青川の里 ~付知川 鮎釣り日誌~
青川(付知川つけちかわ)の里、岐阜県中津川市田瀬地区から鮎釣りや川のこと、地元情報などを。オフにはワカサギ、アマゴ情報も
 



今日は朝からシトシトと弱い雨が降り続いております。
明日はもっと強く降る予報となっています。

さて、漁協のホームページには変更された稚鮎の放流計画表がアップされておりました。
当初予定では湖産系(阿木川湖産の継代種苗)が1,800キロということでしたが、冷水病発生の問題もあり600キロに減っております。
湖産が減った分は海産系に置き換えているので、当初の予定数量は変わらずの5,400キロであります。
恵那漁協のここ数年の調査では解禁時に掛かる鮎の8割は海産系であることから、湖産を減らしても解禁時の釣れ具合はあまり変わらないと思われます。
より冷水病に強い海産系が増えているので、長い目で見ても良い結果が出るのではないかとすら思えます。
岐阜県水産研究所(旧河川環境研究所)の実験によれば、冷水病が発生した場合の湖産の生存率が2割程度だったのに対し、海産のそれは8割くらいだったとのことであります。
まだまだ根強い湖産信仰がありますが、継代飼育の湖産より、F1の海産種苗の方が良い点はたくさんあるのではないでしょうか。
個人的には湖産系は放流ゼロでも良いのではないかと思います。
今年は図らずもこのような放流状況となったわけですが、どうか今シーズンも良い結果が出ることを祈っております。

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