熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

古水無瀬と、水無瀬兼成卿写

2014-11-06 05:56:03 | 文章
11月6日(木)、曇り。

昨夜は旧暦で閏9月13日。
いわば、おまけ。
この秋、2度目の「名月・十三夜」。

大阪では月の出が見られたそうです。
加茂付近は雲いっぱいで見られずじまい。
昼間は、珍しいことに「トンビ」の飛翔。
クルクルと回りながら、北の方に。


ーーーー
「古水無瀬」と「水無瀬兼成卿写」。
「どう違うのか」と、或る方からのお訊ねがありました。

「そうですね。どちらも水無瀬兼成さんの駒が関係している訳ですが、駒の文字は少し違っています。
 古水無瀬は、30年以上前に水無瀬神宮の兼成筆のイメージと、木村名人がお持ちだった「錦旗の駒」のイメージ
 を参考にして、それらのイメージを頭に置いて小生の感性で創作したものです。
 それに「端正」にとの思いでレタリングした文字ですから、雰囲気は似ていても形は少し違います。

 兼成卿写しは、水無瀬神宮とのお付き合いの中で永年にわたって兼成さん筆の駒を見るにつけ、近いものを作って
 みたくなって作った駒です。
 兼成さんの駒は、勿論全体の雰囲気は統一されていますが、肉筆ですから詳細に較べると一枚一枚が違うのです。
 本来の模写なら、それを一枚一枚忠実に再現するのかもしれませんが、小生の場合はその雰囲気を再現する気持ち
 で一組を作るという考え方で、自分なりに文字を作ったのが「水無瀬兼成卿写」です。

 朝の時間が無くなりました。
 これから朝食と仕事の時間。
 後刻、もう少し説明したいと思います。
 では、また



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