gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ギャップ

2015-02-21 15:50:56 | 日記
ギャップを漢字にすると、差異(ちがい)でいいのかどうか。人は何か(対象)に会う前に予想を組み立てることがある。そしてその予想と現実に大きな差異があって驚いたり、それがほとんど見当たらずに安心したりするのではないか。 30代の中ごろから複数の同人誌に参加していた。誌上の作品と合評会などで出会う作者に差異があるかどうかがひとつの愉しみだった。実際には作品と人柄が合っていることが多かった。むろん、美人を想像して、それが裏切られるといったことはあるけれど、作品から感じられる雰囲気と、その人の持ち味のようなものは相似することがほとんどで、文は人なり は、本当だと思ったりした。 17歳、高校2年になる春に茨城から東京に転居した。田舎と都会の差異は大きかった。東京の女学生は冬でもスカート姿といった青春譜もあったが、大差なのは娯楽だった。教室で、「おまえ、ボウリングって知ってるか?」などと訊かれても、首を左右に振るしかなかったし、パチンコ店のスケールも違った。学校帰りにみんなで喫茶店に行って、女子店員の品定めをするなんてことも田舎にはなかった。 現在はどうだろうか? 都会と田舎における娯楽のギャップは無くなっただろうか?   

コメントを投稿