北方謙三の『水滸伝』第19巻『旌旗の章』を読み終えた。『水滸伝』の最後の章である。禁軍総帥の童貫は、自分と同等のたたかいをする梁山泊軍を好敵手として同等のたたかいを挑む。林冲の騎馬隊を引き継いだ楊令は、しばしば童貫に接近するが首をとるまでには至らない。梁山泊軍の戦線は打ち破られ、本塞が危機に瀕する中。宋江のもとへ楊令がかけつける。すでに敗戦の事態を知った宋江は自ら命を絶とうとしていたが、梁山泊の後事をたくし、楊令にとどめを刺させ命を終える。まさにその場面から、『楊令伝」が始まるといって良い。北方『水滸伝』が次の世界に話を広げたのだと思う。
7月20日。おはようがんす。昨日は「大雨」の天気予報で、農作業を休んで映画鑑賞に行ったが、雨は降らなかった。午後から田んぼに出かけ、各田の排水口を明け、水を落とした。「土用干し」である。隣りの人の田を見るとすでに水が落としてあった。これから1週間ほど水を入れず、田にヒビが入るようになったころに再び水を入れる。私は岩大農学部で学んだのだが、果たしてどんな効果があるのか、勉強したのかもしれないがまったく覚えていない。ちょうど専門に入るころは学生運動に熱中していて、農学に関することにはあまり熱心でなかったからかもしれない。
今朝の食卓は夏野菜メニューだ。キヌサヤとフを使った卵焼き、ホウレンソウの白和え、レタスのソテー、魚は塩サバ、味噌汁はシジミ。かなり健康的なメニューだ。
今日わが町では、種市ウニ祭りが開かれる。9時30分から種市にある海浜公園が会場だ。議員である妻は来賓として出席するようだが、私は、引き続き薪づくりで汗を流す。調子の悪くなったチェーンソウを整備してもらったので仕事がはかどるだろう。午後からは共産党の活動の予定。安倍内閣打倒へ、仲間を増やす仕事だ。