20年前の脳梗塞、6年前の胸部大動脈瘤破裂と、この2つの大病のときに、それぞれ約3週間の断酒生活を経験している。20年前は入院の時に禁断症状が出ないかと、ちょっと心配した。アルコホルの中毒状態は手が震えるとか、言語が不自由になるとか、そんな噂を聞いたことがあるが、やはりいちばんの不安は、眠れないことだった。しかし、それは杞憂に終わった。第一に病室という場所では、酒が欲しくないのである。呑みたくなければ余計な症状は起こらない。但し、大動脈瘤のオペの後は強い喉の渇きがあって、頭の中に日本酒の4合壜が浮かんだ。常識的には冷えたビールであるが、その時はなぜか日本酒の冷やしたものに恋した。第二に、病室はいつ眠ってもよい状態であるから、眠気と関係なしにずっと目を閉じていれば、睡眠が充分なのか不足なのか、わからなくなってくる。
16日の腰の手術のために、今日から断酒が始まったが、ノンアルコホルのビールという奇妙なものがあって、それが、タバコのことで言うとハッカパイプのような役目をしてくれる。それを呑みながら、いつもと同じツマミを並べる。念のため、睡眠薬も服む。ま、私のアルコホル依存度は、それほど高くはないようだ。
16日の腰の手術のために、今日から断酒が始まったが、ノンアルコホルのビールという奇妙なものがあって、それが、タバコのことで言うとハッカパイプのような役目をしてくれる。それを呑みながら、いつもと同じツマミを並べる。念のため、睡眠薬も服む。ま、私のアルコホル依存度は、それほど高くはないようだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます