いぶり自然学校

苫小牧軸足をおきながらも、胆振管内各所・いや日高、十勝・・・各所で活動を展開しています。

ふゆみずたんぼ

2008-04-28 22:57:39 | うえだんな
皆さん、なんだか分かります?

最初、その言葉を聞いたときは、一体なんなのかが分からないまま
でも分かるような素振りをして
「ふんふん、ふゆみずたんぼ、いいね、それで」
と軽く流していました。
でも、あとから、なんだかよく分からないなあ、
でももう知ったかぶりしちゃったから、
聞きなおすのは恥ずかしいなあ、なんていっている間に
時間が過ぎてしまい、「聞かぬは一生の恥」となりそうでした。

田んぼに水があるのはある意味当たり前ですが、
ふゆ?みず?なんだそりゃ?
分かりそうで分からないこの言葉。

正式には「冬期湛水水田」というそうです。
まだちゃんと勉強したわけではないので
分からないことが多いのですが・・・。

冬の間に、敢えて田んぼに水を入れておくと、
ガンなどがねぐらにしたり、
イトミミズやいろんな生き物が増えて土が肥え、
とろとろになった土は雑草の種をもぐりこませてしまって
発芽させなくしてしまったり、
春になったときにカエルやクモがたくさん来て、
そいつらが稲の害虫を食べてくれたり、
またそこにカルガモなんかが来て雑草を食べてくれたり、と
田んぼにとっても、生き物にとってもよい循環が
生まれるんだそうです。

そんな、古くは江戸時代の会津で書かれた農法が、
今再び脚光を浴びるようになり、それが
「ふゆみずたんぼ」というそうです。

そんな農法を採用した田んぼが美唄にあり、
今年、ねおすはその一部を使わせてもらうことになりました!

今日は、その田んぼを使ったプログラムを考えていました。
何せ、見たこともない「ふゆみずたんぼ」。
どんなことができるのか検討もつきませんが、
でも、いろいろと話を聞いているととっても楽しそうです。
楽しみです。

ということで、
今年の札幌開催のイエティくらぶでは、
その「ふゆみずたんぼ」に行くことを予定しています。
詳しいことが決まりましたら、またご連絡いたしますね!
お楽しみに!