
本日は二十四節気では「大雪」ということでありましたが、雨が降ったりやんだりのぐずついた一日でありました。
さて、岐阜県では「清流の国ぎふづくり」を進めており、県の管理する魚道を毎年点検して魚道の機能確保を目指しております。
しかし、県内に600箇所以上設置された魚道を県職員だけで点検することは困難であるため、フィッシュウェイ・サポーターという制度を作って一般県民の参加を募っております。
自分もこの制度が出来てから参加していて、毎年付知川の魚道を見て回っており、本日行ってきた次第です。
最上流の藤山橋から順に中央橋、桜屋堰堤、秋津堰堤、右岸用水取水口、新田瀬橋と回ってきました。
藤山橋の魚道下流部がかなり洗掘が進み数年前から一部損壊している状況ではありますが、魚の遡上自体は可能であるため経過観察ということでした。
他の4箇所につきましてはキチンと魚道としての機能を確保しているという評価でありました。
しかし、ここ数年来の大増水によりどこも河床の低下が進み、洗掘による護床ブロックなどの流失が目立ってきております。
この傾向は付知川のみならず県内他河川においても同様であります。
私のよく行く郡上長良川の道満の瀬でも二十数年前は頭しか出ていなかった岩が、現在では1m以上露出してしまっております。
これも自然の摂理と言えばそれまでですが、そのスピードが加速していると感じられるのが困った事であります。
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