青川の里 ~付知川 鮎釣り日誌~
青川(付知川つけちかわ)の里、岐阜県中津川市田瀬地区から鮎釣りや川のこと、地元情報などを。オフにはワカサギ、アマゴ情報も
 



昨日は一日川でしたが、今日は一日山の日でした。
田瀬地域には昔から地区の財産として山を保有しており、山の木を売って得たお金で学校を建てたり道を作ったりしていたということです。
村が町になり現在は中津川市ですが、今でも山の管理運営は地区の人たちで行っております。
昔は年に数回植林や下草刈りなどの作業を住民で行っておりましたが、現在は主に業者に委託しての利用間伐が中心となっております。
それでも役員での林道整備や山の境界廻りなどをほぼ毎月行っております。
で、今日はその境界廻りということで、新米役員として行ってきた次第です。
山の境界ですから道無き急斜面をひたすら登って三界山の山頂(の少し下ですが)まで行ってきました。
午後は尾根伝いに下って下の林道まで笹の藪漕ぎで往生しました。
途中途中で立木の状態などを確認するわけですが、間伐のすんでない林は下の写真のように暗くて地面まで光が入りません。



しかし、きちんと管理して間伐などをすれば樹間に光が入り低木も茂るので保水力も増してきます。



よく山の保水力を上げるために広葉樹を植林する活動が行われていますが、針葉樹林でもきちんと管理さえすればそれは可能だと考えられます。
それは川の安定した水量の確保へ直接影響する話ですので、釣り人も無関心ではいられませんね。
現在、ウッドショックとかで外材が入ってこなくなり、日本国内の木に再び光が当たってきているようですが、山の仕事は急には増やせません。
これからも地道に山を守っていかなければならないと思った山歩きでした。
(追記)
明日の(明後日?)筋肉痛が心配です。






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