goo blog サービス終了のお知らせ 

風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

華人の存在・バンコクとサイゴン歩き

2018年02月28日 15時31分47秒 | 旅行
華人=華僑=中国人の存在!!
2014年6月30日・フィンランド 北カレリアの中心都市ヨエンスーのマーケット広場を昼前に歩いていると、醤油味のオコメの焦げるニオイがプ~ン!!
その屋台に手繰り寄せられました。
サイゴン出身の母親と娘の屋台で中国系ベトナム人だと話してくれました。
ベトナム戦争の混乱・共産主義の支配となるサイゴンを嫌い、脱出する人々=「ボートピープル」が突然脳裏によみがえりました。
脱出した人々のなかに、相当数の華人がいたことを、後で知りました。
(サイゴンの華人 1975年=110万人・1987年28万人)
ホーチミン市=サイゴンは今回が初めてです。
街のヨロヨロ歩きやコーヒー店での時間が多い私ですが、街角の様子に目が向いていました。
ビルや建物のなかで、商売をしている方々は、全て華人です。
私が宿泊している小さなゲストハウスも華人経営です。
東南アジアでは、大都市から片田舎まで、商売は華人の独占です!!
「お金」のニオイがする場所は、華人の大小の「根」がノビテイマス!!
「華人の存在」理由・「華人の力」=金力の地域社会への貢献は???
低級な私には理解不可能デス・・・

     <画像は北カレリアで会った親娘>


 *** サイゴン・バンコク歩きで・・・ ***

バンコクからサイゴンまでは飛行時間は約2時間です。早朝の便でしたので「朝食」はオイシカッタ。
私のような、大昔の青年には、この程度が最適です!!

サイゴンが近づき、高度を下げると、眼下にメコンの支流が目に飛び込んできました。
大都市サイゴン誕生の源流デス。自然の「力」に圧倒されました。


  < バ ン コ ク 歩 き >

世界からのエコノミー旅人が集結する「カオサン」。
安心安全で安い宿泊費・食事、私には最適デス。
全員個人旅行者ですので、屋台での食事では、オトナリサンは古い「知り合い」の雰囲気。
1品=50バーツ=約150円。
屋台では、食事よりも目の前を漂う空気がオイシイのです。









私の夕食・これで80バーツ(約250円)


タイは「仏教」が生活のなかに生きています。
僧侶は空港でも、街角でも、よく見かけます。
私はチャオプラヤ川の定期船で見かけた少年僧の眼差しに、シャッターを押すのがヤットデシタ。
子供は口減らしのため、寺院に預けられる事も多いようです。
小学生であろう、少年僧は顔を上げず水面を見つめていました。
小さい頃、母親に手を引かれ歩いた故郷の川を・・・
中学生と思われる少年僧は、行き交う人々に目を向けていました・・・
(弱虫泣き虫であった私は、この齢になっても、心の中でナミダが)




2月22日・TG バンコク発14時50分(日本時間 16時50分)・羽田着22時30分の席が確保できたので、帰りました。
画像はB747の2階席からインドシナ半島です。


東京で1泊・24日に仲間と約束行動がありましたので、23日午後の便で高知に帰りました。
画像は新宿駅構内にある喫茶ベルクです。モーニングは、ここと決めています。
正面の壁には、様々な芸術家の作品が展示されているので。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

活字のない教科書・バンコクの街角で

2018年02月21日 17時55分01秒 | 旅行
知らない街や自然の中を彷徨することは活字のない「教科書」です。
そこに生きる人々の生活のニオイが直接肌に沁みてきます。
屋台の食事では臨席の方とは以前からの知り合いのように話しが進みます。
ツーリストの販売するスケジュール旅行は、文科省認可の教科書と同じで、安心安全の「鉄路」走行です。
一人旅は出発前に、現地の下調べから始まり、旅行中は自分で考え、自分の判断で行動です。困ったときは、現地の方や同じ旅人が援助してくれます。
一人旅は、交流する方々の、生活の味=民族文化の真の理解となり、活字のない教科書です。

素晴らしい教室です。
真の勉強となります。 

 *** バ ン コ ク の 街 角 で ***

2月18日・HO CHI MINH・TG557 20:55発 BANGKOK 22:20着のスケジュールでしたが、約30分遅延でした。
ヨロヨロ・ヨタヨタの私には、少しキツカッタ!!

私は「旅」が大好きです。
いつも「神様」に一つだけ、お願いしています。
「星空」への旅は、「各駅停車」の便でお願いします。
もう少し、時間をください・・・


 < ホーチミン空港・関空程度の規模? >


 < バンコク・スワンナブーム空港・着陸直前 >




私は世界のエコノミー旅人の聖地「カオサン」に滞在しています。
ミンナ1人旅です。
屋台では、食べる以上に周囲の「カンサツ」が楽しい!!




 < チャオプラヤ川で >

19日・チャオプラヤ川・落日の輝き






 < 20日・チャオプラヤ川定期船に乗ってみました >

この船は、東京の山手線や中央線の様なものです。
市民の通勤・通学・生活の足です。

私は、この大都市に暮らす、市民のアセや観光客の空気が大のお気に入りで、乗船です。







 < 路 上 の 宝 石 >








   路 上 の 宝 石 ・ フ ロ ク

バンコクの渋谷・サイアムセンターで・・・
立っているのが男性・座っているのが女性・オトシヨリには特に大事な場所です!!


明日22日・午後の便で座席が確保できたら、羽田です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「時」のながれ・サイゴンの旧正月

2018年02月18日 10時46分06秒 | 旅行
目の前は激流です!!
子供の頃、夕暮れがせまると、神社の広場から、自宅へと走った・・・
家が近くになると、煙突から「けむり」が・・・、母の作る夕食の温かい「ニオイ」がする・・・
今は、ガス・電子レンジ・冷凍食品等で、時間がかからない。
自分で考え、自分で実践する、「手づくり」文化は後退。
安くて使い捨ての「プラスチック文化」が拡大進行。
心配です。
TVや写真中心の雑誌等で大シゲキ!!激流の中で老若男女、モガイテイマス・・・

  *** サイゴンの旧正月 ***

15日は旧正月・元日です。華やいだ街空気が流れています。アオザイの女性が一段と魅力的です!!






ベトナム最大の商業都市・サイゴンは華人の街です。
華人には「正月休み」はニアイマセン・ムエンです。
街は観光客が溢れています「御老体」の男性が目立ちます。
若き頃を思い出しているような???




16日・郊外の農村地帯を歩いてきました。換金作物の果樹栽培が盛んです。




(農家の庭で咲いていた黄色の花・実をつけると真っ赤)


 < 17日・ダウンタウンで >

路上屋台はベトナム人がガンバッテいます。

(お客様がユッタリ食事できるように、アミ笠の店主はウタネ)


(仏様の加護で屋台繁盛)


連日ここでコーヒーブレイク。超満員です。
若人が多く、昔のアメリカさんとの「思い出」は何処かへ・・・
私は「平和」が大好きです!!
イイ空気が流れています!!

(私は沢田教一のベトナム戦争写真で、人間にとって「平和」が一番大切なものであるということを自覚しました)



今夜(18日)の便でバンコクに行きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青春の鏡川・サイゴン歩き

2018年02月15日 11時04分20秒 | 旅行

私の「こころ」の奥で「生き方」を支えてくれているのが、サラサラと流れる鏡川の瀬音です。
ローカルの少年には、プールや遊園地は存在しません!!
夏休み、昼食後、家を飛び出し、鏡川直行。
自然に立ち向かう「よろこび」を身体で覚えたのです。
時の流れは「川」を大きく変えましたが、私の「川」は同じデス。

鏡川・支流上流域の「堰」・昔の住民は川で生きる全ての「いのち」にヤサシカッタ!!
 (魚さん達は専用の「魚道」を通って、親戚や友人のところに)


今の「堰」=砂防ダム・川の「いのち」を抹殺!!


 鏡 川 で 「 生 き る 」





川岸の木々は野鳥の遊園地でした。以下の画像は木々が伐採される前に撮ったものです。
 <カワセミ>


  <アオジ>


  <ジョウビタキ>


 *** ホーチミン市=サイゴン歩き ***
予定では、高知を12日の朝1で出発・午後にバイクの松尾さんの「千葉講演会」を聴講・その後、羽田発TG深夜便で13日早朝バンコク着・約2時間待ちでホーチミン行きに乗る予定でした。
ところが、12日の深夜便は満席でしたので、同日の関空発昼便に変更。
しかし、この便も11日の段階では、空席9でシンパイでしたが、何とか、12日・午前中の便に乗れ、バンコク到着デス。

 < 関西空港・4F・出発フロアー >
直接日本の現状に目と肌で触れることで「理解・友好」が増進します。
この女性は、仲間が声をかけて、立ち上がりました。
(ツカレはイイ旅の証であると想っています)
様々な国からのお客さん、ウレシイですネ~!!





 < バンコク到着・空港で >





タイは仏教が生きている国・空港でも「やわらかい」空気が流れています。




 *** ホーチミン=サイゴン・ヨロヨロ歩き ***

早朝・バンコクスワンナブーム空港出発。








ホーチミン空港着陸のため降下、大河メコンの「チカラ」に圧倒されました。


13日・14日はサイゴンの街歩きでした。
歩くより、公園のベンチやコーヒー店での時間が多い。
これが私の「旅スタイル」です。
公園や大通りに大木が多く、緑が暑さを和らげています。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瓶ヶ森車道から・バンコクとラオス旅のおまけ

2017年04月27日 02時21分26秒 | 旅行
4月23日・昼過ぎから仁淀川に沿って、本川経由よさこい峠に向かって走りました。
天気も良く、瓶ケ森にながれる山風と黄金色に輝く落日で全身をさらすことを期待してです。
車道の冬期閉鎖は既に開けていますが私にとっては今年初めての「あるき」です。
尾根筋にながれる山空気は冷たいが、身心を温かくやわらかく包んでくれました。


長沢の谷筋見守っている老木です。私の「オヤジ」のような存在です。
(撮影日:4月23日)


(撮影日時:2012年11月10日8時11分)テッペンまで枝が広がり元気でした。




(瀬戸の落日・4月23日)

  * * * バ ン コ ク ・ お ま け * * *
滞在していた民宿(=GH=ゲストハウス)の談話室は午後6時からの冷房です。
直ぐ近くの大型スーパー1階には冷房のフードコートがあります。
街歩きでヨロヨロ・ヨタヨタの後は、ここで休憩と食事です。(定食=55バーツ=約170円)

GHの滞在者で同年輩の2~3人が午後5時頃になるとこの場所に自然に集まります。
その中のNさんと話す機会が多かった。
奥さんは星空ですので、寒い時期は長期間バンコクに滞在しているとのことです。
英語に強く、知的レベルの高い人物でした。

その彼が雑談の中で、憲法9条は守らないといけないと強調していました。
(憲法9条:戦争放棄・戦力の不保持・交戦権の否認)

私も同感ですが、何時もの様に「ムナシサ」がこみ上げてきました。

1950年7月20日・吉田首相の発言:警察予備隊の目的は、まったく治安維持にある。・・・したがって、それは軍隊ではない。
(6月25日朝鮮戦争が勃発・マッカサ―の指令で軽軍隊発足・後自衛隊に成長)

日本国憲法が施行されたのは1947年5月3日です。
その僅か3年後に日本の代表は上記の様な憲法無視発言です。

現政権の「安全保障関連法」の制定施行は完全な憲法違反ですが、戦後の伝統的な手法で制定施行です。

国民主権・民主主義は歴史も浅く、認識も乏しいわが社会デス。

原発再稼働も国民の声無視・辺野古護岸着工も沖縄県民の声無視デス。


  < バ ン コ ク の 市 民 生 活 >
タイ国民の平均年収は138万円~140万円程度のようです。
しかし、国民格差・地域格差が大きくローカルやバンコクの底辺は年収14万円~15万程度の様です。


大都市バンコクでは老若男女関係なく、生き抜くために「汗」を流しています。
道路の歩道帯や軒下で頑張っています。


(約10年前のことですが、「東京丸の内」、ビルの谷間で、軽四や小型トラックの荷台を販売台にした弁当屋さんを多数見かけました。主に若い方々の活躍の場であったように記憶しています。今は禁止で姿ナシです)


  *** ラ オ ス 歩 き の お ま け ***

    < 川遊びの国際観光村 バンビエン >
バスで首都ビエンチャンから約4時間、ルアンパバンから約7時間です。
山越の道は「トンネル」はありませんので時間がかかります。
しかし、山間部には集落が点在し、多くの子供たちが元気に遊んでいます。
この光景は、私の子供時代と同じで、ツカレより懐かしい。

川遊びの観光客は韓国の若い方が圧倒的に多かった様に思います。
韓国も若者は超近代的なビルや電子機器の中での生活ですので、自然の中で「時間」を持つのが人気となっている様に想いました。



  < 仏教の祈りが生きている街・ルアンパバン >
この地域の仏教では、元気なうちは出来る限りの「御布施」をすることで、来世では良い生活が約束されるという教えです。(=極楽往生)
その教えは、親から子へと受け継がれてゆきます。
下記の画像の中で、親子で御布施をしている隣にピンクの服を着た子供がいます。
彼女の前には、小さなカゴが置いてあります。貧しい家庭の彼女は、御布施をすることが出来ません。
逆に修行僧は「御布施」の一部を彼女にプレゼントしています。
幸うすき者を助ける仏教の教えが日常生活に生きています。


この国の平均年収は8万円余りですが、この街は大河メコンと熱帯モンスーンの豊かな恵みで貧しさを感じません。






  < チョット失礼・忘れないでネ!! >
タイやラオスのローカルを長時間バスで移動中のトイレ休憩はこのような設備です。
自分の放出したモノは、水バケツの中の柄杓で流す・Cleaning Paperは流さず、備え付けのバケツにポイ!!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする