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ヒャッキン

2020-09-09 10:58:27 | 日記
「最近、借金行ってる?」「うーん、時々ね」「いま、何でもあるから、行くといいわよ」。次女と家人の会話である。先週の水曜日に家人が脳神経外科に行くときに、次女が付き添いと運転のために来ていたのだ。「借金?」、最近の私は当然のことに聴力が落ちている。だから、毎日の家人と長女の家の会話も聞き取れないことが多い。そういうときは黙っている。黙って?の部分を頭の中で考えたりすることもある。しかし、借金とは何事か。我が家のローンは長女が完済したと言っていた。あとは孫達の奨学金のことがあるのか。だが、「行くといい」とは何だろう。結局「ヒャッキン」とは100円均一の略であって、100円ショップのことだとわかるまでに、ナンボかの時間がかかった。

今日、治療に来てくれた重田名人にその話をした。名人も、100均には時々行くらしい。「あそこに行ったら、カゴを持ってはいけません」と言う。カゴを持つとアレコレ欲しくなり、ついつい買いすぎるというわけだ。名人は全盲である。だからすべてが手さぐりになるのだろうが、やはり買い物は楽しいのだ。

この前、家人が100均で極細ドライバーを買って来た。私の拡大鏡(細かい文字を読む際に老眼鏡の上にかける)の縁のネジをしめるためのものだ。パックに4本入っている。100均店が25%取るとして、仲卸があって、製造工場は?・・・と考えていくと、いかにも安いと思えて来る。ほかにも家の中には100均モノは少なくない。いまこれを書いているボールペンが3本で100円、らくがきノートが3冊で100円である。

文字

2020-09-09 10:50:32 | 日記
「左の足が短いのよ」と家人に注意された。何の時だったか忘れたが、私は「夏」の字を書いていた。言われたとおりに直してみると、ナルホドだった。左足の部分をほんの少し伸ばすと恰好がついた。「夏」は好い字だと思った。そのことが、後になって、子供が生まれ、その命名を考えるときの基になった。また、私は四季の中では夏がいちばん好きである。

母の字が好きだった。故意に崩しているわけではないが、流れるような文字だった。もう一人、同人誌で知り合ったY子さんが同じような字体だった。いかにもスラスラと短い時間で書き上げたような印象がある。母もY子さんも大正の生まれである。その時代の女性達はペンの文字を訓練しあのか、毛筆よりペンに移った時期だったのか、ペン字の達筆は女性のオシャレといった流行のようなものがあったのではないかと思いながら、母の手紙、Y子さんからの手紙を読んでいた。

「文字は人なり」とは、よく言われることだ。娘達の分析では、家人は真面目な性格であるようだが、やはり真面目な字を書く。長女は豊かな字だ。「悠」の印象のある好い字である。次女は丸い(円い)感じの文字を書く。見ていると、書くのが速い。ペンが止まるということがない。そんな気がするほどの速度で丸い文字を生み出していく。それらが3人それぞれの人格を表しているかどうかは、「そう言われてみれば」ということになるだろう。

妹は佳い字を書く。明るい作りである。妹の手紙を読むとき、そこに書かれた内容を、いま目の前で話しているような、そんな気になって来る。すなわち、親しみがある。これは将に人柄を表していると思う。

9月6日

2020-09-09 10:43:22 | 日記
台風10号は伊勢湾台湾級だと金曜日の日経新聞に書かれていた。伊勢湾台風は昭和34年のこと。61年前の話だが、当時、東京世田谷にあった我が家は床上浸水の被害に遭った。その時のことは以前に詳述したが、81歳の祖父の生命が助かったことが奇跡だった。全国の死者は5千人を超えた。戦争のことも含め、すべての災害は最後は運だと、私は思うようになった。それにしても、沖縄・九州は再三の風雨災害である。しかも気象庁の発表には、今までに経験したことのないような、という言葉がつく。自分の経験から考えると、まず、高齢の方がいる家庭の大変さが最初に浮かぶ。電気のこともある。伊勢湾の時の我が家は停電しなかった。その軌跡にどれだけ救われたことか。

安倍内閣の終わりの頃の支持率は40%を下回っていたが、次期内閣のそれは60%を超えているようだ。菅新首相の人柄(堅実そうな印象がある)もあるだろう。となると、早期解散アリなのか。呼び名は、コロナ解散か。いや、ちょっと違うな。令和解散かな。

Go Toトラベルの次は、Go toイートと来た。みなさん外食しましょう、ということだ。今日は午前中に娘が大船のマッサージ店へ行き、帰りに鮮魚店経営の鮨店から皿盛りを3つ買って来た。そのネタが好い。値段は訊かないが、持ち帰りはそれほど高くはないのだろう。ツヤのいい中トロなんか、いかにも食欲をそそる。さすが鮮魚店の鮨だ。

不成績だった夏競馬が終わった。「今週はどうでしたか?」「いや、ダメです」、重田名人もアタリが出ていないようだ。秋になれば少しはカンが戻るか。今朝の血圧は131-80。

リモート

2020-09-09 10:35:02 | 日記
家人の姪であるK君(タイちゃん、ボクちゃんの父でもある)はコロナ問題が始まって間もない頃から全く出社していないそうだ。勤務先は大手の電機会社であり、そこの技術部に属している。それでも在宅勤務で仕事は足りるのである。研究、開発に始まって、試行、修正等私は想像もつかない細かい作業の繰り返しがあるはずだ。当然に意見が異なる場面もあって議論が熱を帯びることもあるはずだ。それらがすべてリモート会議、リモート討論で結果を導きだそうとするのだろう。私の2人の娘達もやはりリモート会議で仕事を進めることがあるようだが、二人とも在宅の時期は1カ月ほどだった。今はコロナ以前と同じように出社している。

テレビでリモート結婚式というのを見たことがある。ま、これは、おもしろがっている面があろうかと思うが。リモート呑み会は容易だろう。最も便利なのがリモート見合いではないか。カメラ技術に優れた友人がいれば花嫁候補、花婿候補の七難を隠すとまではいかずとも、少々の難は消せると思う。あとになって実物と会い、こんなはずでは!となることもあろうが、時にはその逆もあるだろう。

リモートなる言葉は、コロナの前はテレビのリモコンぐらいしか(私のような老人は)使わなかった。今では日常用語になっている。思えばコロナは多くの新語を生んだ。3密なんていうのは総理大臣も使う。子供達だって、コロナルールを守っている。教室にソーシャル・ディスタンスがある。かつては遠距離恋愛という言葉があったが、今はリモートラブと言うのか。