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録画

2017-10-21 11:55:25 | 日記
朝刊は株価欄から読む。次にテレビの番組欄に移る。BS放送のところに好いドラマを発見することが多い。松本清張作品はBSの場合が多い。観たいものはすべて録画してもらうのだが、これがありがたい。私が普通の時間に観るテレビはニュースと株価速報(CNBC)と競馬ぐらいである。将棋も、たとえば先日の森内俊之九段対藤井聡太四段の対局はビデオで観た。

仮に清張のドラマが2時間モノであったりすると、120分続けて観るのは少し疲れる。途中で休憩する。ボンヤリとベランダを見る。ネコのViViが猫タワーの頂上で眠っているのを眺める。そして再び清張に戻る。

BS放送には韓流と銘打ったドラマがいくつかある。リハビリの先生であるC子さんは韓国が好きであって、韓国語の教室に毎週通っている。東方神起の大ファンで、ファンクラブにも加入している。C子さんも録画を常用している。韓流ドラマを観るためである。独身で一人暮らしだから、夜になってビールを呑みながら、録画を観るのだろう。

録画のもう1つの勝ちはCMをとばせることになる。CMの時間になったらリモコンの早送りのボタンを押す。各種のCMはどんどん走って行く。保険が走る。サプリが走る。ヘア・ウィッグが走る。快足で走る。普段、こんなにたくさんのCMを観ているのだろうかと驚いたり感心したりする。

私は夜の7時過ぎには寝床に入る。早寝の方だろうと思うが、同年配の友人に聞いてみても、8時に床に入る男たちは少なくないようだ。不思議だが、老女たちは男たちよりは遅寝のようだ。だから、夜のテレビは、ほとんど観ない。いや、ほとんどと言うより、すべてという方が正しいだろう。そういうこともあって、録画が無ければ、好きなものは観られない。そうそう、ミステリーだけでなく、「ドクターX」も最近は観るようになった。昼寝の少し前に米倉涼子さんを観る。何日も前に放送されたものである。

2017-10-21 11:47:20 | 日記
祖父は机の前に座っているのが好きだった。何かを書くとか読むということがなくても、ただ机の前で脇息にもたれてラジオを聴いたりしていた。廊下に長椅子を置いて昼寝をするのが日課だったが、それ以外はいつも机の前にいた。それは70歳を過ぎてからのことであるが、私が幼い頃もそうだった。その机は黒檀製であって、艶光りのする、ちょっと貫録のあるものだったから、祖父にとっては謂わば自慢の品であったのかもしれない。その机は私が受け継いだ。新婚時代のアパートの6畳間で食卓に用いた。4年半前に現在のマンションに転居するまで、何かと便利は存在だった。もう我が家には平机はない。私が腰がダメだし、家人もヒザが万全ではないので、平机には座れない。

平成4年に宅建の資格試験を受けた。場所は神奈川県立柏陽高校の教室だった。スチール製の机だった。いかにも軽そうな感じがした。これでは机を利用したカンニングは難しいだろうなぁと思った。たぶん、小学校・中学校でも同じようなスチール製であろうと想像した。私の中学時代の机は木製だった。すなわち、机の上に文字を書くことが可能だった。中学1年だったか2年だったか、私の机の片隅にはヤ、コ、ア、ナだとかヘイ、カ、ム、センと鉛筆で書いてあった。よほど目をこらさないと他人には見えないサイズであり、仮に見えたとしても、何のことであるかわからないはずだった。ヤ、コ、ア、ナは弥生・古墳・飛鳥・奈良であり、ヘイ、カ、ム、センは平安・鎌倉・室町・戦国である。それだけですべての時代がわかるわけではなく、歴史の試験問題に全問正答できるわけではないけれど、私達はいわゆる〇×式時代の年齢だったから、それらの文字が役立つことは少なからずあった。ま、お守りみたいなものだった。