるかどうか知らないがやってみるだけなのだ。
 犬の行動もよく似ている点がある。犬が急に強引に進行方向に対して直角に横に向かって歩いた先には丸まった落ち葉があった。一応、鼻先を付けて嗅いでみる。何でもない。が、そういう行動に関して諦念を持つ犬ではない。次回も気になるものがありさえすれば、私の抑止をおして目当ての物に近付こうとする。犬にとって常に可能性を追求するのは習性なのだ。それが犬の生なのだ。

 一昨日の雨のお蔭だろう、空気が澄んで遠くの島々や山々がはっきりと見える。

 5時に帰着。



国道に面した家が解体されていた

2016-09-13 06:57:15 | 日記


 6時5分に犬の散歩に出掛ける。今日は火曜日。

 山陰本線を跨ぐアーチ状の橋を渡るコースを歩く。薄曇り。

 アーチ状の橋を渡り始めて少し行くと正面に火ノ見山が見えてくる。その上空に灰色の凸凹が見える雲がある。その背後には昇ってくる太陽がある。雲の左右は明るくなっている。中々に良い風景だと思った。手前のコンビニエンスストアや教会や住宅などがなく、原生林のようなものがあれば素晴らしい自然の景観となっていただろう。

 踏切を横切り郵便局の横を通り国道に出た。国道に面した家が解体されていた。ちょっと前にその家の回りに足場が組まれ幕が張られていた。外装の塗り替えだろうかと思っていたので少々驚いた。相当前に廃業したがそこは酒屋だったのだ。そこで買い物をした記憶はないが、高校生の時、毎日ここの横を通っていた。

 一雨毎に涼しく秋らしくなってきたが、犬との引っ張り合いでTシャツは上半分が汗で濡れて黒っぽくなった。

 6時40分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時15分に犬の散歩に出掛ける。

 小降りだが仕方があるまい。さっきまでザアザア降っていたのだから。犬も覚悟の上のことで散歩に行きたがっているのだ。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。歩く所は雨水が溜まり、流れている。ちょっとでも雨が降ったら履き物は長靴だと実感した。ただ、歳を取って昨日の習慣を変えるにハードルはかなり高いのだ。

 階段から浜に下りる。水管からの流れが川を作っていた。高架道路からの排水管から上がったが、その排水管は更に大規模で両岸の高い川を作っていた。

 帰路、公園から中道に入った所で雨がザアザア降り出した。それまで開かなかった傘を差す。私の左下で歩いている犬が全身を震って雨水をふるい落とした。

 5時15分前に帰着。2枚のバスタオルで犬の全身を拭う。

雨の為、庭を歩かせる

2016-09-12 06:49:37 | 日記


 6時35分に庭に出る。空は少し明るくなったとはいえ雨は降り続いている。今日は月曜日。

 庭に出る前に犬は階段の所まで来て一声ワンと吠えた。それで1階に下りて何度も外を眺めた。ダイニングから、和室から、玄関から。何時も雨が降っていた。
 犬は玄関前のフローリングの上にお座りをしていた。散歩の準備は出来ていることを主張しているのだ。或いはトイレに行きたいのかも知れない。用を足したいのだろう。
 庭でさせようと思った。散歩は雨が上がってからにしよう。

 ロータリーを回っているとたわしの木からウスバキトンボが空に飛び立って行った。我々の気配を感じたのだろう。
 下の方をシジミチョウが飛び回る。

 犬は南庭で長い小用を足した。矢張り我慢していたのだろう。北庭に行く。雨がシャツや肌に当たると冷たく感じられた。風もかなり冷涼なものだ。犬は北庭でも小用を足した。
 南庭に戻る。犬はそこで糞をした。
 よし、これで目的は達した。

 庭には10分弱、いたことになる。

 北の玄関で犬の全身を2枚のバスタオルで拭う。




 雨が上がったので9時に犬の散歩に出掛ける。

 出掛ける前のこと。
 奥の間に伏せの姿勢にしていた犬は私が2階から降りてくると私をじっと見詰めた。雨が上がったのに気付いているなと思った。散歩に行くかと私が犬に言うと、犬は立ち上がった。
 ラブちゃん、散歩、散歩に行くかねと言うと犬は尻尾を振った。
 私がビニール袋やリードや手提げ袋などを準備すると犬は駆け回った。

 国道を渡り大きな川沿いの道を東上し2つ目の枝道を北上し市の施設の敷地を通るコースを歩く。

 この時刻、開業している店は皆、開いている。

 犬は例によって積極的に歩き回る。犬にとってよく分かっているコースなのだ。私の理解しているコースとは意味が全然違うだろうが。それは使っている感覚の差といってよいかも知れない。犬は嗅覚私は視覚だろう。つまり、犬は具体的な物を頼りに歩いているのだ。私は空間的に描かれたルートを歩いている。
 だから、私はクズの花が咲いていたとか、その隣にはヘクソカズラの白い花が咲いていたとか記憶するのだ。犬は川沿いの道から最初の枝道を強引に曲がろうとする。そこの先に何かにおいがするものがあることを知っているからだ。

 国道まで戻って来た。小雨が降り始めた。犬が飲んでいる水溜まりにも雨が落ちて波紋が広がった。

 10時15分前に帰着。バスタオルで犬のお腹と足回りを拭う。




 昨夕の散歩について

 4時に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚が付いて来てくれた。

 海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。
 犬は頻りに何かを嗅ぎ、砂浜を軽く掘ったりする。上空にはウミネコが細い羽を伸ばして滑空していた。

 突堤の根元の海に小さな子供が入って何かを捕っていた。ニイナか何かだろう。寒くはないのか。

 突堤の先端でも7,8人の人が消波ブロックの方に下りて貝を捕っているようだ。岩の表面に付いたニイナは素手で捕り1枚貝ははがす金属の棒を使っていた。
 スーパーのビニール袋半分位の収獲のようだ。一つ一つの大きさから言うとトコブシのような1枚貝だろうか。それからニイナも沢山捕っていたようだ。早口で仲間同士話していたが、どうやら中国語のようだ。エネルギッシュな人たちのようだった。
 生き物を捕ることで自らも活性化したのだろう。

 4時40分に帰着。

長く元気でね

2016-09-11 06:52:12 | 日記


 6時5分に犬の散歩に出掛ける。今日は日曜日。

 海岸道路を南下して礫岩広場に至るコースを歩く。曇り。東風が涼しくて快適だった。

 公園でお孫さんと歩いている人と出会った。以前、大きな犬を飼っていた人だがその犬が亡くなったと聞いた。顔に人間の眉のようなものがあった。後ろ足を悪くしていた。
 我が犬は思い出したのだろうか、その人の所に行った。頭を撫でてくれた。そして言った。長く元気でねと。

 浜にはキス釣りをしている人たちがいた。遠くの突堤の上にも人影が見えた。

 6時半に煙火が上がった。方角からすると中学校からのようだ。今日が運動会なのだろうか。

 礫岩広場の下の岩礁で魚釣りをしている人々の姿が見えた。道路には10台以上の車が止まっていた。先週は1台もなかったし岩礁にも人の姿はなかった。先週の散歩は朝早かったからだろう。

 リードを付けて散歩させている人がいた。大きな白猫だ。我々の後から来た犬を連れた人はその犬を猫に挨拶をさせたようだった。

 7時15分前に帰着。




 昨夕の散歩について

 3時25分に犬の散歩に出掛ける。天気が段々と曇ってきたのでこの時刻でも大丈夫だった。

 シジュウカラが柿の木にいた。よく見ると本当に小さな生命だ。羽の配色はすっきりしている。

 キチキチとかキイキイとか鳴くモズも電線に止まっている姿を見ると丸で小鳥だ。体全体でバランスが取れていれば大小は生命の在り方にあまり関係ないだろう。

 浜に下りなくなって簡便な散歩となってきた。

 4時5分前に帰着。

黒毛の下の皮膚は真っ白

2016-09-10 06:42:13 | 日記


 6時に犬の散歩に出掛ける。今日は土曜日。

 幼稚園、小学校の前を通るコースを歩く。薄曇り。外気を涼しく感じた。

 家を出てすぐの中道で若い柴犬を連れた人を見掛け少し引き返した。しっかりさすって貰った。背中の毛が少し抜けた。そうなのだ、室内でもさすってやっているとすぐに毛がふわっと湧いてくる。畳の上は散らかった毛だらけである。犬の毛の根元を見ると白い皮膚が見える。日が当たらないからだろうか真っ白である。病気か何かで犬の毛が全部抜けたらこの犬は今の真っ黒から真っ白になるのだ。見てみたいような怖いような。

 小学校の運動場にテントが張られ入場門も出されていた。明日が運動会としたら小学校の運動会としては少し早いのではないだろうか。

 6時半に帰着。




 4時半に犬の散歩に出掛ける。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。浜には下りなかった。

 5時に帰着。