昨日は女房御一行が生まれたばかりの甥っ子に会いに行くとのこと。よって私は久しぶりにフリーで、最近の趣味になっています近辺の旧家巡りへ。
昨年11月の宮津市「旧三上家」、今年3月の与謝野町「旧尾藤家」に続きまして、今回は京丹後市久美浜町の「旧稲葉家住宅」、正しくは「豪商 稲葉本家」へ行ってきましたよ。
ここ稲葉本家の建物はとにかく凄い！最大の見どころは家柄と経済力が象徴される土間と居間による一体的な吹きぬけの大空間。けやきの柱と松材の太い梁を井桁状に組み上げた豪壮な木組みに圧倒されます。
稲葉家の家業は江戸時代「糀屋 こうじや」で、その後、日本海沿岸貿易や金融業で隆盛を極め、近世では町長、国会議員、銀行頭取などを歴代当主が務め、特に久美浜～豊岡間の鉄道開通実現には多大の私財を注ぎ込み、自家の繁栄のためばかりでなく町の発展にも努力を惜しまなかった。これを顕彰して第13代稲葉市郎右衛門像が敷地内に建立されている。
また、陶芸やお香を楽しんだり、喫茶、食事処などもあります。稲葉家名物「ぼた餅」はおすすめ！
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