犬の散歩

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雨のにおいがした

2017-06-07 07:38:49 | 日記

 6月7日(水)の朝の散歩について

 

 5時25分に犬の散歩に出掛ける。今日は水曜日。

 

 丘陵の頂越えのコースを歩く。時折、小雨。空の低い所を薄い灰色の雲が西に流れていっていた。

 

 田の多くは水を張り水田となっている。田植えはまだの所が多い。その中をトラクターを走らせている人がいた。朝早くから誰も見ていない内に仕事を始めているのだ。

 

 朝早くに散歩に出掛けると道路を信号がなかった昔のように歩ける。また、服装もラフなもので十分だ。歳を取って何よりもお気楽が一番の価値になっている。

 

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 夜9時過ぎ、犬が玄関で吠えた。庭に連れ出す。小雨が降っている。犬は北庭に行き小用を足した。犬はまだ用があるようだったが、それは無用だと私は判断して犬を家の中に入れた。犬は特に抵抗しなかった。

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  命豊かな川の左岸にピンクのタチアオイが咲いているのでそちら側を歩く。犬とタチアオイ、その背景の市の施設という構図で写真を撮ろうとしたが、犬は適切な場所に行かない。この時刻の散歩は結構な点が多いが、写真撮影に関してのみ不都合である。

 

 駅の裏を通って市の施設の敷地に入る。突然、ウマオイのような虫が道に飛んできた。そしてすぐに草むらに消えた。

 

 市の施設から出て緩やかな下り道を歩く。中央分離帯に植わっている久留米ツツジの朱色の花が咲き始めた。この色に似ているザクロの花も時々、見掛ける。

 

 6時20分に帰着。

 

 

 

 

 

 昨夕の散歩について

 

 3時35分に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。

 

 曇っているせいか気温があまり上がっていないようだ。

 気象庁から九州、山口は梅雨入りした模様との発表があった。これからは当分、雨の中を歩くことが多くなるだろう。私は犬にとって濡れるのは必ずしもマイナスだとは考えていない。濡れたままにしておくのは良くないが、雨に濡れることで犬に洗髪するのと同じ効果をもたらすのだ。いっそのこと私も帽子を脱いで天然シャワーで洗髪をしようかと思うが、頭が冷え、体が冷えで風邪でも引いて肺炎を併発でもしたら犬を散歩に連れて行けなくなると考え私は帽子などで防備しよう。

 

 雨が降ると特有のにおいがしてくる。雨そのもののにおいではないようだ。雨が温められた地面に落ちて何か化学反応が起きてにおうのではないだろうか。

 

 海岸に出てみると北の方の海に3人が入っていた。そして大きな声で叫んでいた。突堤の根元にカップルがいたが、後に海の3人と連れだということが分かった。

 

 浜に下りると潮の香りに雨のにおいはしなくなった。

 

 突堤の先端に行き小倉から来た親戚は白い毛透きで犬の後半身をかき始めた。毛がどんどん抜けて風で海に飛んでいった。毛と共に白いふけもたくさん出て来たので払った。他の部分ではふけは殆ど無かった。今、犬の後半身の皮膚が活性化しているのだ。

 犬は我々の作業をさほど喜んではいなかった。もう十分だろうという態度で戻ろうとする。大人2人掛かりでどうにか制して作業を続けた。

 こうして毛を抜いておかないとこれから暑くて暑くて仕様がないだろうと言う。

 

 我々が突堤にいる時にその根元の浜にポインターを放している人がいた。我々が浜に向かうとポインターにリードを付けてテラスに座らせた。

 我が犬はすっかり興奮していた。大きな犬が好きなのだ。背筋の毛が立っている。それに今回、始めて気が付いたが、尻尾の前の毛も少し立っていた。

 

 公園から中道を歩く。雨粒が大きくなった。急げや急げである。家が近くになっていて良かった。

 犬の後を見るとさっき、突堤の先端であれ程、毛抜きをしたのにもう新たに毛が浮いていた。毎日やらねばならないようだ。夏の終わりまでずっと。

 

 4時20分に帰着。バスタオルで犬の全身を小倉から来た親戚が拭ってくれた。