乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

いきいき大学 修学旅行 2019 二日目

2019-10-29 | 学習
10/26(土)今日はどちらへ?
朝一は唐津市呼子町「マリンパル呼子」にやってきました


イカ漁が盛んな呼子町
「イカ丸」に乗る前に朝市でお買い物
港の近くには約100年もの間続いてきた「呼子朝市」
石川県の輪島、岐阜県の高山と並ぶ日本三大朝市の一つ
とれたての魚介類や加工品を吟味してお買い上げ


9:30 出港のイカ丸遊覧船に乗船


いざ、神秘の洞窟へクルージング
断崖に釣り人発見


後方のデッキ席から


七つの洞窟が浮かぶ「七ツ釜」が迫る


長い年月をかけて海蝕によってできた柱状節理
玄武岩のマグマが約700~1,000度で固まった後
溶岩が冷えて固まる時にひび割れし、ほぼ六角柱の形になったもの
柱状の玄武岩が積層した断崖


玄界灘の荒波で浸食され
洞窟の中へ10mほど入ると洞窟の天井は神秘の世界


今日はラッキー!


「うねりも低く、静かな海ですよ」とドライバーの声


陸上からも一望できる「七ツ釜園地」には


草原や遊歩道、展望台があります


呼子大橋を眺めながらスピードアップ


出港のイカ釣船を見送り帰港
40分間の爽快なクルージングを楽しみ


唐津市鎮西町名護屋「肥前名護屋城跡」へ


名護屋城は豊臣秀吉の朝鮮出兵に際して
出兵拠点として築かれた城


1592(文禄元)年の開戦から秀吉の死で諸大名が 撤退するまで
7年の間大陸侵攻(文禄・慶長の役)の拠点となり


城の面積は約17ヘクタールにおよび
わずか5ヶ月で築城され当時では大坂城に次ぐ規模を誇り


420年前の石垣がそのまま残る「幻の巨城」


大手門から


周囲には130以上に上る諸大名の陣屋が構築され
全国から20万人を超える人々が集ったとされています


唐津市と玄海町に広がる国特別史跡「名護屋城跡並びに陣跡」


三の丸に入る




わずか7年で廃城となり
再び利用されないように破壊された城の重要部分


「本丸大手門跡」


佐賀県の北端、東松浦半島に玄界灘を望むようにそびえた名護屋城


本丸は東西130m、南北125mという広さに
かつては五層七階の天守が建っていたとされる天守台からは最高のロケーション


豊臣秀吉が築いた巨大な天守は関ケ原の戦いの後
廃城となり破却された
その廃材は唐津城や仙台城に使われたとされる


玄界灘に飛び出す東松浦半島の最も端にあるため
天守閣跡からは壱岐、対馬を眺めることができるが
7年間大陸を手中に収めようと戦った秀吉軍の足跡
夢の跡の不幸な歴史舞台「幻の巨城」
秀吉が見た夢とそれに翻弄された戦国武将たちが残していった陣跡・・・
想像を超える壮大な夢物語


歴史ファンならずともオススメの歴史探訪スポットです
案内のガイドさんは
佐賀ゆめ大学でガイドの資格を得たシニアの方で
我々とはちょっとレベルが違う雰囲気に納得
名護屋城跡に隣接する「佐賀県立名護屋城博物館」は
時間制限でパスになったが必見とのこと
次回の楽しみとしよう

いよいよ最終章
「マリンセンターおさかな村」でイカ三昧の定食ランチ
あれこれと海の幸のお土産も買い込んで帰路となるが
今回は盛りだくさんの学習内容に大満足

「佐賀には何もない」
「佐賀人が歩いた後はぺんぺん草も生えない」と聞くが

意識しなくとも必要さえもないくらい
あらゆるものに対応可能な佐賀の豊かな生活環境が
「何もない」という言葉になったようです
堅実かつ先進的な佐賀の歴史を肌で感じる旅となり大成功!
また、バスガイドさんのガイドは元より、爆笑の漫談に抱腹絶倒!
お笑いライブで楽しい修学旅行となりました。。。




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