彦さ淵のお話
「島田橋の少し下流に彦さ淵(彦左淵)という名の淵があるが、あれは昔彦さんという人がある時此所で魚釣りをしていたら、川底から「河童」が出て来て「彦さホーイホーイ」と言いつつ、彦さんの草履(ぞうり)を握って川の中に引っ張り込もうとしたので、彦さんは草履を木の切株にひっかけ頑張ったけれども、とうとう草履と切株と共に引き込まれてしまった。その時の草履は鼻緒の結んである草履であった故それからは川の漁には緒の結んだ物は、はかないという言い伝えがある。」
「田瀬史」より
みなさんもここで釣りをするときは河童に注意しましょう!
私は特に注意しております
名前が名前ですからね
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