山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『黄金海流』=安部龍太郎著

2014-07-13 07:27:03 | 読書

安部龍太郎著『黄金海流』を読んだ。『黄金海流』は伊豆大島の波浮港の開削工事計画の推進を主軸に据えた物語である。時に1799年(寛政11年)のことであった。伊豆大島は、蝦夷地からの海路を考えるうえで好適な位置にあるが良港に恵まれず、波浮港の開削が計画される。波浮港はもともと湖であったものが、1703年の小田原地震で海とつながり入江となっていたが、水深が不十分なため大型船が入れなかった。入り口の部分の海底を掘り下げれば、将来にわたって海運に役立つ、波浮港の開削計画の骨子だ。この工事を巡り、長谷川平蔵が出てきたり、田沼意知(意次の子ども)の子どもが出てきたりで、なかなか面白い作品だった。安部龍太郎の2作目の長編で、もともとは1991年11月に新潮社より出版されたもの。読んだのは1995年4月出版の新潮文庫版である。


チカのカラアゲ

2014-07-13 07:18:35 | グルメ

7月13日。昨日は台風一過で晴れ渡り、わが町でも久しぶりに暑い一日となった。午前中は田んぼの草刈り、午後は薪づくりでたっぷり汗をかいた。日がくれればビール(もどき?)と行きたいところだが、昨夜からナニャドヤラの練習が始まったのでじっと我慢。道の駅の広場で太鼓をたたいた。この練習が始まると、大野の夏である。

今朝妻は、チカ(ワカサギに似た海の魚)をカラアゲニし、生揚げとズッキーニ、ひき肉の炒め物などをつくった。昨日、薪づくりをしている時にとってきた「地キュウリ」はもろみ和えになった。今朝は曇り空。まず午前中は田んぼの排水のためのセキの部分の草を刈り、道路にはみ出している木を伐ろうかと思う。午後は薪づくりかな?暑い日差しの時は、畑のケヤキの下での作業がGooだ。