北方『水滸伝』第15巻『折戟の章』は宋官軍との壮絶な戦いで始まる。宋は水軍も投入し、あわよくば梁山泊の本塞にも攻め込もうとする。梁山泊水軍がこれを迎え撃つ。そして流花塞や双頭山、二竜山なども攻撃の前に危機的な状況が続く。そこで、梁山泊の新しい軍師となった宣賛が北京大名府の攻略を提案し、わずかな将兵でそれを成し遂げることにより、官軍は勅命で撤退し、梁山泊に一時の平安が訪れる。いよいよ最後の決戦に向け、禁軍の総帥・童貫も動き始める。なかなか息詰まるような展開である。
おはようがんす。ついに７月１日。安倍内閣が集団自衛権の行使を可能とする憲法解釈の変更を閣議決定するという。とんでもないことである。私も2012年の総選挙を岩手2区の共産党候補としてたたかったが、安倍首相は内心はそう思っていたかもしれないが、自民党は選挙でこういう問題で国民に信を問うたわけではない。あまりにもでたらめで、公約違反を続けてきた民主党政権に嫌気がさして、自民党を勝たせただけなのである。国民に信を問うこともなく、時の政権が勝手に憲法の解釈をかえるなどということは許されない。憲法を変えうるのは、最終的には国民投票という国民の意志で決められるべきものだ。安倍内閣のこうしたやり方は、まさに「墓穴を掘る」ものになるだろう。いや、そうしなければならないと思う。
とはいっても朝食はしっかりとって、今日も元気にがんばろう。今朝妻は、出来合いのシュウマイがあったのであんかけにした。これがなかなかGoo！