乙女の靴音

    
    〜 一歩・二歩・山歩 〜

  
          

大崩山(おおくえやま)

2014-10-30 | 登山
10/29(水)九州最後の秘境は・・・

夜空に星が煌めくころ
祝子川のリズムに誘われるように眠りにつくも
夜間も登山口に向かう車の音響にうつらうつら....

茶屋の朝、女将さんの計らいで早めの朝食を済ませ
6:05 ここから4k先の上祝子登山口へ

駐車場には既に十数台あり、ロングコースの出発は速い
6:30 いよいよ、入山となる



朝日に照らされ目覚める山肌



祝子川の美しい渓谷沿いに25分



大崩山荘着、中は広くて立派



大崩のルートはこんな箇所ばかり



7:20 分岐を湧塚尾根コースへ入ると
祝子川の徒渉のはずだが・・・



天を刺す小積ダキの岩峰が見え



いつの間にか三里河原ルート?
一枚スラブの五葉ダキの上で
5万分の1の地図で確認するも大崩山では役に立たない



8:20 視界が開け遠くに小積ダキ
後続もなく



秘境の渓谷、清流の三里河原を朔行
このコースのルート案内は皆無
赤いテープを追いかけて右岸から左岸へ何度か徒渉



モチダ谷と出会う



連続する滝が美しい



原生林は落ち葉でルートを見失いそうになる
城主は不明瞭な箇所に赤テープを貼る余裕



この辺りで、10数名のパーティーに出会う
昨日、美人の湯でお喋りした方々にご挨拶



七日巡り岩を左手に詰め



稜線に出て「上わく塚」に到着



11:00 茶屋のおにぎり弁当でランチタイム



頂上まで行ってみよう!



眺望は抜群



りんどうの丘には先程の賑やかな団体が見え
大きく手を振り合図する



眼下に「中わく塚」



ヤッホー!!



岩峰がそそり立つが紅葉はイマイチ



ここで遊びすぎて山頂はパス決定
見晴らしもなく誰も行かない様子



りんどうの丘へ寄って



絶景の大パノラマに感嘆



ここは大丈夫?



多くの人が寛ぐ



12:10 さあ~下山



坊主尾根コースの始まりだよ!



象岩



「小積ダキ」の上から



「下わく塚」



ワクワクの天空ポーズ



ロープや



坊主尾根名物「象岩のトラバース」もスイスイ?



ハシゴが連続する



気を引き締めて行こう



腰が高いよ!



坊主岩(米塚)も見事



「小積ダキ」



眺望も楽しむ余裕



近づく米塚



ハシゴが無い所も激下り



ハーイ!二段三段は当たり前、数えきれないほど
ハシゴやロープで大人の遊びを満喫
これでラスト




ずっと連れ立ったお二人さんに
祝福の拍手で迎えられ



祝子川を徒渉



これ以上ない透明感に吸い寄せられそう



14:45 無事ゴール、バンザーイ!!!



下山同行の大分からの方と東京より遥々お越しの青年に感謝
変化に飛んだ坊主尾根ルートに圧倒され
ワクワク、ドキドキの大崩山の醍醐味を実感

コースタイム 8 時間15分
予定ではわく塚コースのつもりが三里河原に誘われ
ちょっと冒険?
岸辺の美しい秘境は大崩の熟達者ルートだった
夏場の沢登りは最高のコースかも・・・

大崩山は九州一番のお気に入りの山になりそうです
いや、北や南アルプスにもこんな激しい山はありません
日本百名山にも選ばれず、九州最後の秘境は
そっと孤高にあるのがお似合いかも知れない

何度でも行きたい癖になる山?
来春のアケボノツツジも楽しみです

未踏の伝説の山々
鹿納山・五葉岳・夏木山・木山内岳・お化粧山・乙女山
大崩山系の物語を辿るロマンに想いを馳せ

美人の湯で大崩の稜線を振り返りながら
心身を労り、お世話になった茶屋の女将にお礼の挨拶をして
帰路となる.......



長い山行記におつきあいいただいた皆様
大変お疲れさまでした。。。













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