熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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作品 文章 写真 販売品

柿と漆

2022-01-20 12:41:54 | 文章

1月20日(木)、晴れるも、雲多し。

相変わらずの寒空。時々氷雨あり。
先ほど、スーパーへ食材の買い物から帰りました。
重たかったのは、大好物の「柿」。
旬をとうに過ぎて、もう売って無いだろうと覚悟していた生柿ですが、棚にあったのを4個ほど残して12個買って帰りました。
本当は全部買いたかったのですが、少しだけ遠慮して、これで1週間余りつながることになりました。

仕事ですか。
ウン、これまでの整理といいますか、未完成なモノを見直したり進めたり、磨き直したりで、一日が過ぎそうです。

そうそう、この時期の漆について、お尋ねがありました。
漆は、寒く温度湿度とも低い時期の取り扱いが問題です。
普通なら、1日で固まる漆ですが、なかなか固まらない。
1日で固まらないどころか、何日経っても濡れたままのこともあります。
その上、ようやく表面が固まっても、芯から固まらない場合もあります。

ですので、部屋の温度と湿度を上げて漆向きにして漆を使うのですが、作業を終えた後もズーっと一定の環境を維持しなければなりませんし、この時、湿度が高すぎてもよくありません。結構、神経を費やすわけです。
マー、このことは初歩の初歩ですが、かなりの時間をかけて折角盛り上げた結果がオジャン。前の工程に戻ってのやり直しになるのです。

本日の話は、柿と漆でした。

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