レッスンの時に諸葛孔明の話になりました。
生徒さんで諸葛孔明が大好きな方がいらっしゃったのです。
とても人気がある…諸葛孔明にはそんなイメージを持っています。
以前の職場では子供に「孔明」という名をつけていらした方もいました。
「無欲でなければ志は立たず、穏やかでなければ道は遠い。」
「学ぶことで才能は開花する。志がなければ、学問の完成はない。」
本当にそうだと思えますし、そう言えるような自分でありたいと思います。
このように時空を超えて心に響く言葉を受け取れること・・・
なんだかわくわくしませんか?
このわくわく。
気功を学ぶときにも同じなのです。
何千年も伝えられてきた教えですから…。
あらためて、気功の魅力を見直せた気もします。
『誡子書』
(諸葛亮孔明)
夫君子之行 静以修身 倹以養
非澹泊無以明志 非寧静無以致遠
夫学須静也 才須学也
非学無以広才 非志無以成学
滔慢則不能励精 險躁則不能冶性
年與時馳 意與歳去 遂成枯落
多不接世 悲守窮盧 将復何及!
人の上に立つ者となるべき行いは、じっくりと構えて自分を練磨し、
何事にもよらず控えめに振舞い、人の模範となる行動を身につけることである。
無欲でなければ、大志を保つことはできないし、
また、じっくり構えなければ、大きな事業は成し遂げられないものだ。
じっくり構えることで学ぶことができ、才能は学ぶことで開花する。
学ぶことを怠ったのであれば、才能を高めることもできないし、
大志を失ったのであれば、ついに学問が完成することはないのである。
人を見下す気持ちがあったのでは、自分を奮い立たせることもできないし、
心に落ち着きが無ければ、性格も浮ついてくる。
時が経つのは早く、あっという間に歳をとる。
それとともに気力・体力ともに衰えて、世の中との関わりも少なくなっていく。
そうなってから慌てても、どうにもならない。
(訳:知多クリニックさまより)
この中の・・・
「養徳」
この一言だけでも・・・
心に響きます。