登別自然ガイド養成講座25、26回目は、
「気象に関する知識1・2」です。
自然ガイドなど、野外活動ではチェックが不可欠なお天気。
気象予報士でもある北海道大学の中村さんを講師に
気象に関するあれこれを一日教えて頂きました。
野外プログラムがあると、お天気をチェックします。
何日前から天気が荒れていると、当日のお天気は...
と天気をチェックしてみても詳しく分からずに不安
でした。
詳しく知るために良い方法はあるのかと思っていたの
ですが、まめにチェックするしかないようです。
大気が不安定なときだと、5km~10kmの範囲で雨雲ができる
ため、前の日から予報することは難しいようです。
天気図、雨雲レーダー、短時間天気予報をチェックしておく
と良いそうです。
天気図だけでは、雲の動きが把握できないとのことでした。
雲の種類は形や発生する高さから10種類に分けられます。
午後一番は野外実習。
さて今見えている雲は何雲でしょう?との問題。
大きい雲があれば、小さな雲もあるし・・・
何種類も混ざっているのかと思っていると正解は
「積雲」1種類だけでした。
よく見ると、山にぶつかり、山沿いに雲があります。
雲を観察して、天気を予想することができるんですよ。
それを「観天望気」っていいます。
空を見て天気を当てる。空が読めるのって何かかっこ
いいですよね。
積雪の観察では、まずどこが雪が一番積もっているかを
当ててみることに。地形や風の吹き方によって雪の積もり方が
違うんですね。
今回は浅くて27cm、深くて50cm近くの積雪でした。
雪を垂直に掘って、雪の断面を観察。
指で押してみると硬いところ、柔らかいところとあります。
雪の温度を測ったり、顕微鏡のようなもので上、下、真ん中の
雪質を観察しました。雪質で雪崩をチェックすることができます。
しかし、雪は積もってからも形を変えていくということでした。
同じ地域でも平地と山地では天候が違うこと、また標高が上がる
ことで温度が低くなり、風が強いと体感温度も低い。
現地での天気が必ずしも予報とは一緒ではないということであり、
役立つ最新の情報を得ることが大切だし、現地の様子で天候を予測
できる力、判断力が必要ですね。
「気象に関する知識1・2」です。
自然ガイドなど、野外活動ではチェックが不可欠なお天気。
気象予報士でもある北海道大学の中村さんを講師に
気象に関するあれこれを一日教えて頂きました。
野外プログラムがあると、お天気をチェックします。
何日前から天気が荒れていると、当日のお天気は...
と天気をチェックしてみても詳しく分からずに不安
でした。
詳しく知るために良い方法はあるのかと思っていたの
ですが、まめにチェックするしかないようです。
大気が不安定なときだと、5km~10kmの範囲で雨雲ができる
ため、前の日から予報することは難しいようです。
天気図、雨雲レーダー、短時間天気予報をチェックしておく
と良いそうです。
天気図だけでは、雲の動きが把握できないとのことでした。
雲の種類は形や発生する高さから10種類に分けられます。
午後一番は野外実習。
さて今見えている雲は何雲でしょう?との問題。
大きい雲があれば、小さな雲もあるし・・・
何種類も混ざっているのかと思っていると正解は
「積雲」1種類だけでした。
よく見ると、山にぶつかり、山沿いに雲があります。
雲を観察して、天気を予想することができるんですよ。
それを「観天望気」っていいます。
空を見て天気を当てる。空が読めるのって何かかっこ
いいですよね。
積雪の観察では、まずどこが雪が一番積もっているかを
当ててみることに。地形や風の吹き方によって雪の積もり方が
違うんですね。
今回は浅くて27cm、深くて50cm近くの積雪でした。
雪を垂直に掘って、雪の断面を観察。
指で押してみると硬いところ、柔らかいところとあります。
雪の温度を測ったり、顕微鏡のようなもので上、下、真ん中の
雪質を観察しました。雪質で雪崩をチェックすることができます。
しかし、雪は積もってからも形を変えていくということでした。
同じ地域でも平地と山地では天候が違うこと、また標高が上がる
ことで温度が低くなり、風が強いと体感温度も低い。
現地での天気が必ずしも予報とは一緒ではないということであり、
役立つ最新の情報を得ることが大切だし、現地の様子で天候を予測
できる力、判断力が必要ですね。