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A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

たまにはライブも悪くない

2006-11-21 | JAZZ LIFE
最近はもっぱら古いレコードでジャズを楽しんでいるが、久しぶりに、学生時代の旧友達とライブを聞きながら昔話を。
見かけは歳をとったが、話しをしていると、皆、学生時代の時より前向きかも。
人生80歳の時代になって、まだ残された時間もたくさんある。これからが楽しみいっぱいという顔付き。団塊の世代は元気です。

ライブは、最近人形町にできたJAZZ BAR。
およそ、周辺はJAZZ BARがるような雰囲気のところではないが、ビルの地下にある小奇麗な店だった。
演奏もテナーとピアノのDUOと、雰囲気はアットホーム。
気軽に聴くには丁度いいが、本格的に聴くには少し物足りないかな?

今度は、BIG BANDでも行ってみよう。
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GEORGE LEWIS・・・・BANJOの音色をバックに

2006-11-05 | JAZZ LIFE
元気に復活されたソフィアさんからのコメントに即反応。
JAZZと「管」は、JAZZの歴史そのものなのでまた他の機会にでも。
バンジョーがマイブームとは、どんなきっかけだったのでしょうか。

バンジョーといえば、ディキシーかブルーグラス。
あいにく、バンジョーの活躍するカントリーやブルーグラスは全く門外漢。

ディキシーのバンジョーは華やかな面もあれば、物悲しい音色に聞こえることも。
特に、ニューオリンズジャズのバンジョーは。

JAZZを聴き始めた頃にお気に入りだったクラリネットのジョージルイスの相棒のバンジョー奏者がローレンスマレロ。
バックで確実にリズムを刻んでいる。ベイシーのフレディグリーンのギターのように。

このジョージルイスが、現役に復帰した直後の録音が残っている。
ベースとバンジョーだけをバックに、古いゴスペルの曲を2曲。
アドリブもなく、淡々と覚えやすいメロディーを素直に。
ジョージルイスが「クラリネットという自分の声」で、いつも歌っている歌を口ずさんでいる感じだ。
この何の変哲も無い演奏のバックのバンジョーの音色が何故か印象に残っている。

来週末(11月11日、12日)、新宿でトラッドジャズのフェスティバルがある。
たまには、時間を作って行ってみようか。
バンジョーの演奏も聴けるかもしれない。

THE OLD RUGGED CROSS
LEAD ME SAVIOR

GEORGE LEWIS (cl)
ALCIDE “SLOW DRAG “ PAVAGEAU (b)
LAWRENCE MARRERO (banjo)

ちょうど第2次世界大戦でドイツが無条件降伏し、日本では沖縄の決戦の真最中、10日後には沖縄が陥落している頃。
悲惨な戦争の終結も見え始めた1945年5月21日 ニューオリンズのジョージルイスの自宅での録音されたものだ。
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GOLF&JAZZ=CAR

2006-10-25 | JAZZ LIFE
このブログは基本的に「GOLF&JAZZ」。
日常生活で両者の接点といえばゴルフ場への行き帰りの車の中。
クルマのCDの中にはJAZZのCDを6枚セット。
特に一人の時は大音量で楽しんでいる。

最近は自宅でじっくり聴くときはレコードが復活してきてCDは肩身が狭くなってきている。とはいうものの、パソコンに向かっている時は、CDがかかっているし。外へ出かける時は今や必携品になったiPodに移して。
JAZZの世界だけは、「いつでも」、「どこでも」、「好きなものを」、まさにユビキタス世界が実現している。

ゴルフに行く時に何を選ぶかはその時次第。特に、ゴルフ向きというジャンルがあるわけではないが。
ちなみに、先週末、寝過ごした晩に、入れ替えたのは、この6枚。
新旧取り混ぜて何の脈絡も無いが。

ALFIE / SONNY ROLLINS
  昔JAZZ喫茶でよくかかっていた。久々に聞きたくなったので。
TWICE THE LOVE / GEORGE BENSON
  車の中でベンソン節も悪くない
ART OF THE TRIO 4 / BRAD MEHLDAU
  最近50年代物を聞くことが多いので、たまには最近のものも。
HALF THE PERFECT WORLD / MADELEINE PEYROUX
  何かと話題の多いMADELEINE。新しいのを仕入れてきたので。
70TH BIRTHDAY CELEBRATION / ROSEMARY CLOONEY
 じっくりベテランの歌も。
SOPHIE MILMAN
 そして、かわいい彼女の顔を思い浮かべながら、若々しいVOCALも。

結果的には歌物が多かったかな。
今度は、ゴルフのプレー中にiPodでも聞いてみようか。何かテンポの良くなる曲を探して。
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TOWER RECORDSが消える?

2006-09-07 | JAZZ LIFE
最近、アメリカのTOWER RECORDSが倒産したというニュースが流れた。
一時は、あれだけ業界を席巻していたのに。
日本も、TOWER RECORDSの進出に続き、HMVとかVIRGINとか、外資の大型ショップに席巻されてきたと思ったら、その本家本元が倒産とは。

i Tune& i Podのヒットで、CD SHOPもいよいよ影響を受けたのかと思ったら。まだまだCDの売上げは健在。インタネットはまだ一割位とか。
実は、ライバルはウォールマートだったらしい。
まだまだリアルショップ同士の争い主戦場。
通販のAMAZONも、ひょっとしたら影響したのかもしれないが。



ネットワークのブロードバンド化により、コンテンツビジネス&サービスの形態が変わっていくといわれている。しかし、まだまだ序の口。これからが、本格的な変化の時代だ。
CD SHOPが無くなる日が来るかもしれない。

本家が倒産しても、日本のTOWER RECORDSは健在だ。本家から営業権を譲り受けたのがNTTドコモというのも、時代を先取りしているのかもしれない。

そんな中で、最近は、昔のレコードにどっぷりはまり、中古レコードのオークションを覗いている自分を見ると、技術先行の革新派が叫ぶほど、世の中なかなか変わらないのかなとも思う毎日です。
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JAZZには、やはり「SWING」がなければ・・・

2006-08-27 | JAZZ LIFE
先日テレビで「スイングガールズ」を観た。
話題になっていたのは知っていたが、見逃していたままになっていて気になっていた映画だ。

我々世代の学生時代に流行っていた青春物の現代版と思うと、ある意味懐かしくも思えた。

この映画のお陰で、BIGBANDが見直されたと聞いたが、はたしてファンとして定着した人はたくさんいるのだろうか。
BIGBANDファンとしては、ファンが増えて素晴らしい演奏をするバンドが増えると嬉しい。ビッグバンドはやはりライブの迫力がたまらない。

この映画を観て、色々思うとことがあったのが、竹中直人演じる数学教師。
自分の小学校時代の音楽の先生。今を思えばJAZZ好きだったのかもしれない。
学校の授業でレコード鑑賞の時、良くクラッシック以外の音楽をよくかけていた。「アメリカンパトロール」が印象的だったのを今でも覚えている。
多分グレンミラーだったのだろう。

自分も、JAZZをかなり聞き込み、フルバンドに興味を持った。
その時、「サックスが吹けたらいいな」と、一時チャレンジしたことがあった。
まさに「数学講師」と同じで、まったくものにはならなかったが。
いたく共感を覚える。

また、オーディオとリスニングルーム。
これは「雰囲気の良い部屋、いい音で、そして大音量で」。JAZZファンであれば誰もがあこがれるものだ。

映画の中で、彼が自慢のコレクションの紹介に、先日、このブログで自分の紹介した一枚が入っていて、思わずニンマリ。

少し、「スイング」を聞きたくなった。
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アナログレコードを聴くには交換針が必要だが・・・・・

2006-08-26 | JAZZ LIFE
アナログのレコードを最後に買ったのはもう何年前だろう。
CDが出始め、知らず知らずの内にだんだんCDを買う方が多くなり、いつの間にか新たに買うのはCDだけに。

学生時代から買い求めたレコードの枚数はかなりの数。しばらくの間は、レコードを聞く機会も多かったが、これもいつの間にか聞くのはCD中心に。
ついに、レコードに針がかかるのは、年に数回になった。
中身の音楽はレコードであろうとCDであろうと変わりがないのだが。

そして今年の5月、このブログを始めたことをきっかけに、レコードを聴くことが再び多くなった。しばらく、埃をかぶっていたプレーヤー(GT2000)も大活躍。30年近く前の電気機器が現役で動いているのも他にはそうはない。

そこで、心配になったのがカートリッジの交換針。
早速、久しぶりにアナログ機器を扱っているオーディショップへ。
ターンテーブルやカートリッジの陳列品数は多い。「まだ、結構アナログも使われているんだ」と一安心。
そして、店員を呼び止め、愛用の「SHURE V15 TYPEⅢの交換針ってまだありますか?」と。

すぐに、返事があった「実はこの前SHUREはDJ用を除いてカートリッジはすべて生産中止になったんですよ。でも、ひょっとしたら、交換針はあるかもしれませんね。見てみます」と奥に入っていった。

しばらくして、「まだ発注リストには品番が残っていますね。一応オーダーかけてみます。」と嬉しそうな顔を。こっちも嬉しそうな顔をしていたのかもしれない。
そして、数日して電話が、「実は、針を含めて生産中止だそうです。在庫もすでに無いそうです。すみません」。呆然。

また本格的にレコードを聴くようになるとは思わなかった。でも、この機種は当時のベストセラーのひとつ。マイナーな商品であれば諦めもつくが。ストックを買い求めておかなかったことを後悔する。

新しいカートリッジを買わなければと思い、今売られている商品のチェックを始める。懐かしい商品で、まだカタログに残っているのがいくつもある。
どれにしようか品定めに入って、はたと気が付いた。
メーカ在庫はなくとも、どこか小売店在庫がないかと。久しぶりに秋葉原でも探索するかという気になって、当たりを付けるためにネットで調べ始める。
すると、通販サイトで見つけました。探していた、交換針を。在庫ありのマークも。
早速、注文。

2日後には、宅配便で無事手元に。
ネットショッピングは日頃良く利用しているが、今回は特に、便利というより、有り難かった。
ネット社会の素晴らしさを改めて実感。
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JAZZ FROM NEW ORLEANS

2006-07-17 | JAZZ LIFE
JAZZの発祥の地は、ルイジアナ州ニューオリンズ。昨年の台風で、このJAZZの歴史の街が大打撃を受けたのは記憶に新しい。ミュージシャンが職を失った話は直後に報道されていたが、きっとJAZZに関わる多くの「歴史」が消失してしまったであろう。残念。

このニューオリンズで、19世紀末から20世紀初頭にかけて黒人と白人そしてクリオールの音楽文化、ブルース、ゴスペル、ブラスバンド、そしてヨーロッパの伝統音楽が一緒になりながら、JAZZが生まれていった。
ちょうど第一次世界大戦が始まった1914年頃からJAZZバンドといわれるものが生まれてきたらしい。

それでは、その演奏が始めて録音されたのはいつか?
1917年のORIGINAL DIXIELAND JASS(JAZZではなくて) BAND の録音が始めてのJAZZレコードといわれている。

その時の史上初のJAZZ録音の2曲が収められているのがこのアルバム。JAZZを聞き始めた頃、こんなレコードも買ってみました。

まさにDIXIE創世記の音そのものである。
ライナーノーツによると、このビクターの録音より前にコロンビアで録音されていたがお蔵入りに。このビクターの録音は100万枚を売上げたそうだ。

新しいものは何が流行るか分からないのはいつの世も同じ。

Dixie Jazz Band
Livery Stable Blues
この2曲が1917年2月26日、史上初のJAZZの録音
Skeleton Blues
Tiger Rag
Sensation Rag
Bluin’ the Blues
Mornin’ Blues
Clarinet Marmalade
<ORIGINAL DIXIELAND JASS BABD>

Astoria Strat
Duet Stomp
Damp Weather
Tip Easy Blues
<JONES&COLLINS ASTRIA HOT EIGHT>

She’s Cryi’n foe Me
Everybody Loves Somebody Blues
<NEW OREANS RHYTHM KINGS>

Ain’t Love Grand
Alligator Blues
<JHON HYMAN’S BAYOU STOMPERS>

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ジャケット買い

2006-06-23 | JAZZ LIFE
JAZZのレコード(CD)の買い方には色々ある。
昔JAZZを聞きまくっていた頃、雑誌やJAZZ喫茶で中身を吟味・確認して買いに行くこともあったが、

・ミュージシャン(リーダー、共演者)
・レーベル
・プロデューサー
・曲
・録音
・編成(ソロ、デュオ、コンボ、ビッグバンド)

をきっかっけ、手掛かりとして、中の演奏を想像して買うことも多かった。

掘り出し物を求めて、レコード屋をはしごして、JAZZの棚を片端から見て歩いたものだ。
そんな時、あまりメジャーなレーベルや、ベストセラーアルバムではなく、「当たりの一枚」を見つけた時の嬉しさは何ともいいようがない。
幻の名盤ブームと云われて、そんな珍しい一枚が中古でもプレミアムがついたりしたこともあった。

時には、何の予備知識も無く「ジャケットの良さ」だけで思わず買ってしまったものもある。不思議と「外れ」が少なかったように思う。

これも「レコード時代」の買い方であり、CDになってジャケット買いは間違いなく少なくなった。
さらに、ネットの通販で買うようになると、ジャケットのデザインは不思議と記憶に残らない。そもそも検索で選んだCD以外は、ジャケットも見る機会が減ってしまう。
最近では曲自体をネットからダウンロードの時代になり、ジャケット自体が無くなってきた。間違いなく「ジャケット買い」は死語になってしまう。

今の時代便利さ・効率だけを追求しているために、これまであった「偶然の出会いのような楽しみ」がひとつずつなくなってきているのも現実だ。
ネット上のバーチャルな世界が広がれば広がるほど、アナログでリアルな世界が反対に見直されてきているのは、単に昔を懐かしむ郷愁だけではないと思う。
「ジャケット買い」がネットの世界でもできる世の中が来ることを切に願っている。
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アナログレコードプレーヤー

2006-06-16 | JAZZ LIFE
先日、会社の引退した先輩のOB会があった。
団塊の世代よりもひとまわり上、日本の高度成長を支えた先輩の方々だ。
仕事に趣味にボランティアと、皆さん現役の時以上に元気である。
今、まだ現役の団塊の世代が、あと10年経ったとき、果たして同じように元気かどうか、全く自信がない。
今を大事に生きよう。

一次会が終わった後、JAZZ好きの先輩から、「久しぶりにJAZZでも聞きに行こうか」と誘われた。
有楽町から少し新橋よりに行った、ビルの地下に「JAZZ COUNTRY」という昔ながらのJAZZ喫茶が残っていた。
30年前と同様、まだアナログLPレコードをかけている。
懐かしい、JAZZ SOUNDである。

ターンテーブルを見ると、YAMAHAのGT2000。



自分のプレーヤーと同じである。
このブログを書き始めて、埃をかぶっていた我が家のプレーヤーも大活躍である。

40年以上前のレコードを聞きなおして、当時の録音の素晴らしさに改めて感動を覚えている。CDのデジタルサウンドの音の良さもあるが、JAZZはやはりアナログの良さが合う。
スクラッチのノイズは確かに耳障りであるが、これもJAZZ SOUNDの内。
もっとも、最近は針のないレコードプレヤー(レザー・ターンテーブル)なるものがあるらしい。
一度、どんな音がするのか聞きに行ってみようと思う。
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GEORGE LEWIS IN CONCERT

2006-06-10 | JAZZ LIFE
ディキシーランドJAZZに興味を持ち色々聞き始めると、すぐにニューオリンズJAZZなるものに出会った。

同じ楽器の編成で、同じ曲を聴いても、ディキシーが管楽器の輝きがあり、都会的な楽しさがあり、街の賑やかさを感じるのに対して、ニューオリンズJAZZは、体の奥底から搾り出される肉声のような楽器の響きで、裏町の物悲しさを感じる。
JAZZがやはり黒人の生活の中から生まれてきたことを実感する。

ニューオリンズで生まれたJAZZがミシシッピー川を登り、セントルイス、シカゴ、そしてニューヨークへと都市の音楽へと育っていく中で、JAZZを生んだミュージシャンはニューオリンズでコマーシャリズムの中へ流れて行ったJAZZから離れていった。
伝統を守ったままで。

ちょうど第2次世界大戦が終わりを告げる頃、JAZZのルーツをたどる動きが始まった。そして、戦後、JAZZの世界を離れていたミュージシャンが次々と現役に復帰してきた。いつの世でも同じで、突然「伝統芸能」が見直されるように。

GEOGE LEWISもその中のミュージシャンの一人。
独特の音色と独特の奏法でJAZZ発祥の時の音色を現在に蘇らせた。

このアルバムは、54年の有名なオハイオユニオンコンサートの直前に録音されたライブ。復帰をしたばかりの頃の溌剌とした演奏が聴ける。

曲は、いずれも有名な曲ばかりであるが、バガンディーブルースのルイスのクラリネットは秀逸。ルイスの珍しいオリジナル。リズムだけをバックに哀愁を込めたクラリネットがフィーチュアされる。彼が本業ともいえる波止場で沖仲仕をやって怪我をした時に、仲間を自宅呼んでこの曲を演奏してクラリネットをまだ吹けるかどうかを確かめたとか。彼のクラリネットへの想いがこもっている。

「世界は日の出を待っている」は昔大晦日のリクエスト番組で必ずかかった曲だ。
ローレンスマレロのバンジョーのショーケース。ボーカルそしてアンサンブルに続くマレロのソロと、ピアノとのパーネルとの掛け合いは否が応でも盛り上がる。

カレドニアはお馴染みウディーハーマンのヒット曲。古い曲だけでなく、新しい曲も積極的に取り入れているが何の違和感もない。

どんなスタイルのジャズでも不朽である。そして、このアルバムはいつの時代にも生き残る好例だ。


1. PANAMA
2. TIN ROOF BLUES
3. WHEN THE SAINTS
4. LORD,LORD,LORD
5. BURGUNDY STREET BLUES
6. THE WORLD IS WAITING FOR THE SUNRISE
7. CALERONIA

 GEORGE LEWIS (cl)
 JIM ROBINSON (tb)
 AVERY HOWARD (tp)
 ALTON PURNELL (p)
 ALCIDE PAVAGEAU (b)
 JOE WATKINS (ds)
 LAWRENCE MARRERO (bjo)

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DUKES OF DIXIELAND VOL.3

2006-05-27 | JAZZ LIFE
VILLAGE STOMPERSに触発されて右も左も分からない中で、始めて買ったJAZZのレコードである。
このバンドはニューオリンズ出身のアストン一家を中心として、1949年に本格的にデビューした。伝統的なニューオリンズJAZZの良さを身につけているディキシーランドJAZZバンドだ。

SWEET GEOGIA BROWNに始まり、ディキシーの有名な曲が収められている。ブルース、ラグタイム、ホンキートンク、あるいはトロンボーンのスタッカートプレーや、サブトーンを中心としたクラレネットプレーなど、さらにMY BLUE HEAVENなどのボーカルもありで、JAZZの歴史の中の様々なスタイルが織り込まれている。全体としては「白人の楽しいディキシー」である。

このアルバムは。AUDIO FIDELITYというレーベルから発売されているが、ここは1957年に始めてステレオレコードを世に出したレーベルである。1960年代初頭の録音で、ステレオのワンポイントマイクで録音されたと記されているが、音質、バランス、ダイナミックレンジ、各楽器の再現力どれをとっても、秀逸である。レコードの音質がすでにこの時代から完成度が高かったことを再認識させる一枚でもある。
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JAZZとの出会い

2006-05-21 | JAZZ LIFE
1963年、東京オリピックの前の年、その年は大きな事件が続いた。
国内では三井三池の炭鉱事故、鶴見の列車事故。そして海外ではケネディーの暗殺。それも11月に立て続けに起こったのを覚えている。

音楽界では、あのBEATLESが2枚目のシングル“Please please me”を出し、初アルバムを出してヒットチャートを独占し始めた年だ。
そしてPPMの「パフ」に代表されるようなフォークソングが復活した年でもある。

そんな中で、普通のポピュラーとはおよそ趣が違う曲が一時チャートの1位を続けた。
VILLAGE STOMPERSの「ワシントン広場の夜はふけて」である。
バンジョーの軽快なリズムに合わせて、管楽器が絡み合いながらメロディーを奏で、楽しそうでありながら、何故か物悲しさも感じる曲であった。
他のチャートの曲を聴いても、似たような雰囲気の曲は皆無だった。

今のように簡単にインターネットで物を調べることができる時代ではなかったので、書物や雑誌を見ながら、それがディキシーランドJAZZとFOLKの流れということを知り、そのルーツを探索することとなった。
自分の「JAZZ」と「SWING JOURNAL」との出会いである。

興味を持つのに、何がきっかけになるかは分からない。そして好きになると色々な事があっても、新たな楽しさをいつまでもこだわりを持って追求し続けるのが自分の性分。
恋愛と同じだ。きっと一生付き合い続けるであろう。
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