犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

我が家に来て3年目になる犬

2015-06-30 07:05:01 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は火曜日。

 山陰本線を跨ぐアーチ状の道を行くコースを歩く。曇っている。時々、小雨が額や頬に当たる。昨日、検眼で度が合っていないことの分かった眼鏡のレンズにも小さな雨粒が付いた。

 道路や地面の上にコフキコガネを見た。

 ・・・
 未明、階下で犬が鳴いている。このところなかったのだが。小さな声で鳴いている。寂しそうな声だ。仕方なく階段を下りる。犬は私が下りてきたことを喜んだ。そして、私も犬を抱いた。和室の戸を開けると犬は嬉しそうに入って行った。
 しばらく同じ布団にいたが、犬は暑いのか廊下に出てそこで横になった。
 ・・・

 犬との綱引きで額に汗が滲む。

 今日はこの犬が我が家に引き取られた日である。それは2012年の今日6月30日のことだ。だから丸3年、我が家で暮らしていることになる。もうそんなに月日が経ったのだ。

 7時に帰着。




 昨夕の散歩について

 6時15分前に犬の散歩に出掛けた。

 夕食後に散歩に出掛けた。天気が良かったのが、西の空が曇ってきて丁度良かった。気温はさほど上がっていないようだ。

 この時季、この時間以降に行くべきだろう。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。

 アカトンボがよく見られるようになった。また、ヤンマも飛んでいた。おそらくギンヤンマだろうが陰になっているのではっきりしたことは言えない。

 海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。北に向かい突堤に至る。先端まで行って戻る。釣り人が数人いた。

 砂浜を歩いている時、犬の急な引きに姿勢が崩れバランスを失ってねじるように倒れてしまった。何という力だろう。
 砂の上には打ち上げられたホンダワラがありそれにはトビムシの仲間がたくさんいる。

 6時25分に帰着。

行きたい所をつくらねばならない

2015-06-29 07:15:00 | 日記


 6時5分に犬の散歩に出掛ける。今日は月曜日。

 国道を渡り大きな川沿いの道を東上し2つ目の枝道を北上して市の施設の駐車場を通って帰るコースを歩く。参道を歩いていると左斜め前方から太陽が光を放っている。黒松並木やガードレールの影が南西に伸びていた。風はない。

 川の土手に生え枝を川面の上に伸ばしているネムノキは下が白く上が赤い花をたくさん付けている。

 2つ目の枝道を行くと左手の田の中にシラサギが1羽、右の田の中にアオサギが3羽いた。朝食をとっていると見える。共に飛び立ったが、更に行くとカモが2羽いた。その他、ヒバリ、スズメ、ムクドリ、ツバメが飛んでいた。ウグイスは囀りだけで姿は見せない。

 結構、車の行き来が激しい道を横切って狭い上りの道を歩く。左手の樹木が強剪定されていた。つくづく木は剪定しなければならないと思う。右手の家の前は菜園になっていてカボチャ、サトイモ、トマト、ナス、エダマメ、ゴボウなどが植えられていた。

 塀の向こうにヒマワリが2輪咲いていた。高さは私より遙かに高い。3m位ありそうだ。時季的に早いと思う。

 犬が少し傾斜のあるタイルの上を懸命に嗅いでいた。その鼻先に当たったのだろう、オカダンゴムシが丸くなって転がった。

 市の施設の駐車場に入る。矢張り円形広場に行ってみた。赤米が更に大きくなっていた。行きたい所をつくらねばならないと思った。過日、ボランティア活動でプランターとペットボトルに植えたのだ。

 暑さを感じる。喉も渇く。水筒があると良いのかも知れないが荷物になるので嫌だと思う。

 7時に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時15分に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。

 公園に向けて中道を歩く。先を人の顔をした大きな犬が歩いていた。後ろ足が悪いのでゆっくり歩いている。追い付いた。
 犬同士が鼻を付け合った。我が犬は、この前のように挑発するような横っ跳びはしなかった。
 暑くなりました。これからが大変です。特に犬にとって。
 元気が良いのが羨ましい。これをこちらが言わなければならない日が来ることは確かだ。

 オシロイバナの赤い花が咲いていた。これまた時季的に早い。

 出来るだけ日が当たらないように道を選ぶ。と言ってもいつも南北の道を歩けるわけでもないし、南北の道でも西に遮る物がなければ日に晒される。
 それでもどうやら北バイパスの下に辿り着いた。犬はそこですぐに腹這いになった。勿論、口から長い赤い舌は伸ばしてハアハア言っている。
 過日、獣医さんが言っていたが、ラブラドールはイギリス出身だそうで、蒸し暑いのは苦手だそうだ。こちらはイギリス出身ではないが蒸し暑いのは苦手だ。それなら、犬は更に居心地が悪いだろう。

 北バイパスの歩道を歩く。勿論、日の当たらない東側である。

 梶栗の所で下りた。その辺りに生えていたエノコログサの葉を食べた。既に穂が出ていた。ブラッシングしてやる。アンダーコートの毛がたくさんとれた。これで少しは涼しくなるだろう。ふけも相変わらずたくさん出た。

 帰りも同じ歩道を通った。アカトンボが1匹飛んでいた。北からの風に向かって飛んでいた。だから、殆ど前に進まず軽く上下するだけだった。ウスバキトンボだろうか。

 耳朶の後ろを汗がゆっくり流れた。ここに垢が溜まりやすいわけだ。

 5時5分に帰着。これまで黄色の小さな手提げを持って散歩に出掛けていたが、手に持つ紐の所がかなりくたびれてきたので別のに替えることにした。これまでのは前の飼い主から譲り受けた物だった。犬はこれを私が準備すると見ると散歩と確信していたようだ。

何度もお尻滑りをした

2015-06-28 07:01:23 | 日記


 6時5分に犬の散歩に出掛ける。今日は日曜日。

 犬に引かれて昨夕と同じコースを歩いた。曇っていて涼しい。

 7時5分前に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時に犬の散歩に出掛ける。

 午後、家を空けていたので帰ったら愛想良く迎えてくれた。寂しかったのだろう。そして早く散歩に行きたがった。

 散歩の準備をする。食パン半枚をオーブントースターに入れる。犬は絨毯の上でお尻滑りをした。後ろ足を前に突き出し前足とお尻だけで歩くのだ。
 北の家に行き玄関を解錠する。小さな黄色の手提げを持つ。その廊下で犬はお尻滑りをした。リノリウムの上でもした。渡り廊下の板の上でもした。何回したか覚えていない。かつてはその都度、丁寧に跡を嗅いでいたが、この度は1回だけだった。このお尻滑りは外でもする。
 南の玄関から出て北庭に行き、犬はそこで落ちたヒイラギの実を少し食べた。

 ・・・
 ミュージアムセミナーの6回目「近世の集落と生産」を聞きに市の施設に自転車で行った。今日で最終回。
 今回も考古学で分かることは物が語ることだけなのだということが分かった。

 記録に残す考えも手段もなかった時代が長かった。考えてみれば写真や映像やレコードに世の中が記録され始めたのは歴史上、つい最近のことなのだ。写真の前には絵があった。レコードの前には楽譜があった。
 文献には厳しい検討が必要だろうが、人のことを記しているのだ。人は文なり文は人なりである。

 物で分かることだけでも近世の住居は現代の我々には到底我慢の出来ない代物だ。当時の人はそれしか知らないからそのような環境の中で生きていたのだ。

 備蓄銭埋蔵から貨幣経済の拡散が考えられる。近世になると埋蔵がなくなり埋蔵は無駄という観念が一般化したなどが導き出される。随分と即物的な解釈だ。
 ・・・

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。
 公園では人の顔をした大きな犬と出会った。お座りの姿勢をして後ろ足を休ませていた。我が犬は寄って行き鼻を付け合った。そしてすぐに左に跳んだ。あれは何だろう。脅かしなのか。

 海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。北に向かい突堤に至る。セグロセキレイ、カラス、スズメがいた。

 又、猫に餌をやっている人がいた。突堤に猫がいたので引き返そうとした。しかし、その猫はどこかに行ったので突堤に上がって先端に向かう。

 先端には胡座をかいて座っている人たちがいた。その中の一人が我が犬を見てラブと大きな声で呼ぶと我が犬は嬉しそうにしっぱを振って近寄ろうとしたが、その手前に大きなキジ猫がいた。一騒動起こってもと思い引き返すことにした。
 どうも、猫には敵わないからと相手の人に言って踵を返した。

 犬は糞をしなかった。実は朝の散歩で3回糞をした。1回目はどっさり、2,3回目は僅かだったが。それでだろうか。

 4時40分に帰着。いつものようにトーストが出来ない内から犬は北の家の最南端の部屋からこちらに向かって吠えた。こちらは3匹の金魚の餌をやり、掃除をした風呂の浴槽に栓をしたり蓋をしたりやることだらけだ。
 いつものように餌をやった。犬はこれから南の家に行くのだ。玄関のタイルから上がり框に跳び上がる時、犬は転んだ。大丈夫か。大丈夫のようだが犬は不機嫌そうに見えた。体重増加のせいか。老齢のせいか。或いは目が悪くなったのか。
 前の車の時、犬は飛び乗るのだが、ある時、こけて乗り損ねたことがある。それ以来、犬は車に乗るのを嫌がっていたことがあった。今度もそうなるのだろうか。

ヤマモモの実に一瞬、鼻を付ける犬

2015-06-27 07:00:18 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は土曜日。

 幼稚園、小学校の前を通るコースを歩く。曇っていて風はない。散歩の始めに小雨が降った。

 北の玄関で犬に餌をやって南の家に連れてくる。すると早くも散歩に行こうとする。いつもなら奥の部屋に入って待っているのだ。階下から吠える。急を要している感じがする。少し苛立っているような。歯磨き洗顔もそこそこに犬にリードを付けて南庭に出る。いつもは庭をうろうろするのだが門の所にさっと行った。

 犬はしばらく行くと糞をした。

 ムクゲの花が咲いている家がある。更に行くと庭の角に赤いカンナが咲いていた。カボチャ畑はすぐだ。そのカボチャ畑が姿を一変させていたので驚いた。緑の海だったのが黄緑、黄、所々に茶色の色模様になっていた。枯れるには早過ぎる。病気なのだろうか。

 小学校の所で向こうの竹林からウグイスの囀りが聞こえてきた。ケキョケキョ。ホーホケキョ。ホーホケキョイ。

 道端に大きなヤマモモの実が2つ落ちていた。犬は一瞬鼻を付けたがすぐ通り越した。上を見ると葉を茂らせたヤマモモの木があった。
それからすぐ又ヤマモモの実が落ちていた。これは小さい。矢張りそばにヤマモモの木があった。実は我が家の庭にもヤマモモの木があった。今にないので枯らしてしまったようだ。
 子供の頃、友達の家に遊びに行き、その家の生け垣のようになっているヤマモモの木に登り実をもいで食べた記憶がある。

 7時10分前に帰着。念のため犬のお腹に手を当てると濡れていたのでバスタオルで拭った。




 昨夕の散歩について

 4時10分前に散歩に出掛ける。犬は北庭で少しの間、ヒイラギの濃紫の落ちた実を食べた。熟すと矢張り甘くなるのだろうか。それにしては鳥が取りに来ているのを見たことがないが。
 私はヒイラギの隣のひょろんとしたユスラウメの実をもいで食べた。これも子供の時に食べて味を覚えていなければ美味しいとは思わないかも知れない。

 明るくなった。
 アスファルトがかなり乾いているのは強い風が水溜まりの水を蒸発させたからのようだ。日は照っていないから。

 角の家に人の住んでいる気配が益々なくなった。
 駐車場の横に井戸がある。実は我が家にも井戸があった。水道が敷設される前は各戸に井戸があったのだろう。この辺りは海岸に近いのだが、湧水は塩水ではなく真水だったのだ。
 半世紀前頃に神官にお祓いをして貰って閉じた。息抜きのようなパイプが付いている。井戸が窒息しない為なのか。何でも生きているとの思想が背景にあるのだろう。ここではファンタジーが現実に生きているかのような世界観がある。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。強い西風で海は波が高く、消波提では波が白く砕け散っていた。飛沫が海岸道路まで軽くやって来ているに違いない。携帯を取り出す気にならなかった。
 海には黒のスウェットスーツを着たサーファーやウィンドサーファーがいた。久し振りの波なので遠景だが嬉しそうに見えた。

 犬は海岸はまったく眼中になかった。海が荒れているのが分かるのだろうか。ちゃんと見ているようには見えなかったが。

 公園に戻った時、若い柴犬を連れた人と出会った。頭をさするなどしてしっかり可愛がってくれた。我が犬も嬉しそうだった。以前、迷惑そうな表情を見せることもあったが心を入れ替えたのだろう。
 一緒に公園を出て家路についたが、我が犬は何か気になるにおいがあるのかあちこちにお立ち寄りをして別れてしまった。

 ヤマモモの実が道に落ちていた。見上げると人間の胴体位の白い幹が見えた。葉は確かにヤマモモのものだ。
 モモの実も ヤマモモの実も ウメの実も

 デイサービスの人と門の所で出会った。犬を飼っているそうで我が犬もその人が好きでその人も我が犬が好きだ。犬は大事にされていることが嬉しくて堪らないようだ。

 4時半に帰着。

草引きの時犬を庭に放したが

2015-06-26 07:37:50 | 日記


 7時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は金曜日。

 本来なら大型の商業施設群の手前まで行くのだが、雨の為、国道に出る前に引き返した。小学生が傘を差して登校していた。水溜まりの中に広げた傘を入れて水をすくっていた。

 雨は先程から弱くなったり強くなったりした。犬は家の近くの空き地で糞をしたのでそこでもう帰っても良かった。が、少し歩いた。

 ブロック塀に大きなカタツムリが付いていた。

 犬が全身を振るわせて体に付いた水を振り払った。2,3度やられたらもう帰るしかない。

 7時半に帰着。東の回廊にブロックを並べて置いて良かった。いくらゴアテックスの靴でもわざわざ濡らすことはない。

 北の玄関に入って犬のリードを外そうと頭を少し下げると帽子から水が流れ落ちた。犬はバスタオルを手にするとさっと奥に行ってしまった。口笛で呼ぶも手の届かない所までしか来ない。バスタオルを持って南の玄関から入り北の家に行って犬の全身を拭った。




 昨夕の散歩について

 3時40分に犬の散歩に出掛ける。

 天気が心配なので早めに出た。

 ・・・
 午後、北庭への通路に柵を置いて犬を放した。
 玄関に犬を呼んでリードを付けずに扉を開ける。犬は何事かとのっそりと出て来た。尻尾は振っている。
 犬の最初にしたことは動ける範囲の確認であった。グミと柿の木のある東の中庭に行く。渡り廊下の下に金網が張られているのでその先には行けない。だからだろう北庭に向かった。先程、セットした柵があるので北庭には入れない。
 南庭に戻って今度は西の回廊を行く。新しく設置した焼き杉板の扉があるので西の中庭には入れない。犬は頭の中に自分が自由に動ける地図が出来たようだ。行きたい所には行けないようになっている。それでも犬は東回廊の辺りをうろうろした。
 私は犬が行く所に付いて行き、そこにある草を抜いた。コニシキソウとカタバミは確実に抜く。草が少ないと管理は簡単だ。
 庭は以前はジャングル状態で絶望的な気持ちになっていたが毎日、少しずつやれば良いことが分かり気持ちも軽く又、前向きになった。 ただ、ちょっと動いただけで汗が出る。蚊も出る。

 犬はお気に入りの北庭には行けないし西の中庭にも行けないと分かって途端に庭にいることの興味を失ったようだ。
 若い頃はやんちゃをして庭を駆け回っていたのにポーチでお座りをしている。ビラーにリードを結び付けていた時と同じだ。
 思うに犬はリードを付けられてその条件の下、人との駆け引きを楽しんでいるのだろう。会話をしているのだ。
 無条件におまえは自由なのだといわれてもそれはすなわち周囲との関係性の喪失を意味するだけなのだ。
 犬は社会的動物だ。抑制がなければ十全に生きられないのかも知れない。
 これでは運動不足解消にはならないと思い、一工夫必要なことが分かった。課題である。
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 ・・・
 午前、ウォーキングシューズだけではないが買い物に出た。先日、買ったシューズの10倍はするものを買った。ゴアテックスの靴だ。これなら梅雨の季節、水溜まり好きの犬にも対抗できるだろう。
 どこが違うのだろう。靴底がしっかりしている。靴の下がどんな状態でも安定している。それが逆にそんなことがあり得るのだろうかと疑義が生じないでもない。
 まあ、これまでより快適なので異を唱えることはない。それにこれまで靴を脱ぐと大抵靴下が汗で湿っていたのであるがそれも軽減されるかも知れない。
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 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。北に向かい突堤に至る。
 突堤の中程で猫2匹に餌をやっている人がいたので引き返す。

 4時20分に帰着。