今日は快晴です。本当に気持ちの良い朝でいつもより早く出勤しております。
さて、昨夏の焼酎から始まり今春のビールに至る酒類価格値上げの動きは、ついに日本酒にまで波及し始めています。当店取扱い蔵の内、既に山口県旭酒造さんの獺祭は４月より、茨城県須藤本家さんのラインナップも５月より価格値上げとなります。両蔵とも高精米の純米吟醸酒のみを造っていますので、それ以外に量産するアルコール添加普通酒を含む製造コストの分散によるコストダウンが不可能なのかもしれません。ただし獺祭さんの場合は原油高によるコストアップというよりも酒質アップによる価格改定です。かたや、大手ナショナルブランドは上撰と称する１升瓶価格１２００円をきるところも出始めました。パック酒は大容量にて激安価格です。我々世代の生活スタイルの中での飲酒は大容量サイズを買い置きしてまでの量は飲まないものと思われます。高くてもおいしいお酒を少し飲むことに満足感を感じる人が今後増えるのではないかと。価格が上がっても、皆さんがそんなお酒に価値観を見出してくれるように頑張りますね。
