まさに鰻登り。
否、鮎登りと申しましょうか、今年の長良川の遡上はすごいことになっております。
すでに昨年の実績を越え、100万尾(一つの魚道で)に迫る勢い。
それも例年より1ヶ月くらい早い遡上です。
漁協の放流も必要ないほどではないでしょうか。
さて、遡上が早いのは長良ばかりではありません。
我が恵那漁協の阿木川湖天然遡上も、すでに始まっている模様。
漁協では明日にでも魚道に採補の仕掛けをセットするそうです。
例年と比べて今年が特別に水温や気温が高いとも思われません。
自然というのは不思議な物で、まったく違う場所で同期的に、生物が同じような行動をとることはよくあることなようです。
阿木川湖の遡上がこんなに早く(例年では6月中旬)あるのなら、付知川へも入れれば良いように思うのですが、残念ながら阿木川湖の稚鮎は冷水病を保菌しているとのことで、センター産無菌鮎100%放流の付知川へは絶対に入れられないようです。
でも、単独で阿木川等へ放流すれば、それなりに病気も出ずに成長するので不思議な物です。
まだまだ自然のなせる技は、人間の遠く及ばない物だと言うことでしょうか。
長良川河口堰ホームページ
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