犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

浅瀬で魚を捕まえた人がいた

2015-08-31 11:24:14 | 日記


 10時半に犬の散歩に出掛ける。今日は月曜日。

 国道を渡って大きな川沿いの道を東上し2つ目の枝道を北上して丘陵の頂の手前で左折して市の施設の駐車場を通って帰るコースを歩く。やっと雨が上がったので散歩に出掛けた。帰路、家の近くになって雨が降り始めた。犬はバスタオルで拭わなければならず私はTシャツを着替えねばならなかった。

 犬は家を出てからすぐに度々小用を足した。いつもとは約4時間遅れで出発したので随分、溜まっていたのだろう。可哀想なことだ。それまで我慢していたのだ。室内ではしてはいけないし散歩の催促もすることではないと思っていたのか。だが、雨が上がり私がトイレの水を流すと、そろそろ頃合いかと動き回るのが爪音で分かる。そして早くも階段に足を掛けて待っている。

 私自身、住宅街を歩くより自然の豊かさが感じられる田園地帯を歩くのが好きだ。

 大きな川沿いの道を歩いて行くと、犬は最初の枝道を左折したがる。そこに枝道から車がやってきた止まった。方向指示器からすると右折したいようだ。道端に寄って待っているとドライバーがお先にと手を伸ばす。それで車の前をまっすぐ行こうとするのだが、犬が左折を主張してなかなか強情だ。頭を下げて礼をしながら犬を無理矢理引っ張っていく。

 土手に生え川面に枝を伸ばしているネムノキは薄茶色の莢をたくさん下に向けてぶら下げていた。

 狭い登り道を行く。向こうから二輪車がやってきた。犬は右端に寄って立ち止まり行き去るのを待った。行儀が良いのだ。

 丘陵の頂の手前で左折する。青い柿の実やセンダンの実が落ちていた。犬は鼻を付けていたが食べはしなかった。

 市の施設の駐車場に横から入る。円形広場の前にある赤米を見に行く。そろそろ穂を付けているのではないかと思いながら。が、穂は付けていないし先端の葉が少し枯れているのもあった。また、正門から出て緩やかな下り坂を歩いて行ったが、そこの並木は葉がみな茶色になって枯れ木のように見えた。共に台風15号のせいだろう。

 国道に出て信号待ちの時、犬は水溜まりに腹這いになった。もう、そんなに暑くはなかろうになあと思った。

 11時15分に帰着。背の方もお腹の方も濡れたので2枚のバスタオルで拭う。




 昨夕の散歩について

 4時5分に犬の散歩に出掛ける。

 曇っているし北西の風が涼しい。

 公園を通ってグラウンドに行く。犬に引かれて西側に行く。西には低い丘陵がある。そことその下のグラウンドに松かさがたくさん落ちていた。
 犬はその辺りで糞をした。ビニール袋でさっと塊をもれなく取って、もうそこに何もないことを確認する。そして、目にも止まらぬ速さでくるくると結んで封をして手提げに入れる。だが、袋に入れた時、松葉も一緒に入った。これが悪さをしなければと思う。松葉の先の針が袋を刺して穴が開けば困った事態が生じる。幸いそうはならなかった。

 海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りた。そのまま真っ直ぐ海に向かう。
 2人の男性が浅瀬で砂を運んでいた。何だろうと近寄ってみると浅瀬に閉じ込められた魚がいて砂で仕切って更に行動範囲を狭めようとしていた。餌か何かを追って来たのだろうか。30cm位の細長い灰色の魚だ。キスですかと尋ねるとすぐに何々と答えた。塩焼きにして食べようと言っていた。

 浜を北に向かう。この所、テングサのように赤い藻が打ち上げられている。仄かに香る。

 この所、チドリが波打ち際を忙しそうに素晴らしい速さで歩きながら何か餌を探しているようだ。そしてすぐに飛び立つ。

 大きな川に至り突堤の中頃に猫派の人がいて猫もいたので突堤には上がらなかった。その時だったろうか、さっき教えて貰った魚の名前が思い出せなくなった。以前、聞いたことのある名前なのだが、どうしても思い出せない。名前を聞いた時、釣り魚だと思った。    
 これはいよいよ来るものが来たようだ。

 突堤の手前から引き返す。犬は渋々付いて来ている感じであったが、ついに濡れた砂の上に腹這いになった。

 声を掛け、立ち上がったと思ったらまたすぐに腹這いになる。これは拙い。じっと辛抱して待つ。また、やっと立ち上がったと思ったら今度は突堤の方に向かう、それも強い力で引っ張りながら。駄目と言って南の方に引っ張る。犬はどうしても猫のいる突堤の方に行きたいようだ。或いは猫ではなく、突堤の先に行きたいのかも知れないと思った。
 犬はまた濡れた砂の上で腹這いになった。自分の意思が通らないのでふて腐れて腹いせでやっているとしか思えなかった。
 矢張り以前考えたように朝と夕方の散歩のコースを変換させるべきだと思った。但し、夕方に負担がかかるのは嫌なので、月、木、土は朝の散歩としては距離も時間もそれ程でもないので朝夕のコースを替えてもよいなと思った。

 4時40分に帰着。2枚のバスタオルでお腹や足回りは尻尾などを拭う。


犬の毛がまたつやつやしてきた

2015-08-30 06:47:12 | 日記


 6時5分前に犬の散歩に出掛ける。今日は日曜日。

 海岸道路を南下して礫岩広場に至るコースを歩く。空は曇っている。

 公園に入ると虫すだくとばかりに声がする。夜を鳴き明かしたのか、まだ鳴き足りないのか。
 公園もグラウンドも照明が点灯している。それらが必要な程、暗くはない。
 グラウンドの公園側にホワイトラインでトラックが描かれている。車のトラックではなく走路のトラックだ。1周が4,50mの小さなものだが、陸上競技場の正確な縮尺になっているように思われる。もうかなり前に引かれたからだろう所々薄くなっている。幼稚園か保育園の運動会の練習に使っているのだろうか。

 東側の出入り口からグラウンドを出たが、その出入り口の所に銀杏が数個落ちていた。上を見ると先の方の梢は葉が完全に落ちて尖った様がよく見て取れた。

 海岸に向かう。六連島の灯台が頻繁に点滅していた。蓋井島のは点滅の間隔が長い。1回光ると長く待たないと次の光を見ることが出来ない。朝刊で海女漁をしていた人が亡くなったという記事を読んだ。昨年も事故があって人が亡くなっていた。

 礫岩広場の下の岩場では釣り人を見た。崖下の道を通って高架道路の下に出る。リードを付けた猫を連れている人を見た。大きな白い猫だ。散歩をさせているのだろうが、余り歩きそうもなかった。

 屋根のアンテナに細い小鳥が止まっていてツイッピーツイッピーと澄んだ声で鳴いていた。

 6時40分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時5分に犬の散歩に出掛ける。

 雨がぽつりぽつりと降っているなとは思った。グラウンドで糞をしたのでそこで帰っても良かった。が、先に進む。犬も私も望んでいるからだ。が、雨が少し本気に降り始めた。

 海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。海辺のカフェのベランダからギターの低い音が聞こえてきた。ギターは1オクターブ低いからだろう。
 海岸沿いの空にはウスバキトンボが雨を避けるようにして素早く動き回っていた。

 浜を北に向かう。上空をウミネコが6羽、南の方に飛んで行った。羽の幅がかなり狭いと感じた。
 相変わらずスナガニが巣穴から姿を半分見せていたり隠れたりしていた。かなりの数だ。

 雨が降り止まないので排水口の所から上がった。東風だったことを思い出して高架道路の海側を歩いた。出来るだけ濡れないように。

 4時35分に帰着。犬の全身をバスタオル2枚で拭う。1枚目が終わったら犬は終わったものとして行こうとする。駄目、まだ、と短く強く言って犬を止める。拭いても、まだ、少し濡れが残っているが仕方がない。実は一昨夕も犬の腹や足回りを拭ったのだ。水気を帯びた砂の上で腹這いになったから。私もTシャツとズボンを替えた。
 前日、小倉の親戚が30分もブラッシングしてくれたので犬の毛はまたつやつやしてきた。
 犬に夕食を与える。食パンはトーストしないことにした。トーストしたらぱらぱらになるだけだから。また、「犬の飼い主さんの心得」のパンフレットは適度に解釈することにした。

犬を洗おうとしたが失敗した

2015-08-29 07:02:53 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は土曜日。

 幼稚園、小学校の前を通るコースを歩く。薄曇り。この所、朝はかなり過ごしやすくなっている。

 度の合っていない眼鏡をかけているせいだろう肩が非常に凝る。凝るというより強ばっている。犬の引っ張りも苦痛を加える。

 ある家の2階に当たるベランダにキウイが鈴なりになっている。毎年のことだ。一度に実るのでどうやって食べるのだろうか。周囲のお家にお裾分けするのだろうか。また、カリンも実っている。

 我が家の庭にボケの木があるが、実が3つ付いていた。

 7時5分前に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時に犬の散歩に出掛ける。

 曇っているしこの所、気温が下がっているのでこの時刻に散歩に出掛けることが出来た。南の玄関から出て北庭に向かう。犬はそこで小用を済ますと門に向かった。私は足元のコニシキソウが葉の上に花を咲かせているのが気になって靴でこすり抜いていた。今、やれば来年は草との戦いはもっと楽になるだろう。抑も草との戦いをしたくないのだ。関わりになる元を根絶やしにしたいのだ。私も歳なので無い知恵を働かさざるを得ないのだ。力を使うか知恵を使うか。どちらも大したことはないので比較することも出来ない。

 そうしていると犬は門扉に向かって強く引っ張った。門の外に若い柴犬を連れた人がいた。これまでも長く会わなかったことがあったがこれほどの長さは初めてであろう。意図的に避けていたのではと思える程、長く出会わなかった。が、それぞれお互いに覚えていることに感激を隠せなかった。人同士、犬同士、人犬同士。若い柴犬は淡泊であったが、それは以前の通り、そのままだったので好ましく感じられた。
 我が犬は余程嬉しかったのか低姿勢で擦り寄るとお座りをして何でも言うことを聞きますという態度を示した。
 相手の人もその勢いに圧倒されたのだろう、ペットボトルから水を手に取り我が犬の鼻先に持って行ったが、手ずから水を飲む習慣がない我が犬は知らん顔である。若い柴犬は手ずからの水を喜んで飲むそうだ。
 犬は用が済んだとばかりに歩き始めた。相手の人はもう行くかね、行っておいでと言った。

 ・・・
 朝、かねてから考えていたのだが、犬を風呂場で洗おうということになって犬を脱衣所に誘導したが、犬はなかなか入ろうとしなかった。今まで一度も入ったことがないことを思い出した。多分、そこに洗濯機があって大きな音がしているのを聞いているので不審な場所と認識しているようだ。この犬は掃除機の音も嫌っているようだ。
 それでもどうにかして脱衣所に入れて戸を閉めて風呂場に入れることにした。所がそれに対して犬は更に強い抵抗を示した。後ろから押して、さあさあ綺麗になるよと言っても、犬は同じ行動を繰り返した。つまり、風呂場の方に行きはするがすぐにUターンして戻った。そして閉じられた戸の方を見上げるだけである。まったく動かないのではなく言うことを聞いて行きはするが躱す所がこの犬らしいと思った。
 仕方がないので駐車場で洗おうということになった。所が、犬はシャワーにしたホースの水を嫌がり専ら必死に逃げようとするだけだった。お尻に少し水を掛けただけだ。到底、説得出来るような状況ではない。風呂場同様駐車場でも諦めるしかなかった。そこで小倉の親戚は30分余りブラッシングをしてくれた。
 昨年か、一昨年か、或いはもっと前のことか、玄関のポーチに金盥を用意してそこで簡単に洗ったことがある。
 この犬はつくづく臆病な性質で自分の勘を信じ、それに違うことには絶対拒否する意思と行動の合致した生き物だと知った。それは私の根本にある考えと同じだと思った。単純に言えば嫌なことは嫌なのだ。理屈なんかない。もう何もすることはない。
 ・・・

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。蝉が鳴いている。アブラゼミにツクツクホウシにニイニイゼミ。が、密度が低い。それぞれオスは1匹ずつしかいないのではないかと思われた。
 ウスバキトンボがいやに私の近くを飛ぶ。真っ赤なトンボも1匹見たがそれが何トンボか分からない。真っ赤なトンボは多いのだ。
 トンボに関しては今年は庭にイトトンボを1匹も見なかった。途絶えたのだろうか。生態が分かればと思わないでもない。
 見ないというとカマキリを今年は見ていない。もうかなり前のことだが、ハラビロカマキリの幼虫だろう腹を反り返らせてその先端を頭の方まで伸ばしていたのが柿の葉にいたが、その頃はアオイラガの幼虫が柿の木や桜の木やベニカナメの木にうじゃうじゃしていて殺虫剤で駆除したのだが、その余波を受けて死滅したのだろうか。カマキリは仕方ないにしても、尤もカマキリは私に余り好きでない虫を食べてくれるのでその存在を歓迎しないでもないが、見て嬉しいのはイトトンボだ。偏見であろうが、それが私なのだ。

 突堤の先端から戻る。と言っても、先端の方には釣り人だろうか、何か有機物を残していて、そこだけにフナムシが寄り集まっているので、実際には先端までは行かなかった。
 浜に下りて南に向かう。ヘリコプター2機が轟音を立てて西に向かって行った。航行する船の国籍、荷物、行き先をまったく知らないと同様、ヘリについても用務など何も分からない。

 往路、グラウンドから出る時に2本のイチョウの木、男木と女木があるのだが、どちらも葉を多く落としていた。黄葉しての落葉ではない。落とさなくても済む落葉だ。台風による落葉なのだろう。だが、それは想定内の一形態なのだろう。

 帰路、神社と公園の間の道を通った。公園のハリエニシダ、センダンなどの広葉樹がことごとくその葉を枯らしてしおれているのを見た。往路に見たイチョウ同様、潮風によるのか。

 4時40分前に帰着。

ウが戻って来た

2015-08-28 07:11:36 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は金曜日。

 大形の商業施設群の手前で左折し大きな川沿いの道を下るコースを歩く。曇っていて空気は涼しい。汗は出るが真夏の時と出方が違う。頭の方に汗がよく出るようだ。

 踏切の手前の歯科医院の玄関前に男の人が座っていた。知り合いだったので話をする。
 どうも、お早うございますと言って、それぞれ相手を認識しようとした。確かに知り合いだ。歯が悪いんですか。孫の順番を取りにとのこと。我が犬を見て良し良しチチチと言うと、犬は擦り寄って頭をさすって貰った。
 お互いの現況をさらっと話す。犬がリードを引っ張って行こうとするのでそれではとお別れをする。

 涼しいなと気分が良くなる。とりわけ歩道橋を渡っている時は涼しかった。そこへウが飛んで来た。川面すれすれに上流の方へ向かった。ウを見るのは久し振りだ。

 ネズミの子とそのそばにクツワムシが轢かれて平らになっていた。虫の方はクツワムシかどうかよく分からないが茶色の羽の広がりは外の虫のものとは思われない。色々な虫が鳴いているが、その中にクツワムシの音はない。今年はまだ聞いていない。

 犬は国道に戻って信号待ちの時に腹這いになったが、信号が変わったのでよし行くぞと声を掛けるとさっと立ち上がって歩き始めた。

 7時5分前に帰着。




 昨夕の散歩について

 6時10分に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。もう一人も一緒に歩いた。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りて北に向かう。大きな川に至り突堤の先端まで行く。フナムシが激減していた。西風が涼しく感じられる。くしゃみが出る程だった。

 午前中は夏に見るむくむくとした雲だったが、今はさっと刷いたような細長い雲である。秋の空になっている。

 浜から上がる頃に日没となった。浜では日の入りを写真に撮っている人たちがいた。蓋井島の灯台が点灯しているのでそちらが光るのを待って見ていたら、見る見る日は沈んでいった。完全に姿を消すと見えない砂浜の方から声が上がった。
 東の空には丸く白い月が昇ってきていた。海だ山だ夏だの季節が終わり中秋の名月の時季もすぐにやってくるだろう。

 行く時も見たが、バックネットの所で2人が野球をしていた。その時はキャッチボールだったと思うが、帰りの時は一人がバッター、一人がピッチャーをしていた。我々が西側の出入り口から入るのを見るとピッチャーは緩い球を投げバッターは当てて返すだけになった。我々が圏外に出た時にピッチャーは速球を投げバッターは強振した。
 あれは我々への配慮だったのだ。若そうな人たちだったがなかなかに感心なことだと思った。年齢じゃない。人である。判断の基準は。他者との関係を常に考えている人たちがいるのだ。私もその仲間だと信じたい。

 公園から中道を通って家路につく。一匹のコウモリが音もなく飛んでいた。

 7時5分前に帰着。

体重測定をすると21.40kgで微減といえるだろう

2015-08-27 07:13:56 | 日記


 6時25分に犬の散歩に出掛ける。今日は木曜日。

 隣の駅の近くまで行きヘアピンカーブを曲がるコースを歩く。晴れているが歩く道は日が低いので大体、日陰である。空気が冷涼になっていると感じる。白のシャツに黒のズボンの高校生が自転車で追い越していく。その時、お早うございますと言ったのでこちらも返す。

 ・・・
 未明2時過ぎ犬に起こされる。ウウウン。その前に廊下を歩く爪音が聞こえていた。動いているな、何かあるのかなとは思っていた。かすかな音なのに目が覚めるとは眠りが浅くなっているらしい。
 犬は玄関の方に行く。リードを付けて連れ出した。犬は南庭ですぐに小用を足した。それから北庭に行きまたもや小用。星が出ている。カシオペアは分かった。北斗七星もよく見えた。風が僅かにあり涼しい。すっかり秋の気配である。
 この時刻、虫も眠っているのか声がしない。空には十分丸い月があるはずなのに見当たらない。月のある位置に雲があるのだろうか。
 犬は結局、3度小用を足しただけで糞はしなかった。
 玄関に入る。犬は今度は和室に向かって襖の前で私を見上げる。開けて入る。畳の上に横になる。犬は早速に私の頭や顔を舐め始めた。十分満足したのか犬はそばに横になっていたが、和室から出て奥の方に行ったので私は2階に上がり布団の上で寝た。
 ・・・

 家の近くになって犬が水溜まりの水を飲んでいる時、中学生が来て、立ち止まりしっかりした声でお早うございますと言って礼をした。私もはっきりとお早うございますと応えた。

 いつもこの辺りを歩いている人が犬を見て良し良しというと犬はすぐに寄って行った。太っているね。そしてすぐに体格が良いねと言い換えた。

 7時5分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時25分に犬の散歩に出掛ける。小倉の親戚がリードを持ってくれた。また、もう一人の小倉の親戚も付いて来てくれた。

 この散歩は海に行くのではなく動物病院での診察を兼ねての一石二鳥の散歩であった。本当は午前中に行くつもりだったのだが所用があって叶わなかったのだ。
 幸い、犬は途中、病院に行くことを察して嫌がるような態度は示さなかった。また、気温がかなり下がったとはいえ日が出てから時間が経っているのでアスファルトはかなり温もっていた。手を当ててみれば分かることだ。

 気になっていた体重測定の結果は21.40kgであった。前回の検診は6月24日で、その時の体重は22.08kgで、3ヶ月で0.68kg減ったということになる。微減というところか。増えたより良かった。

 体重問題より遙かに現実的な問題として自分にとってショックなことが発覚した。「犬の飼い主さんの心得」というパンフレットの中に犬に与えてはいけない物の中に鳥の骨があったのだ。ジャーキーも与えない方が良いとある。
 *基本的に犬にはおやつは必要がなく、栄養バランスのとれたドックフードのみで十分ですとのことだ。
 食パンを食べる時のあの嬉しそうな表情を忘れることが出来ない。鳥の骨を期待している時のこれ以上ない至福の様を思い浮かべると涙を禁じ得ない。今後、それが出来ないとするなら。
 病気になっても構わないと思える程だ。生き物は、皆、寿命がある。ここから先が難しくなってくる。自分の問題でもある。皆、結局、死ぬんならどうしてそれを少しだけ先に延ばしてどうなるのだろうと思う。先延ばしにすることに意味があるのだろうか。生命保険会社の都合によるのではなかろうか。昔から生保には懐疑的であったが長く生きているとしがらみもあって、2,3関わりがあるようだがちゃんと理解出来ているとはいえない。

 運送の人が入ってきた時に犬はその人に向かって吠えた。その動物病院には男性の獣医と女性の獣医がいるのだが、男の人は賢い犬だと言った。女の人は吠えたことに驚いていた。賢い犬というのはそこの人でないことを見て取っての反応を評価してのことだろう。驚いたのはそれまでずっと大人しく吠えるなど想像も出来なかったからだろう。

 ドッグズドックを強く勧められた。歯石も付いていると言って手でこそぎとって見せてくれた。ドックに入ると全身麻酔で取るそうだ。話がかなり長くなった。

 5時20分に帰着。