キャンプ屋さんで里山暮らし 20年

茨城県北部の小さなファミリーキャンプ場からの便りです。自然豊かな里山暮らしの日々の気づきを綴ります。

6月21日 大雨 と オニヤンマ

2017-06-21 18:03:47 | 生き物

雨の少ない梅雨の日々でしたが、今日は遂に本格的な雨降りの一日となりました。
終日、かなり激しく降りました。 風も強かったです。
久慈川の水量も上がってます。 
まだ洪水になる様子はありませんが、このような降り方が3日も続けば、
ちょっと恐ろしいことになるかも。

激しい雨で落ちたのか? 栗の木の下には雄花がたくさん落ちています。
栗の花が落ちると梅雨と言いますが、やっぱりそういう花暦というか言い伝えは正しいようです。

今、あちこちでタチアオイが咲いています。
背の高い花茎にたくさんの蕾がついています。
下から順に咲き、一番上の花が咲き終わると梅雨が明けるのだそうです。


                       


雨の中を出掛けて、帰ってくると、ガレージのそばに オニヤンマ が横たわっていました。
羽が4枚くっついた状態で雨に打たれていました。
そっと羽をつまんで、屋根の下にある丸太スツールの上に乗せました。

  

                     

オニヤンマとは思えない羽のソフトさ! 薄くてピカピカ輝いていました。
羽化したてかな、もしかしたら。

うちの横の用水路は普段、少ししか水が流れていませんが、今日のように大雨になると
山からの水で勢いよい流れとなります。
以前、よくオニヤンマが尾(腹?)をトントンと川底に打ち付け産卵しているのを見ました。

用水路の壁か草にいたヤゴが大雨で流される前に羽化したものかもしれません。

もう何時間も経っていますが、さっき見に行きましたら、まだ丸太に止まっていました。

スズメバチをも捕まえて食べる最強の昆虫、オニヤンマも今日の雨風にはタジタジだったみたいです。
間が悪かったのですね、きっと。

明日はいいお天気とのこと。 一晩休んで、力をつけてスズメバチを朝ごはんにしてほしいものです。
最近、うちの周りでスズメバチが飛んでいるのをよく見るのです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする