風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

瓶ヶ森車道から・バンコクとラオス旅のおまけ

2017年04月27日 02時21分26秒 | 旅行
4月23日・昼過ぎから仁淀川に沿って、本川経由よさこい峠に向かって走りました。
天気も良く、瓶ケ森にながれる山風と黄金色に輝く落日で全身をさらすことを期待してです。
車道の冬期閉鎖は既に開けていますが私にとっては今年初めての「あるき」です。
尾根筋にながれる山空気は冷たいが、身心を温かくやわらかく包んでくれました。


長沢の谷筋見守っている老木です。私の「オヤジ」のような存在です。
(撮影日:4月23日)


(撮影日時:2012年11月10日8時11分)テッペンまで枝が広がり元気でした。




(瀬戸の落日・4月23日)

  * * * バ ン コ ク ・ お ま け * * *
滞在していた民宿(=GH=ゲストハウス)の談話室は午後6時からの冷房です。
直ぐ近くの大型スーパー1階には冷房のフードコートがあります。
街歩きでヨロヨロ・ヨタヨタの後は、ここで休憩と食事です。(定食=55バーツ=約170円)

GHの滞在者で同年輩の2~3人が午後5時頃になるとこの場所に自然に集まります。
その中のNさんと話す機会が多かった。
奥さんは星空ですので、寒い時期は長期間バンコクに滞在しているとのことです。
英語に強く、知的レベルの高い人物でした。

その彼が雑談の中で、憲法9条は守らないといけないと強調していました。
(憲法9条:戦争放棄・戦力の不保持・交戦権の否認)

私も同感ですが、何時もの様に「ムナシサ」がこみ上げてきました。

1950年7月20日・吉田首相の発言:警察予備隊の目的は、まったく治安維持にある。・・・したがって、それは軍隊ではない。
(6月25日朝鮮戦争が勃発・マッカサ―の指令で軽軍隊発足・後自衛隊に成長)

日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日です。
その僅か3年後に日本の代表は上記の様な憲法無視発言です。

現政権の「安全保障関連法」の制定施行は完全な憲法違反ですが、戦後の伝統的な手法で制定施行です。

国民主権・民主主義は歴史も浅く、認識も乏しいわが社会デス。

原発再稼働も国民の声無視・辺野古護岸着工も沖縄県民の声無視デス。


  < バ ン コ ク の 市 民 生 活 >
タイ国民の平均年収は138万円~140万円程度のようです。
しかし、国民格差・地域格差が大きくローカルやバンコクの底辺は年収14万円~15万程度の様です。


大都市バンコクでは老若男女関係なく、生き抜くために「汗」を流しています。
道路の歩道帯や軒下で頑張っています。


(約10年前のことですが、「東京丸の内」、ビルの谷間で、軽四や小型トラックの荷台を販売台にした弁当屋さんを多数見かけました。主に若い方々の活躍の場であったように記憶しています。今は禁止で姿ナシです)


  *** ラ オ ス 歩 き の お ま け ***

    < 川遊びの国際観光村 バンビエン >
バスで首都ビエンチャンから約4時間、ルアンパバンから約7時間です。
山越の道は「トンネル」はありませんので時間がかかります。
しかし、山間部には集落が点在し、多くの子供たちが元気に遊んでいます。
この光景は、私の子供時代と同じで、ツカレより懐かしい。

川遊びの観光客は韓国の若い方が圧倒的に多かった様に思います。
韓国も若者は超近代的なビルや電子機器の中での生活ですので、自然の中で「時間」を持つのが人気となっている様に想いました。



  < 仏教の祈りが生きている街・ルアンパバン >
この地域の仏教では、元気なうちは出来る限りの「御布施」をすることで、来世では良い生活が約束されるという教えです。(=極楽往生)
その教えは、親から子へと受け継がれてゆきます。
下記の画像の中で、親子で御布施をしている隣にピンクの服を着た子供がいます。
彼女の前には、小さなカゴが置いてあります。貧しい家庭の彼女は、御布施をすることが出来ません。
逆に修行僧は「御布施」の一部を彼女にプレゼントしています。
幸うすき者を助ける仏教の教えが日常生活に生きています。


この国の平均年収は8万円余りですが、この街は大河メコンと熱帯モンスーンの豊かな恵みで貧しさを感じません。






  < チョット失礼・忘れないでネ!! >
タイやラオスのローカルを長時間バスで移動中のトイレ休憩はこのような設備です。
自分の放出したモノは、水バケツの中の柄杓で流す・Cleaning Paperは流さず、備え付けのバケツにポイ!!


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