gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

親切

2012-04-29 00:56:45 | 日記
目覚めから蒲団を離れるまでの約1時間の間に頻尿が続いたので、腰痛で通っている近くの病院の泌尿器科へ行った。家人が早めに午後の1番札を取ってくれたので、ラクな気持ちで出かけたが、到着早々、受付のA子さんが申し訳なさそうな顔で、「午前の残りが2人いるので」と説明に来てくれ、それでも30分も待てばいいのだろうと思っていたら、2時過ぎになって再びA子さんが「ドクターが部屋を離れたので、診察は3時になります。大丈夫ですか?」と更に申し訳なさそうな顔で言いに来た。 診察室から離れるというのは、手術室の緊急手助けだろうから仕方がない。 家人と2人で駐車場に戻って車内で雑談してヒマをつぶした。 結局、受診できたのは午後の診療開始から2時間近く経ったときだった。 と、書くと多くの方は、「なんだ。そのぐらい待つのは普通だ」と思われるだろうが、しかしである。もしA子さんが声をかけてくれなければ、私達は車へ戻るどころか、遅いなぁと苛立ちながら、不愉快な時間を過ごしたに違いない。 もしかするとA子さんは腰痛の(整形外科に通っている)私の車いす姿を気遣ってくれたのかと思うが、いずれにせよ彼女の掛け声に、どれほど助けられたか。ただ、「ありがとう」と言うほかになく、またA子さんの、ちょっとした親切が、ほかの多くの患者さん達の救いになっているであろうことが容易に想像できる。そのA子さんは、CMの子役だった大橋のぞみちゃんの20年後を想わせる、どこか茶目っ気のある、明るい笑顔が特徴の、女性である。

コメントを投稿