熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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作品 文章 写真 販売品

寒ブリ

2011-01-19 07:25:34 | 文章

1月19日(水)、晴れ。

塩井さんから、「蟹ツアー」の参加者が9人になりそうだという連絡がありました。
行先は越前カニの本場、三国町。
2日目は、県立歴史博物館。そのほか漆屋さん、越前刃物の見学が楽しみです。

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話は変わります。2~3日前のことです。
夜中にふと目を覚ますと、消し忘れたテレビ。
力なく眼を半分ほど開けて見ていると、ドキュメンタリー風「立身出世物語」が始まりるところ。
いつもはこの時間帯は見たくもない電波資源無駄使いみたいな「テレビショッピング」が多いのですが、この時は違いました。

主人公は木村勉さん。あのラーメン王の出世物語です。
サッカーにはまだ時間はあるし面白そうなので、ついつい最後まで見てしまいました。
極貧の30歳の時、三行半を叩きつけられた妻子と別れて食いつなぐために、元手3万5千円で始めた屋台のラーメン屋。
味にこだわり、イタブリに来るヤクザに必死に耐えながら続けた屋台稼業。
あるとき北白川の(確か大槻)石材店の一角を使わせてもらったのが、幸運の始まりだった。
そして40年。
今は、西日本を中心展開して全国300店を超えるチェーン店オーナー。

根性の塊の木村さん。
何事にも徹底する人なんですね。それに底の底をを見た人は強い。
小生は、到底見習えるものではありません。
それがこの物語を見ての感想です。

店の名前が「天下一品」。
美味です。このチェーン店には、ときどき行きますね。

と言う訳で、何の関係もありませんが、写真は「天下一」の根付け。
何事でも「テッペンを目指す」気概。
これが大切なのですね。

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ところで、チョッと宣伝。

この間作ったばかりの根付け。
素材は朱染めにしたツゲの木。
大きさは幅が20ミリほど。普通の歩兵駒に比べて一回り小。
これよりまだ小さい「極小サイズ」も。
テッペンの金具も含めて、小生のオール手仕事。
文字は「白漆」で一つ一つ手書き。
裏には「お名前」が入ります。
そうすれば、世の中に一つだけ「オンリーワン」の根付けストラップです。
テッペンを目指す方に、お使いいただければ幸い。

因みに、漆の白は真っ白ではありません。
元々漆の色は茶色なので、何を混ぜてもまっ白にはならない。
しかし、研究が進めば「純白」が誕生するかもしれませんね。
研究してみますか。

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テレビでは、寒ブリが大豊漁。
石川県七尾港。この1月は去年の350倍だとのこと。
すし、刺身、照り焼きでも旨いが、本場、富山湾で獲れた「鰤シャブ」が絶品。
あちらでは生きの良い魚を評して「キトキト」と言います。
昨年の半値。
それなら庶民の当方の口にも入りそう。

もう一つの豊漁は土佐。「カツオ」。
こちらは「タタキ」。安くて美味い。
どちらも大好物です。

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