6時20分に犬の散歩に出掛ける。今日は水曜日。
丘陵の頂越えのコースを歩く。晴れ。
大きな川沿いの道を東上し1つ目の枝道を左折する。田の中からゲロゲロとカエルの声がする。違う場所からゲロゲロと返答がある。それを何度か繰り返していた。田には水はない。
丘陵の頂近くで風を心地良く感じた。汗をかいているのでこの風で汗が蒸発して気化熱を奪われて体温が下がって気持ちが良いのだ。犬は私程、風を有り難がっているようには見えなかった。長い舌は出しているがそこから気化熱は奪われるが体全体は汗をかかないので風が来てもそれ程、涼しさは感じないのだ。
命豊かな川の手前の水田から超低音のブーーという声が聞こえてきた。ウシガエルだ。食用蛙ともいう。別の所からもブーーの声がする。この辺りの稲田には水がたたえられてある。
命豊かな川の中には小鮒らしき魚の群れがいくつもあって元気に泳いでいた。川から田の方に茶色の鳥が飛んでいった。飛び方はカワセミにとてもよく似ていた。
犬は踏切を渡ると日陰で腹這いになった。散歩を始めてしばらくすると犬はハアハアと言い出したのだ。踏切を渡ると家が近いということでホッとするのだろうか。立ち上がって歩くとすぐに国道だ。国道でも犬は数カ所で腹這いになった。それぞれの場所での腹這いの時間は短かった。
7時半に帰着。
昨夕の散歩について
6時10分に犬の散歩に出掛ける。
路面に手を当てると暖かいという感じである。その上の空気は犬が全身で接しているものだが私が顔で感じている温度より遙かに高いだろう。
参道の端の理髪店の戸を開ける。主人は接客中であったがこちらにやって来た。明日は空いているということなので9時に予約した。
階段から浜に下りる。
そのそばでテントを張ってバーベキューをしている人たちがいた。以前にも感じたことなのだが、最前から、肉の焼ける良いにおいが漂ってきていたのだが、犬は嗅覚を喪失したとばかりに一切の反応を示さなかった。当然、私が気付く前に犬はそのにおいを感知していたはずなのに興味関心を示さなかった。
それはご相伴に与ろうという意識がないからだろう。犬の先祖は狼でその血を今も伝えているという。狼は群れが違うと知り合いではないというより獲物を捕獲する上で敵に近いのだ。そこにはどうあってもその集団に入れない暗黙のルールがあるのだ。だからだろう、犬は本能的にそのにおいの魅力を消去することが出来たのだろう。
浜にはまだ2,30人の人たちが海で遊んでいた。
・・・
4時過ぎに犬を動物病院に連れて行く。
この時刻、この天気なので車に乗せて連れて行くしかない。家の駐車場に犬を連れて行き助手席のドアを開けると犬はさっと逃げ出した。その行動の迅速なのにびっくりすると共に演劇的な滑稽さも感じた。
どうしたんかね、はよ、乗るよと言ってリードを引っ張ると犬は簡単に態度を変えて、勢いよく車に飛び込んだ。犬はフロアからシートにすぐに上がった。
車の中は暑いしシートは熱くなっていた。エンジンを掛けるとすぐにエアコンがフル稼働し始めた。
犬の首輪を持ってスタートだ。ゆっくり走る。急ぐ訳でもないし遠くに行く訳でもない。
動物病院に到着して私が下りると犬は私が下りた運転席の方から下りたがった。そして運転席に乗り移ったがフロアに下りるにはハンドルが邪魔である。犬は運転席から地面までの高度差を目で測って躊躇していたがやむを得ずという感じで決断してシートから地面に飛び降りた。
待合室になっている所にパグを抱えた先客があった。そのパグがワンワン鳴くのでその人はパグを自分の車に入れた。エンジンを掛けてエアコンを入れているとのことだ。
体重測定をする。結果は21.78kgであった。僅かではあるがこの所、体重が減り続けている。前回は6月25日に測定した21.84kgだった。その前は6月1日の21,90kgだった。一月で60g減っている勘定だ、
10kg台に戻したいと思っている。だが、先は長い。この所の減り方からするとそうなるには2年半はかかりそうだ。もっと真剣に減量に励ませたい。飼い主の責任なのだ。
・・・
突堤の根元の浜でさっきから小型のポインターを海に誘い入れようと飼い主は海に入りポインターは波打ち際を走り回っていたが、結局、ポインターは海には入らなかった。このペアには朝の散歩でも出会った。
小型のポインターが去った後、犬は突堤の根元に行きたがりそこで何度も腹這いになってゆっくりした。それだけ疲れているのだろうと思い存分に休ませた。
7時に帰着。