7月2日(金)、曇り一時雨。
今月の駒サロンが決まりました。
7月17日(土)、13時~16時。
場所は、JR福島駅南通り自転車置き場の前のコーヒーハウス「J]
会費、コーヒー代込みで、1000円。
特に、テーマはありません。
ワイワイガヤガヤとやりましょう。
しかし今は多分「なんでも鑑定団」のことが知りたい人も多いと思うので、その話になるでしょう。
夕刻は、場合によって「とら」に移るかもしれません。
もしよろしければお越しください。
ーーーー
写真は、東京国立博物館にある「竹菱葵文蒔絵調度の将棋盤」。
本を斜め方向から撮したので、手前が裾広がりになっていますが、角はもちろん直角です。
ご覧の通り、葵紋は4つの側面に3つずつ配してあります。
このように、将棋盤の側面が同じ紋が加飾されているものは少なくありません。
そのあたりは、ちょっと関心のある人には常識です。
1点1点逐次ではありますが、明日も他家の大名調度での実例をご覧いただきます。
なお駒は、小生はまだ実見はしておりませんが、小ぶりの「象牙」のようです。
恐らくは「安清」あたりではないでしょうか。
今月の駒サロンが決まりました。
7月17日(土)、13時~16時。
場所は、JR福島駅南通り自転車置き場の前のコーヒーハウス「J]
会費、コーヒー代込みで、1000円。
特に、テーマはありません。
ワイワイガヤガヤとやりましょう。
しかし今は多分「なんでも鑑定団」のことが知りたい人も多いと思うので、その話になるでしょう。
夕刻は、場合によって「とら」に移るかもしれません。
もしよろしければお越しください。
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写真は、東京国立博物館にある「竹菱葵文蒔絵調度の将棋盤」。
本を斜め方向から撮したので、手前が裾広がりになっていますが、角はもちろん直角です。
ご覧の通り、葵紋は4つの側面に3つずつ配してあります。
このように、将棋盤の側面が同じ紋が加飾されているものは少なくありません。
そのあたりは、ちょっと関心のある人には常識です。
1点1点逐次ではありますが、明日も他家の大名調度での実例をご覧いただきます。
なお駒は、小生はまだ実見はしておりませんが、小ぶりの「象牙」のようです。
恐らくは「安清」あたりではないでしょうか。
はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。
>大名家の婚礼調度は、コンビネーションだと思い込んでる人もいるようですが、それは生半可な知識での誤り。
大名家の婚礼調度であるなら、必ず婚家と実家2種類の紋が入っていなければならない、のような言説は、私も疑問に思っていました。
このように言い切るためには、葵・浮線菊紋散唐草蒔絵将棋盤のような一例を示すだけでは、まったく不充分で、全ての大名家の婚礼調度の場合で婚家と実家2種類の紋が使われている、ことを証明しなければなりません。
そこで大名家の婚礼調度で1種類の紋しか使われていないものが存在するか、調べてみたのですが、
田安徳川斉匡の娘で立花鑑寛へ嫁いだ純姫の婚礼調度
http://www.muneshige.com/column/09.html
井伊直憲の正室に迎えられた有栖川宮幟仁親王の王女宜子の婚礼調度
http://longlife.city.hikone.shiga.jp/museum/past/theme/15nendo/0309/index.html
村梨子地葵紋散葵唐草蒔絵沈割箱
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000170912210001
牡丹唐草葵紋蒔絵沈箱
http://makie-museum.com/sosaiku.html
黒漆梅鉢紋付蓬莱蒔絵碁盤・将棋盤・双六盤
http://www.tokugawa-art-museum.jp/planning/h19/04/obj09.html
1種類の紋しか使われていない大名家の婚礼調度も、かなり一般的に存在するようですね。
ただ、徳川家の姫が嫁いだ場合は葵紋、宮家の姫が嫁いだ場合は菊紋のように、実家の紋に統一されている場合があるようですので、
>婚礼調度では、家紋の描かれ方は2通りあって、前日に紹介した香箱のように、婚家の家紋で統一される場合と、実家の家紋とが組み合わせて描かれる場合とがあります。
この記述部分は、より正確に訂正されたほうが、説得力が増す、と考えます。
テレビ等影響力の大きいメディアで、誤った認識が広まる、ことは好ましいことではありません。
これからも、熊澤さんにいろいろ教えていただける、と非常にありがたいです。
最後に要望なのですが、由来がはっきり判明している品に関しては、写真とともに、「田安徳川斉匡の娘で立花鑑寛へ嫁いだ純姫の婚礼調度」のように由来も紹介していただける、と理解しやすいです。
専門家の方々は、写真を見れば、あの品だ、とすぐにわかるのでしょうが、私のように写真だけではさっぱりわからない層も多い、と思いますので。
>大名家の婚礼調度は、コンビネーションだと思い込んでる人もいるようですが、それは生半可な知識での誤り。
大名家の婚礼調度であるなら、必ず婚家と実家2種類の紋が入っていなければならない、のような言説は、私も疑問に思っていました。
このように言い切るためには、葵・浮線菊紋散唐草蒔絵将棋盤のような一例を示すだけでは、まったく不充分で、全ての大名家の婚礼調度の場合で婚家と実家2種類の紋が使われている、ことを証明しなければなりません。
そこで大名家の婚礼調度で1種類の紋しか使われていないものが存在するか、調べてみたのですが、
田安徳川斉匡の娘で立花鑑寛へ嫁いだ純姫の婚礼調度
http://www.muneshige.com/column/09.html
井伊直憲の正室に迎えられた有栖川宮幟仁親王の王女宜子の婚礼調度
http://longlife.city.hikone.shiga.jp/museum/past/theme/15nendo/0309/index.html
村梨子地葵紋散葵唐草蒔絵沈割箱
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000170912210001
牡丹唐草葵紋蒔絵沈箱
http://makie-museum.com/sosaiku.html
黒漆梅鉢紋付蓬莱蒔絵碁盤・将棋盤・双六盤
http://www.tokugawa-art-museum.jp/planning/h19/04/obj09.html
1種類の紋しか使われていない大名家の婚礼調度も、かなり一般的に存在するようですね。
ただ、徳川家の姫が嫁いだ場合は葵紋、宮家の姫が嫁いだ場合は菊紋のように、実家の紋に統一されている場合があるようですので、
>婚礼調度では、家紋の描かれ方は2通りあって、前日に紹介した香箱のように、婚家の家紋で統一される場合と、実家の家紋とが組み合わせて描かれる場合とがあります。
この記述部分は、より正確に訂正されたほうが、説得力が増す、と考えます。
テレビ等影響力の大きいメディアで、誤った認識が広まる、ことは好ましいことではありません。
これからも、熊澤さんにいろいろ教えていただける、と非常にありがたいです。
最後に要望なのですが、由来がはっきり判明している品に関しては、写真とともに、「田安徳川斉匡の娘で立花鑑寛へ嫁いだ純姫の婚礼調度」のように由来も紹介していただける、と理解しやすいです。
専門家の方々は、写真を見れば、あの品だ、とすぐにわかるのでしょうが、私のように写真だけではさっぱりわからない層も多い、と思いますので。
駒の写真集
リンク先はこちら」
http://blog.goo.ne.jp/photo/11726