山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

今晩の山賊食堂は中華風

2014-07-21 18:45:14 | グルメ

今晩は。月曜日の夜は私が料理当番で、「山賊食堂」は開店中である。冷蔵庫の中には血抜きをしたレバーがあった(あることは知っていた)ので、レバニラ炒めにした。レバニラ炒めには貧しかった学生時代の思い出が詰まっている。私は高校まで、家から通ったので外食というものをほとんどしたことがない。岩手大学に合格し、宿探しに長兄と盛岡に来たとき駅前の食堂でおそらく「親子丼」を食べた記憶がある位だ。それ以外では小学校入学式の日に、学校から下がったところにあった食堂で支那ソバを食べたのを覚えている位。岩手大学の同胞寮に入寮が決まり、寮の仲間と高松の池の入り口にある中華料理店でニラレバ炒め定食なるものをはじめて食した。記憶は定かでないが、当時の値段は300円位ではなかったろうか。もっと安かったかもしれない。おふくろの味しか知らない私にとっては、この世のものとは思えない位美味しかった記憶がある。今盛岡にいっても当時の店はない。私たちの学生時代は、学生というものは貧乏が当たり前で、人の食べたラーメンの汁で飯を食う強者いたし、実家から送ってくる米を目当てに毎日食事に来る同級生もいた。レバニラ炒めをつくるたびに、あの頃のひもじさを思い出してしまう。でも、何か熱く燃え、腹を減らして走り回っていたあの頃が懐かしい。


『弓張ノ月』居眠り磐根江戸双紙46=佐伯泰英著

2014-07-21 12:23:45 | 読書

居眠り磐根江戸双紙シリーズ第46巻『弓張ノ月』を読んだ。天明4年(1986年)、弥生24日未明、麹町の佐野善右衛門邸を見張る霧子は、屋敷内の不穏な気配に胸騒ぎを覚えていた。意を決して邸内に潜入した霧子は、佐野が松平定信に借り受けた刀を携え登城することを耳にする。佐野が何らかの行動をすると感じた磐根は、奉者番速水左近への書状をしたため霧子に託す。速水は急きょ登城することになり、家臣の一人として元御庭番の弥助が同行し、探りを入れる。佐野は若年寄田沼意知に切り付け重傷を負わせ、結局死に至らせる。この結果老中田沼意次の支配が揺らぐのを感じ、磐根の弟子辰平と利次郎に新しい道へ進むことを指示する。尚武館坂崎道場と田沼意次のたたかいに決着がつきそうな予感がする。7月に発売された本だが、購入して一気に読んでしまった。いや、読ませられてしまった。いや~面白い!


ホッケの昆布づけ

2014-07-21 07:31:21 | グルメ

7月21日。おはようがんす。今朝も霧交じりの雨。そろそろ天候が回復しないとな~と思っている。昨日は午前中、薪づくりをした。「ハセ」用のカラマツ材が古くなって、小屋の中でだいぶいたんでいるのを約30㌢の長さに切りそろえる。使用するチェーンソーの整備をしてもらったので、作業は快調だった。自分で目立てはするようになったが、やはりどこか不十分で、切れ味が悪くなると付け根の部分で伐るようになるのだという、そのために異常な減り方をしていたのを直してもらった。この人は、部品の交換はできるだけしないで、自分の手で直すことを生きがいにしている人物。普通の修理屋ではやってくれないらしい。田舎にも面白い人物がいるものだと思う。

今朝は、ホッケの昆布づけを焼いたのが出た。材料は真ホッケで昆布入りのタレにつけて乾したものらしい。イオン下田で購入したものだが、味がマイルド美味しかった。その他、ゴボウのゴママヨネーズ和えなどが並んだ。